こんにちは、まねこです。
進学する人にとって受験勉強は避けては通れません。
大学受験であれば、共通テストと個別試験、AO入試、推薦入試などの対策が必要です。高校受験や中学受験、早い人は幼稚園から受験を経験します。
学校は、定員が限られているため、一律にテストをして入学者を決めるのが一般的です。
このテストに向けた勉強で何を得られるのでしょうか。合格するためだけの勉強には、価値はあるのでしょうか。受験勉強で得られることと、学んでおくべきことについて個人的な考えを書いています。
受験勉強で得られることは?【高校生までに学んでおくべきこと】
受験で得られることは?
まず、義務教育の段階での受験勉強で得られることは何かぼんやりと考えました。
大学に進学をすることを前提に考えたとき、大学の進学率の高い中高一貫校や高校に行けば、大学に合格する可能性が高まります。極端なことを言っていますが(´・_・`)
いわゆる進学校で勉強すれば、環境面で以下のようなメリットを受けられます。
環境によって人はつくられる、と考え、行きたい大学があれば迷わず受験勉強に傾倒していいでしょう。
子供が社会に出てから求められる「資質・能力の三つの柱」を、受験を通してより高められます。
受験を突破するためには、テストで出来る問題を増やす必要があります。
出来ることを増やそうと、日頃から難題に挑戦することで、上の3つが自然と高まっていきます。算数・数学や国語など教科ごとの受験勉強で得られることは、少なからず実社会に役立ってきます。
例えば、薬剤師などが行う調剤では計算力や数学の力は役に立ちます。コンピュータがあるとはいえ、データを読んだり、数式の意味することを自分で考えられたり、微分積分や統計学の見識が必要とされます。
また、お菓子の商品開発では、どういったものが求められるか「マーケットニーズ」を考える必要があります。市場調査をしてデータ分析を行う数学的な考えだけでなく、他者の気持ちを考えることは国語を通して身につけることもできます。
3つ目は、義務教育の段階だけでなく、大学受験にも通ずることかと思います。
受験勉強は、合格という大きな目標に向かって、自分で計画し、実行し、修正・改善し、また計画し直し、、、これを何度も繰り返して勉強していくことになります。
これは、受験勉強以外にも当てはまることです。
新しい挑戦をするときは、何度もトライ&エラーを重ねることになります。根気強く繰り返したり、改善したり、諦めず学び行動し続けることが必要になります。
仕事やプライベートで上手くいかないときは、何が問題か課題を見つけて、改善策を講じ、また課題に立ち向かっていくことで事態を好転させることができます。
受験勉強で、一度”学ぶ”ことを経験すれば、生涯にわたって何事にも”学ぶ”姿勢で臨めます。
たとえ、受験勉強で得られる知識が重要でなくても、受験勉強で”学ぶ”ことそのものが、何よりも価値のあることだと考えています。
高校生までに学んでおくべきこと
「勉強する目的が”受験に合格すること”」と考えて勉強する人は、少なからずいるでしょう。
これで上手くいく人もいれば、上手くいかない人もいるかな、と思っています。
大半の受験は、多くの科目の勉強が必要です。中学受験は4教科、高校受験は5教科、大学受験はおおよそ8科目。他にも色んな受験形態がありますし、受験校によっても違いますが(・ω・)
あらゆる科目をバランスよく得点することが合格への近道。合格するためだけを考えると、1科目満点よりも、全科目8割とれた方が有利。
この受験勉強の価値観を捨てられる人は、大学に入っても学ぶことに充実するでしょう。
大学は、1つのことを特化したり、1つのことを多角的に考えたり、答えのない問題に自分の考えを論理的に述べたり、と受験とは異なる面があります。
大学と高校で学ぶことが繋がっている分野もありますが、受験を勝ち抜くための勉強とはほど遠いと考えています。
テクニックを覚えて、受験を乗り切ろうとすることでも、合格は望めるでしょうが、精神的に削られ、学ぶことがつまらなくなり、大学で勉強しなくなるでしょう。
合格を目指すためだけの勉強はあまりお勧めできません。受験科目以外にも、高校生までに学んでおくべきことはたくさんあります。とはいえ、学校や塾では学べないこともたくさんあります。
例えば、お金のこと、ディスカッションの技術、実社会の最先端のテクノロジー、などなど。これらの知識は実社会で直接的に必要になってきます。
オンラインや通信教育を活用することで学ぶこともできますので、3つ紹介します。
入試だけでなく、社会や将来につなげる下記の3点の学びが可能です
従来の教科の枠を超えた社会的な内容を取り上げ、オンライン・ディスカッションや講義、確認問題を「協働学習」「探究学習」「個人学習」通して学びます。
具体的に過去に取り上げられた学習テーマを少しだけ紹介します。
経済・学校・仕事・社会・起業の5つのテーマで、正解がひとつではない問題と向き合う講座です。
21世紀スキルを網羅的に扱い、ワークシートをもちいてブレインストーミング、ロールプレイング、ディベートを行うアクティブラーニングとしても活用可能です。
参考までに下記に動画を2つ紹介します。
プレゼンテーションの技術を上達させる方法や、その科学的根拠について学ぶ講座です。
プレゼンスキルが必要な理由や構成要素、アイデアの出し方や考え方、ビジュアル・データの見せ方、聞き手の心をつかみ、つなげていく方法などを扱います。
3種類のアプリを作り上げていくことにより、自然とプログラミングに必要な技術を学ぶことができる講座です。
Xcode・アルゴリズム乱数など、基本的な内容を学んでいきます。
1つのウェブサイトを作り上げていくことにより、自然とプログラミングに必要な技術を学ぶことができる講座です。
HTML・CSS・BootStrap・レスポンシブデザインなど、基本的な内容を学んでいきます。
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では、今回は以上になります。それでは(^^)/