【勉強のやる気が出ないとき】行動できない自分を変えるには?

こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。

なかなか机に向かえないことは、勉強中であれば誰でも経験することです。

「成績を上げたいのに...」「近々テストがあるのに...」「課題をやらないといけないのに...」

勉強したい。でも出来ない(/ω\)こんなときの解決策を提案します。良ければ参考にしてください。

【勉強のやる気が出ないとき】行動できない自分を変えるには?

「勉強」という行動をするには、「机の前に座って問題に挑戦すれば、自分は解くことが出来る!」などの自信を持つことが大事です。自信を持てば行動が出来るわけです。

”うまく行動をできる””行動して成果を出せる”「自信」を自己効力感といういいます

自己効力感は、セルフ・エフィカシー(self-efficacy)とも呼ばれています。具体的には下記のような状態です。

  • 自己効力感(セルフ・エフィカシー)が高い状態
  • 「やればできる!」と思える
  • 「勉強すれば成績が必ず上がる。」と思える
  • 「懸命に考えれば、絶対解ける。」と思える
  • 「勉強し続ければ、必ず合格する!」と思える

自己効力感(セルフ・エフィカシー)が高いと、「行動すれば結果を出せる」自信を持ち行動できます。

  • 自己効力感(セルフ・エフィカシー)が低い状態
  • 「勉強し始めても集中が続かない…」と思う
  • 「どうせやっても理解できない…」と思う
  • 「勉強したところで成績は上がらない…」と思う
  • 「努力しても不合格…」と思う

一方、自己効力感(セルフ・エフィカシー)が低いと、「行動しても結果がでない」と自信を持てず行動できません。

自己効力感(セルフ・エフィカシー)を高めよう!

では、どのように自己効力感(セルフ・エフィカシー)を高めれば良いのでしょうか。自己効力感(セルフ・エフィカシー)を生み出す要素は6つあるとされています。。

自己効力感(セルフ・エフィカシー)を生み出す6つの要素

以下に自己効力感を高める6つの要素を紹介します。

  • 達成経験
  • 代理経験
  • 言語的説得
  • 生理的・情緒的 高揚
  • 想像的体験
  • 承認

6つを要素別に考え、自己効力感(セルフ・エフィカシー)を高める具体策を見てきます。

1.達成経験⇒自分自身が何かを達成した・成功した経験

最も重要な要素とされます。成功体験とでも言いましょうか。例えば、勉強した結果テストの成績が上がった経験が挙げられます。

うまくいった経験をすれば、自信がついて自然と次も行動できるということです。

勉強における、個人が出来る具体的な方法を紹介します。

  • 1日の目標を設定し、達成していく

ToDoリストでも構いませんので、今日1日勉強することを簡単に紙に書き出します。あとは実行するのみ、実行できたらチェックを入れたり、印を書いたり、目で見えて”やった感”をだすことがいいです(^^)

ToDoリストも目に見える所定の場所に保管し続けると、やったことの増加量が目に見えて、行動したことを実感できます。

1日の勉強することは達成可能な量に設定するが継続のポイントです。

  • 検定や資格試験を利用する

検定や資格試験で”合格”を勝ち取り達成経験をする方法です。簡単に受験できる検定も多数ありますで、得意分野かつ好きな事に関する試験で成功体験をしてみてください。

「試験への準備」という行動は、勉強する行動を自然と出来るようになるきっかけになります。合格するのは当然、スコアの上昇などもモチベーションアップにつながります。

  • 授業・講義の予習をする

授業を受ける前に少しだけ予習することで、授業内容が容易に理解できる感覚を味わえます

他の人は苦労しているのに、自分は事前準備したことで理解が早い。自己効力感を感じれます。

授業内で行われるちょっとした”小テスト”のようなものがあれば、しっかり準備して高得点をとれば自信にもつながります。

2.代理経験⇒自分以外の他人が達成・成功した経験を観察

自分が行動しようと思っていることを、他人が行動した。自分が達成したいことを、他人が達成した。これを目撃すると「自分もできるんじゃないか。」と思えることです。モデリングとも呼ばれます。

これは、一人ではどうにもなりません。とはいえ、勉強においては、学習する集団の中に飛び込み、同じ志を持った仲間をつくれば、この代理経験ができます

仲間の中には、自分よりも優れた人もいるでしょうが、中には自分よりも明らかに劣っている人もいるでしょう。

もし、自分よりも能力に欠ける人が、勉強して成績を少しずつ上げていることを目撃すれば「自分だったらもっと成績を上げられる」と思えるでしょう。

3.言語的説得⇒自分は能力があると言葉で説得・激励される

周囲の人から、言語によって明確に、勉強し成果を出せると説得されることです。

自分自身で「自分はできる!できる!できる...」と暗示をかけても、なかなか不安は消えず行動に移れません。

しかし、客観的な立場の人からの評価を受けたり、励まされたりすると、素直に「そうかぁ...よしっやってみよう!」と納得して行動できるものです。

自分を応援してくれる環境に身を置くことも考えるべきですね(^_-)

4.生理的・情緒的 高揚⇒様々な要因で気分が高まる

モチベーションが高まる時はどんな時でしょうか。自分が高揚する時を把握する、その行動しやすくなっている状態のまますぐ勉強する。例えば、

  • 軽くジョギングした時
  • この人と会話した時
  • この曲を聞いた時
  • この映像を見た時
  • この時間帯 

など、人は忘れる生き物ですのでメモを残しておくといいです。高揚感を感じている時が勉強のねらい目です。

また、心身が疲弊し落ち込んでいる時は、自己効力感が低く行動しにくいとも言えます。

体調面もメンタル面も整えておくことは、勉強の大前提です。体調管理を万全に(^O^)/

5.想像的体験⇒自分や他人の成功経験を想像する

想像するだけも自己効力感(セルフ・エフィカシー)が高まるんですね。

  • 高校受験⇒勉強した結果、合格し志望校の制服を着て登校している姿を想像する
  • 大学受験⇒勉強した結果、充実したキャンパスライフを想像する
  • 資格試験⇒勉強した結果、資格を活かしバリバリ働き社会貢献している姿を想像する

想像がなかなか膨らまない場合、将来に進むべき所に実際に足を運んでみるといいですね。将来が現実味を帯びますので。

6.承認⇒他人から認められる

行動を認められれば、またその行動をしたくなる。人の真理です。

特に信頼する人から認められると、勉強のモチベーションは高まります勉強をしていることは包み隠さず、オープンにすべきです。

家族などに勉強の進捗度を話すだけでも、気分が楽になりますし、家族からの承認も得られ、自信も持てます。

  • あえて人が見ている所で勉強する

リビングなど家族がいる所で勉強することは、言葉による承認はなくとも、勉強していることが視界に入れば感心されるものです。

あいにく勉強という行動は、人から評価を受けやすい行動です。多くの人が、真剣に学ぼうとする姿を応援したくなるもです。ただ中には足を引っ張るような人もいますので、仲間づくりには注意が必要です。

では、今回は以上になります。

「勉強という行動ができない」のは、自信が不足しているだけかもしれません。6つの要素のうち1つでも満たせば、すんなりと行動できるかもしれません。それでは(^^)/