学校での勉強が全てではない【高校に行く必要性~通信で学べる~】

こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。

日本の学校教育は6・3・3・4制です。小学校6年間、中学校3年間、高校3年間、大学4年間。

戦後から長らくこの区分で教育が行われてきました。

現在に至るまで、区分の見直しや改革が検討され、高等専門学校(5年間)、中等教育学校(6年間)などもできたものの、多くの子どもは小・中・高と進み、就職、あるいは大学進学を目指しています。

義務教育では、友人とともに授業を通して”生きる力”を培います。学校教育の良い点と悪い点を考え、今後の学ぶ手段を考えていきましょう。

学校での勉強が全てではない【高校に行く必要性~通信で学べる~】

日本の教育レベルは世界トップレベル

2015年に72か国・地域の約54万人の生徒を対象にしたOECDが実施する「学習到達度調査」”PISA”では、OECD加盟国内では世界の国と比較して上位に位置しています。

調査は、「科学的リテラシー」「読解力」「数学リテラシー」の3分野について、3年ごとに15歳児を対象に行われます。

出典;国立教育政策研究所(National Institute for Educational Policy Research)
※国際的に上位ですが...
上記の表はOECD加盟国内のランキングです。
調査地域すべての結果を見ると、
シンガポールが上位を独占しています。
詳細は、シンガポールから学ぶ【視覚化する効果】
を確認してください。

学校で学べば間違いなく基礎学力がつく

国際的にみると日本の教育は整っていると言えます。

  • 教育カリキュラムがありシステムがしっかりしている
  • 都市部と地方で教育格差が少なく、全国どこでも義務教育を受けることができる
  • 社会で生活するための道徳教育もされている
  • 掃除・給食といった生活指導、生徒指導も受けられる

義務教育の段階で基礎学力をつければ、大多数の子どもが高校へ進学することが可能です。

”義務教育⇒高校⇒大学⇒就職”というルートが明確

ルートは常に”学校”が中心にある

しかし、全員がこのルート通りのわけがありません

さらに、いじめの問題をはじめ、不登校や学級崩壊などの学校のトラブルもある現状です。

トラブルの原因は、「問題を起こす生徒」だけなく、教員や保護者側に問題があるケースもあります。問題視されニュースで大きく取り上げられることも珍しくありません。

”多数派”である必要はない【学校が全てではない】

個人的な意見として、学校では多くのことが学べるため通うべきだと考えています。

  • 基礎学力の獲得
  • 他者と関わりながら生活することで社会性を学べる

大人で直面する問題を解決するために、最低限の頭脳を鍛えられる。さらに、社会で協働するために、小さい疑似社会を体験する。決して無駄ではないと考えています。

楽しいこともあれば、嫌なこともあります。トラブルも経験し、理不尽なことも経験するでしょう。自分では納得できないことでも、自分中心ではなく、他者の中に一人の自分が存在していることが学べます。

ただ気になるのは2点です。

  • 問題の深刻化と多様化
  • 教育の多様化と充実

子どもが直面するトラブルでどうしようもないような問題も発生します。

悲惨の事件、いじめが原因の自殺、大人からの執拗な嫌がらせ等々。

強く思うのが「心身がすり減るようであれば、その場から離れよ。」というこです。

それは「逃げ」ではなく自ら決断した「積極的な行動」であり「変化」を起こそうとする行動です。

また、今や学ぶ場所は学校が全てではなく、勉強する手段や学ぶ場は学校に限られていません。

ネットが広がり、教育サービスも進化し、様々な学び方があります。逆に学校では学べないことが経験できる場合もあります。

学校の問題点と解決策

  • 集団での行動

良い点として先ほど述べたように社会性の獲得などです。

  • コミュニケーション力の向上
  • 協調性の獲得
  • 他者への思いやる心などの豊かな人間性が身につく
  • 大人になっても気を許せる友人ができる

悪い点としては、一般的な30人~40人の生徒を1人の教師が見ることに関する問題です。

大人であったとしても40人近くを一度には見きれません。

性格・能力・価値観の異なる40人。さらに相手は子どもですので、常識が身についておらず”当たり前”が通用しない。

また、大学を出たばかりで、子育てを経験していない20代の教師であれば、なおさら難易度が高い仕事と言えます。

  • 様々な特徴のある40人に対して、1つの授業をせざるを得ない
  • 一人ひとりに応じた授業が不可能
  • 能力が高い子は待ちぼうけ
  • 能力が低い子は置いてきぼり

  • トラブルの発生

人間関係のトラブル、教師との相性など問題が発生し長引けば長期間トラブルを抱えた状態が続くことになります。

数年間同じコミュニティ

ネットを利用してアダプティブラーニングで解決

集団では自分だけにあった勉強が難しいですが、タブレットなどを利用することで解決できます。

自分の習熟度や学習状況に応じた勉強を”アダプティブラーニング”といいます。適応学習とも呼ばれデジタルコンテンツを利用して学習可能です。

「特定の科目を学びたい」「受験したい」「学年を超えて学びたい」などいろいろなニーズに合った勉強も実現できます。

高校に行きたい人・高校を卒業したい人

”高卒”以上が条件の資格など

現状として高卒でなければ実現しない職業などはあります。

  • 管理栄養士
  • 美容師免許
  • 保育士
  • 教員免許
  • 看護師
  • 歯科衛生士

などです。当然大学に行きたい人もです。

目標とする職業は早めに調べておく必要があります。

高校に行きたい人・高校を卒業したい人の手段

小学校と中学校に通うことが困難であったとしても、通信制の高校に通う手段もあります。

  • 自分のペースで学びたい
  • 自分のやり方で学びたい
  • 自分の興味のあることを学びたい
  • 高校卒業の資格を取得したい
  • 学校に通いたい
  • 制服を着たい

などの人は通信制の高校の資料を取り寄せて調べてみてはどうでしょうか。

最もおすすめなのが”ズバット通信制高校比較 ”です。

全国の通信制の高校の資料を無料で取り寄せることが可能です。【無料】通信制高校の一括資料請求

また、他にも ”なるには進学サイト「通信高校」 ”というサイトからも資料請求ができます。こちらは、やや高校の数は少ないです。

また、専門学校に通い自分の好きなことを職業にする手段も考えられます。こちらも”好きを仕事にできる専門学校特集 ”から専門学校を調べることもできます。

では、今回は以上になります。

子どものうちは、全てを理解したうえで行動するわけでなく、訳も分からず嫌々行動したことが、後に成長して意味を理解できることもあります。学校生活での経験したことの意味を理解するには時間が経過した後かもしれません。

”学ばされた”と感じるのは、学ぶ姿勢を少し変えればいいだけです。

ただ、学歴というものは以前より重要度は減ってきていると言えるでしょう。

学歴は、その人が通ってきた道を知ることはできます。ただその人の能力を全て知れるわけではありません。

学校で身につけた基礎的な力はムダではないです。基礎学力をやりたいことに結びつけ、達成したいことを実現したいですね。それでは(^^)/