こんにちは、「学ぶことは真似ることから」のブログです。
勉強へのモチベーション低下は誰しもあるでしょう。
意欲的な勉強が続けさえすれば、学んだことを身につけ、目標を達成できるのに、なかなかやる気が長続きしない。
意欲が落ちてしまう原因と意欲が落ちないための工夫を紹介します。
勉強の意欲が落ちる原因
実現したい目標が決まった瞬間は、モチベーションが最も高く、時間の経過とともに低下する人は多くいるのではないでしょうか。
これは、人間の脳の仕組みが関係しています。
脳内の神経
脳内の奥に脳幹と呼ばれるところから伸びるA10神経というものがあります。
A10神経はドーパミン系神経とも呼ばれ、刺激されると脳内細胞にドーパミンを放出します。
ドーパミンは快楽の感情や意欲、学習に関わる神経伝達物質です。
つまり、A10神経が興奮するとドーパミンが放出され、心地よくなったりやる気がアップしたりするということです。
勉強の意欲が落ちる原因
A10神経が興奮すればやる気がでて、意欲も湧き、さらなる次への行動もできます。
A10神経が興奮しやすい例を挙げると、
・ゲーム ⇒ミッションをクリアするとお宝をもらえる ⇒敵を倒すとレベルアップする ・商品を購入 ⇒ポイントがもらえる ・人助けをする ⇒褒められる
など、自分が行動したことで、すぐに見返りを得らる場合はA10神経が興奮し、「また同じ行動をしよう」となるわけです。
つまり、自分が努力したことによって、すぐに恩恵が得られると意欲が湧きます。
一方で、勉強はどうでしょうか。
勉強を一生懸命しても、受験日は1年後であったり、テストは数か月後であったり、すぐに「合格」「好成績」などの恩恵を受けられません。
勉強という「行動」と、合格という「報酬」に大きな時間的ギャップがあるのです。
したがって、最初は意欲的であっても、時間とともに意欲は減退していくのです。
試験やテストの日までの日数が多ければ多いほど、脳内にとって、努力の恩恵を得られず、A10神経は刺激されません。勉強の意欲は落ちていきます( 一一)
しかし、工夫することで、意欲を上げることはできます。
勉強の意欲を落とさない工夫
勉強してもすぐには成果はでない、よって意欲が低下する。
これを防ぐには、「絶対合格したい!」「点数を上げたい!」など行動によって得たい報酬を強く望む必要があります。
とはいえ、強い希望は次第に薄れてしまいますので、ただ単に頭の中で考えるだけではなく工夫してみましょう(*’▽’)ノ
勉強の意欲を落とさない工夫を紹介します。
オープンキャンパスがあれば、必ず参加するべきです。たとえオープンキャンパスという開かれた催しでなくても、実施に行ってみることをおすすめします。
実際に自分が行きたい学校を目にすることで意欲を高めることができます。
数年後、数か月後に、自分がこの学校で生活を送るというイメージを膨らませることができ、その後の勉強の向き合い方は全く変わってきます。
自分が通うであろう教室、着るであろう制服、接するであろう教職員や先輩。当事者意識が圧倒的に高まります。
個人的な経験ですが、今一つモチベーションが上がらない生徒が、夏のオープンキャンパスに参加した後、人が変わったように勉強したり、質問をしに来たりします。毎年恒例です。
少しオープンキャンパスに腰の重い子どもは、少し強引にでも連れ行く価値はあると思います。大人の手助けがなければ、子どもは自ら動かないことが多いですので。
さらに、ここでぜひやってもらいたい3つことがあります。
- 学校関係者に個人的に質問する
- 学校オリジナル商品を買う
- 写真をたくさん撮る
1つ目の「学校関係者に質問する」は、通っている先輩や先生に実際の学校生活がどのようなものか個別に質問ということです。
大事なのが「個別に」ということです。
一対一で話すことで、個人的なことも聞け、答える側は、質問者一人に向けた答えをダイレクトに伝えられるからです。
質問に対して、大勢に向けた回答は、抽象的で腑に落ちないこともあります。
やってもらいたい2つ目の「学校オリジナル商品を買う」と3つ目の「写真をたくさん撮る」は勉強していく過程で意欲を高めていきます。
大学などで大学名やロゴが入った文房具や服、家具、飲料等、、、様々なものが大学生協などで売られています。大学のブランド商品のようなものです。
馬鹿馬鹿しいと感じるかもしれませんが、絶対に買うべきです!(^^)!
筆記用具などで自分の生きたい学校名やロゴが常に目に入れば、勉強の目的意識が高まります。
また、親が子どもに目指してほしい学校があれば、お土産として買っていき、子どもに使わせたり、リビングに飾ったり、自然と目にするところに置くことで、子どもがその気になることもしばしばあります。
また、直接学校にいけない場合は、学校によっては通信販売をしているところもあります。一度自分の行きたい、子どもに行ってもらいたい学校を調べてみてはどうでしょうか(*^-^*)
騙されたと思って、「学校オリジナルグッズを使う・飾る」をやってみてください!
行きたい学校の校門、銅像、ロゴ、建物、憧れの学校の先輩との写真など、写真として飾ることをおすすめします。
頭の中だけで、勉強によって得たい恩恵「合格」を思い浮かべるだけでは、意欲は自然を落ちていきます。
そこで、勉強によって得たい恩恵「合格」を視覚的に分かるようにするのです。
自分の勉強の目的を再確認するために、行きたい学校の写真を張ったり、スマートフォンの待ち受けにするなど、よく見る所に設置します。
意欲が低下していってもその写真が目に入ることで、勉強することの意義を思い出せます。学校オリジナルグッズを使うことと同じような目的です。
では、「努力と成果の時間ギャップ」から生じる意欲の低下を、ちょっとした工夫によって防ぐ方法を紹介しました。
「こんなの意味あるのか?」と疑問に思うのは分かりますが、目的を達成したいと強く思うコツの提案です。
万人に効果があるわけではないかと思います。
しかし、1度やって続けて1か月ほど続けてみてはどうでしょうか。
やる前に切り捨てるのではなく、真似をして取り入れ、自分に合わなければ、意欲を上げる自分のやり方を見つければ良いのです。
重要なのは自分で工夫することです。人の提案を自分なりにアレンジしたり。
自分で決めたり見つけたり工夫したりすれば長続きもします。オリジナル意欲を向上法は常に研究していきましょう(^_^)/~