勉強しよう!と思ったら、○秒以内に始めなさい【やる気は出ない?】

こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。

「勉強しよう!」と意気込んでも、なかなか勉強出来ずに時間が経過してしまった(-_-)そんな経験は誰でもあるのではないでしょうか。

今回は、勉強をやれる人間になるために、実践すべきことを紹介します。

勉強しよう!と思ったら、○秒以内に始めなさい【やる気は出ない】

結論を言うと、少しでも「勉強しよう」と頭に浮かんだら、5秒以内に勉強という行動を起こすべきです

勉強しようと思ったら

5秒以内に行動せよ

これは、「5秒の法則」「5秒のルール」と呼ばれ、行動を起こすときに”5秒カウントして行動する”というシンプルな方法です。

勉強を始め、なかなか行動が起こせない時に、「5、4、3、2、1、Go!」とカウントダウンして即座に行動する。これだけです。

「勉強しよかなぁ...」と頭に浮かんだら

⇒「5、4、3、2、1、Go!」と言ってすぐ勉強開始!

勉強以外でも以下のような、なかなか行動できない時にも適用できます。

  • 朝起きれない時
  • 部屋の掃除や片付けができない時
  • 外出しないといけない時

この「5秒の法則」は、アメリカのメル・ロビンスさんによって提唱されましたメソッドです。

メル・ロビンスさんとは【5秒の法則(5秒のルール)】

  • 1968年生まれ51歳(2019年時点)
  • ミズーリ州カンザスシティ出身
  • ダートマス大学⇒ボストン大学ロースクール
  • 刑事を専門とする弁護士
  • CNNで法律アナリスト(コメンテーター)
  • テレビの司会者、本の出版など
  • 起業家と結婚し3人の子供がいる
※ボストン大学ロースクール
1872年創立した歴史ある法科大学院。
⇒Boston University School of Law

2017年2月に出版した本「5秒ルール:直感的に行動するためのシンプルな法則」で”5秒の法則”が紹介されました。

この本は、Amazonの本が聞けるアプリのオーディブル(Audible)において、「2017 Book of the Year」に選ばれるなど、世界中で読まれ、全米100万部のベストセラーになっています。

出典;Twitter Mel Robbins

出典;Youtube The 5 Second Rule | Mel Robbins
出典;Youtube How to stop screwing yourself over

なぜ、5秒のルールが生まれたのか?

「5秒の法則」の提唱者であるメル・ロビンスさんは、過去にうつ病アルコール依存症で苦しんでいました。

テレビ番組出演が決まり全て仕事を休んむことに。しかしテレビ番組はキャンセルされ消滅。全ての仕事を失うことになります。

さらに、子供の大学への学費、事業の失敗などで経済的に苦しい状態。

目を覚まし、朝食をとり、子供をバスに乗せ、仕事を探すだけの生活。

20年にもわたり抗うつ剤を使用し、朝起きても恐怖しか感じない生活を送っていました

目覚ましが鳴っても、何度もスヌーズボタンを押し、起きれない日が続いていたころ、テレビでロケットの打ち上げを見ることになります。

「5、4、3、2、1、」カウントダウンの後に打ち上げられたロケットを見て、カウントダウン後にベットから自分自身が起き上がることを発見しました。「5秒の法則」のきっかけです。

行動する本能がある瞬間、5秒以内に自分を動かす。

「朝起きる」「お酒を飲まずにジムに行く」など、思い立ったらカウントダウンをしてすぐ行動することで、人生に大きな変化をもたらすことが出来ました。

「5秒の法則」に含まれる5つの要素

「5、4、3、2、1、Go!」と数えて行動に移る。この5秒の法則が内包する5つの要素をおさえていきます。

本能がある瞬間

「勉強しようかなぁ」と思った瞬間に行動しなければならないということです。

心の衝動が少しでもあったら即行動。心が揺れ動き、心が体を動かそうとしたら、5秒以内に体を動かさなければ、あっという間にその衝動はおさまります。

目標に結び付けられらた本能

行動を引き起こす本能は、食欲・性欲・睡眠欲のことではありません。

実現したい目標を達成すべき行動です。

など、目標のある心の本能です。

自分の体を押し出す

行動するために、カウントダウンの最後「Go!」と同時に体を押し出しましょう

5秒以内に行動

「行動しよう」と心の衝動があったら、時間の猶予は5秒です。

5秒後には、自分の脳が「行動しない理由」をつくり上げます。行動しない最もな理由を生み出し、動き出す気力は全くなくなるでしょう。5秒経過した後は動くことは難しくなります。

脳は何度も行動を躊躇させる

「勉強」という行動を躊躇する機会は何度も訪れます。そのたびに、5秒カウントし行動に移り続ける必要があります。

少しでも「勉強しよう」と心が揺れたら、やる気が減少する前に、すぐに行動する。

「5秒の法則」と脳の2つの状態

「5秒の法則」が行動を起こすことに有効な理由として、脳の2つの役割が関係しています。

人は、習慣的な行動をするときは省エネで行動する「自動運転」の状態いつもと違う行動をするとき「非常ブレーキ」をかけたがります

脳の「自動運転」状態

普段している行動をしているときの脳の状態です。例えば、

など、日常で当たり前のように連日繰り返し行っている時の脳は「自動運転」状態です。自然とその行動をしています。

普段と変わらない行動の時は、脳はエネルギーを消費を抑えられるため負担が軽いのです。

一方で普段と違う行動をした場合どうなるでしょう。

脳の「非常ブレーキ」状態

普段と違う行動をしようとすれば、脳に負担にかかります。急ブレーキをかけ、その行動をためらわせます。

新しい行動を容赦なく躊躇させ、考えれば考えるほど行動させないようにします。新しい行動をしようとした時に脳内では下記のようになっているでしょう。

脳にとって「自動運転」状態が居心地がいい。

新しい行動には自然と「非常ブレーキ」がかかる。

新しい行動に対してやる気は起きない

何か新たに行動しようとしても、「非常ブレーキ」がかかるばかりです。

つまり、やる気は起こるものではない

勉強をやろうかなぁと少しでも思ったら、それがチャンス。すぐにカウントダウンをして5秒以内に行動する。

  • やる気⇒行動
  • 行動⇒やる気

やる気がでてから行動するのではなく、行動していくとやる気が湧いていくのです

勉強のやる気を出すことに躍起になるのではなく、勉強することでやる気は勝手に出ていきます。

「5、4、3、2、1、Go!」と言ってすぐ勉強!これの連続です。勉強が習慣化するまではこれを繰り返すことが必要でしょう。

では、今回は以上になります。

少しでもこれを読んで勉強しようと思った人は、カウントダウン後に早速行動してください。それでは(^^)/