「勉強やめようかなぁ・・・」と思ったら【息詰まったときの対処法】

こんにちは、「学ぶことは真似ることから」のブログです。

勉強をしていると「つらいなぁ・・」「やめようかなぁ・・」「しんどい」「面倒」などと思ってしまうことは誰でもあるでしょう。

勉強の目標が大きく、学ぶ期間が長期になればなおさらです。

「もうやめようかなぁ・・・」と思ったときに考えてほしいことがあります。

「勉強やめようかなぁ・・・」と思ったときに考えること

結論を申しますと、

  • 「過去・現在・未来」に分けて考える

ということをやってみることをおすすめします。

「過去・現在・未来」に分けて考える理由

なぜ、息詰まったときに「過去・現在・未来」に分けて考えることをおすすめするかというと、人間は漠然と考えることは苦手で、何も解決しないからです。

そこで、時間軸を基準にして、3つに分けて具体的に考えることで、上手くいかないことを解決しようというものです。

物事の本質のを見抜くためにも抽象的な思考は必要です。

しかし、悩みを解決したいときは、問題点を洗い出すために、分解して考えた方が解決するための行動に移りやすいです。

時間軸で3つに分解して「勉強やめようかなぁ・・」という怠け心を解決しましょう。

では、息詰まったときの対策として、3つに分け、何を考えればよいか具体的に見ていきます。

「過去」を振り返る

小学生の頃から今までを振り返り思い出す

順を追って振り返り思い出すことを挙げていきます。

1.興味を持っていたこと、強く関心を示していたこと
2.実際に行動していたこと
3.行動の結果起きたこと

まず、好きなことは何だったのか、好きがゆえにとっていた行動は何だったのか、そして行動したことで何が起きたのかを考えます。

行動の結果、さらに深く興味を持ったことで、次にどんな行動を起こしたのか、

あるいは、行動したことによって満たされ、まったく別のことに関心を寄せていったのか、

1~3を繰り返し反復して考えていきます。

小学生の頃より以前は、記憶が曖昧なことも多く、知らないことも多いですので、小学校や中学校に入学し、他者との集団生活がスタートした時期から考えればいいかと思います。

  • 現在に至るまで振り返っていく

小学生からさかのぼり、1~3を繰り返し考えていくと、現在の行動を起こした経緯が見えてきます。

「過去」を考える最大の目的は、「現在の行動に至るまでの経緯を詳らかにする」ことです。

過去を振り返ることで、結果的に「現在」なぜこの勉強をしているか、ということが頭の中で整理できます。

勉強を始めたきっかけや、勉強をする理由・目的が分かるだけでも「勉強やめようかなぁ・・・」という気持ちは和らいでいきます。

「未来」の自分を想像する

次に「現在」ではなく、「未来」を考えます。

将来の理想「どうなっていたいのか」を考える

例えば、シンプルに以下のようなことを、1つ1つ箇条書きでもいいので挙げてみるといいです。

・どのような生活を送りたいか
・実現したいことは何か
・喜びを感じるときはどんなときか

誰でも、自分の「やりたいこと」を実行したいし、実現したいですよね(^.^)

「やりたいこと」をやるのは、決して甘えではないです。

将来は幸福感を感じながら生活を送るべきです。

  • 自分で「自分の本心」を探る

「自分の本音」を、自分自身がはっきりしていない人が多くいます。何をしたいか、どうなりたいのか、何が好きか、これを探し当てましょう。

※「やりたくない」「こうなりたくない」も考える
逆のことを考えてることも悪くないです。
ただし、「やりたい」という積極的なことがないと、
「何もやりたくない」となってしまいます・・・(-_-;)

自分の本心が明らかになってくると、最後に「現在」の自分は何をすれば良いか見えてきます。

「現在」を見つめる

「過去」「未来」を考えたら最後に「現在」に目を向けます。

「過去」から現状を分析し、「未来」を見据え”今”を正す

「過去」の自分を振り返ったことで、「現在」の自分が客観的に捉えられるはずです。

また、「未来」の自分を見据えたことで、「現在」自分がどうあるべきかが明確になるはずです。

「勉強やめようかなぁ・・・」「しんどい・・」と頭に出てきたら、「自分はダメな人間だ」と悲観せずに、

時間軸に分けて自分を客観視することで、自然と今やるべきことに打ち込めるようになります。

行き詰まっている人にも使える【過去・現在・未来の3分割思考】

受験生の子どもや資格勉強中の人などが困っているときにも、この考え方は活用できます。

勉強中の子どもに対して

「勉強めんどいなぁ」「やりたくない」と子どもは自分の気持ちを素直に表現することが多いです。

大人でも、つらいことから逃げいようとしますし、子どもであれば、なおさらです。

こんなときは、一度勉強を中断させ話しをするのが良いです。子どもの場合は少し注意が必要です。

  • 主に子ども自身に過去を振り返えさせる

子どもは将来を見据えることがあまりできないことがあります。

経験値が少ない分、将来が見据えにくいではありますが、豊かな想像力と記憶力は大人以上です。ですから、

「過去」を振り返ることに重点を置く

ということで、勉強をしている理由を整理するのが良いでしょう。

  • 勉強するきっかけを思い出させる(原点回帰)
  • 過去に立てた目標を思い出させる(目標の再確認)
  • 以前の頑張れていた自分を思い出させる(成功体験)

この「原点回帰」「目標の再確認」「成功体験」を認識させましょう。

子どもは「未来」を想像できる

子どもはわずかな知識や経験から、大人が思いつかないような「未来」を頭の中で創り上げることができます。

あまり、大人の「枠にとらわれた考え」を押し付けない方が良いでしょう。

ポイントは、大人は引き出す側で、子どもに話しをさせるということです。

聞き役に徹して、勉強の目的や将来の目標を引き出してあげ、子どもの変化のきっかけを与えましょう。

受験・資格試験中の人に対して

難関の試験になればなるほど、問題の難易度も高いうえに、勉強量も膨大になります。

難関の試験の挫折は、継続できないことでおとずれます(当たり前ですが(=_=))。

勉強の継続性が失われ、次第に勉強しない期間が長くなり、断念することになります。

経済的理由で生活費を稼がないといけなかったり、健康上の理由があったり、家族の世話をしなければならなかったり、やむを得ない事情はあれ、継続が困難になれば勉強の効果はでません。

しかし、継続性を失う理由がどうしようもない事情でない限り、諦めてはいけません。

  • 志した当初の気持ちを思い出すためにも「過去」 を振り返る

さらに、「未来」の成功した自分を想像するために、

将来の目指す場所に行ってみる
 同じ成功体験をした人に会ってみる 

など、「未来」の成功した姿を想像する行動をして、モチベーションを上げる。

サポートをする側の人は、こうした「未来」に期待できるようになる機会を準備して、挑戦する人を応援しましょう。

今回は以上になります。

「勉強をやめようかなぁ・・・」と思ったたら、時間軸で「過去・現在・未来」と3分割をして、自分の行動と気持ちを客観視する。

もし、ネガティブの気持ちが出始めたら、嫌々勉強し続ける前に、意欲を取り戻す1つの対処法として参考にしてください。