こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。
効果的な学習法として知られるアクティブラーニング。日本では2012年より注目され始めました。
先生から一方向的な講義形式で学ぶのではなく、生徒が参加形式で能動的に学ぶことで、より思考力を養うというものです。よろしければ以下を内容を確認してください。
様々なアクティブラーニングの方法がありますが、自宅でネットを利用して能動的学習を取り入れることもできます。
今回は、方法の1つとしてZ会の総合探究講座を紹介します。
※こんな人におすすめ【中学生~高校生・Z会Asteria総合探求講座】
- 自宅でアクティブラーニングで思考力を養いたい人
- 多様な人とディスカッションなど対話的に学びたい人
- 教科の勉強だけでなく社会問題などを学びたい人
- 人と協働して課題を解決する力をつけたい人
- 最先端の学問やビジネス領域に触れたい人
※こんな人にはおすすめできない ・自宅にWi-Fi環境がない人 ⇒iPadが必要 ・小学生低学年など低年齢の人 ⇒社会性の高い内容に興味を持たない人でも サポートがあるため受講をおすすめできます。 が、小学生低学年で教養が乏しい場合は、 受講はせず教科の勉強をするのが良いでしょう。
タブレットを利用したアクティブラーニングの方法【探究・協働学習】
【Asteria】Z会のオンライン学習 総合探究講座のポイント
月額料金
月額料金 (12か月一括払い) | 月額料金 (毎月払い) |
5,907円 | 6,926円 |
「協働学習」でオンラインによりアクティブラーニングを実現
受講者どうしのディスカッションです。
テーマが与えられ、知識を増やし多様な考えに触れ、自分の意見を伝える訓練になります。
「協働学習」の流れ ~テーマが提示されてから~(ジグソー法)
最初にテーマに対する意見述べる(予備知識なしの状態)
最大3人グループで資料を読み知識を深める(人によって異なる資料が与えられる)
異なる資料を読んだ受講者がグループになり、自分が担当した資料について説明する。
自分の意見を深めグループで共有し、グループで出た意見を出し合う。
議論を通じて考えを深め、最終的な意見を述べ、今後学びたいことや感じたことを提出。
ファシリテーターから論理性・多様性などの観点からコメントをもらえます。
ファシリテーターとは 中立の立場でディスカッションを進行・促進する人
ディスカッションを通して、ファシリテーターがサポートしてくれますので、未経験者でも安心して議論に参加できます。
議論することで、聞いたことのある程度だったテーマが身近なものになり、より深い学びが実現します。
ジグソー法と呼ばれるアクティブラーニングの手法を取り入れ、ディスカッションをする学校もあります。
しかし、意見を述べる回数が少なる場合が多く、議論に参加できない人が見られます。
一方で探究学習では、少人数でディスカッションが行われ、ファシリテーターもおり、誰でも積極的に議論できます。
”議論”と聞いて躊躇する人もいるとは思います。「1つのテーマに対して、自分なりの考えを伝える」「相手の意見に耳を傾ける」ということが出来れば誰でもできます。
そして、意見の主張こそ、「主体性」を身につけられ、思考が活性化できます。これは教科の勉強だけでは経験できない、貴重な時間になります。
今までのテーマとしては以下のようなものが議題になっています。
- 『宇宙開発のために、なぜ、多くのお金がかけられているのだろう?』
- 『【これからの職業と学び】これから必要とされる職業の特徴は何だろう?』
- 『【学習】あなたにとってより良い学び方とは?』
- 『【国際】英語を習得するには何が必要か?』
- 『【観光】観光事業にはどのような良さがあるのか?』
- 『【著作権】著作権法はなんのためにあるのか?』
- 『【スポーツ】最も効果的なトレーニング法とは?』
- 『【生物】生物多様性はなぜ守らなければいけないの?』
- 『【人工知能】人工知能と人間は共存できる?』
- 『【スポーツ】ドーピングはなぜ禁止されているのか?』
- 『【医療】医師不足を解消するにはどうすればいいか?』
- 『【マーケティング】企業が業績をあげるために収集している情報とは?』
- 『【農業】農業の生産性を向上させるために何ができる?』
- 『【生命】生命と非生命の違いって何?』
- 『コンピューターと人間は今後どういった関係になる?』
- 『【宗教と社会】現代社会に宗教は必要?』
「個人学習」でコミュニケーションスキルや問題解決力を養う
「協働学習」でも使えるスキル、つまりコミュニケーションスキル・問題解決に必要な知識など実社会で活用できる学習内容です。映像講義のあとに確認問題で理解を深めます。
全ての授業は10分以下、100以上の授業内容を自由に選べます。
自分に必要性のあるテーマだけピックアップして学べることで、目的をもち主体的な学びが実現できます。例えば以下のテーマです。
- 仮説の立て方
- 統計資料の扱い方
- 反論の仕方
- 議論をもとにした提案の仕方
- コミュニケーションの基礎
- ディスカッションの技法 など
「協働学習」を受けてその人にあった「個人学習」が提案されます。
「探究学習」で将来の社会貢献を学ぶ
様々なジャンルで実社会で活躍している第一人者からの声を聴くことができます。
企業の社長、研究者、クリエイター、弁護士、トレーナーなど枠にとらわれない分野の方たちです。以下は過去の講義の内容です。
- 『宇宙産業の最前線と、今後の可能性』
- 『新しい時代に必要となる学びとは~普段の学びのやり方を見直してみる』
- 『英語を使える人になろう!』
- 『島根の自虐PRはなぜ成功した?』
- 『ここまでできる!著作物の活用法と注意点』
- 『誰でも簡単にできる!3分集中力UP姿勢改善体幹トレーニング』
- 『JINS新型メガネはどんな価値を売っているのか?』
- 『農家になんてなりたくない?』
- 『生命とは何か?~人工生命研究者と考える~』
- 『西陣織の企業は、今どう成長しているのか?』
- 『AR・VRで何ができる?何が変わる?』
- 『現代社会に宗教は必要か?』
現代は急激な社会変化により予測が困難な時代になっています。
まさに今、各分野で新たに生まれ続ける社会課題を知ることが出来ます。
さらに、その課題に立ち向かっている方の話を聞くことで、自分の将来へのヒントを学ぶことが出来るのです。
こういった一流の人に、わざわざ会いに行かなくても、タブレット1つで話を聞ける。かつてはありえない事でしたが、ネット環境が整いサービスも進歩し、教育も進化し続けています。こういった進化に飛び込んでいき、貪欲に成長していきたいですね(^o^)丿
大学入試への対応
社会で活躍するためには、「主体的」「協働的」に社会問題への解決する力が求められます。
総合探究講座では、中学生からこういったスキルが身につきます。
また、大学入試でも、まだ経験したことのない課題に主体的に取り組む力が求められ始めています。以下に一部の大学で取り上げられた入試の問題を紹介します。
『難民問題について、与えられた3つの見解の効果と限界をふまえて、国の難民危機についての望ましい対処法を提案』
『地球温暖化防止対策のように、次世代のために現在のわれわれがコストを払うことは、われわれの自由と矛盾しないかについて、課題文を参考に、自己統治、道徳などに触れながら考えを論じる』
『インターネットやSNSの普及がコミュニケーションに与える影響について、自分の考え を述べる』
『障がいのある人とない人がともに生きるために、アートやスポーツの果たすべき役割と可能性について述べる』
どの課題も教科の勉強だけでは対応はできません。社会問題について興味をよせ、新聞や本・ネットなどから知識を習得とともに熟考することが、普段から必要になります。
なかなか一人では難しいのが実情です。
ネットを利用して社会とつながれるツールを利用することで、効率よく学べることが出来ます。
教科を超え、将来を見据えた学びにぜひ挑戦してください。
入試にも、社会でも役立つ本物の学力を/Z会Asteria
では、今回は以上になります。
Z会Asteriaは英語の4技能対策と無学年の数学の講座もあります。
いずれも学校内容を超えた高度な学びを経験できます。
現状に満足することなく、個人の能力を常に進化させるには、進化する最先端の学びを経験することが手っ取り早いです。学校内容に物足りなさを感じている人は、時間とお金を自分に投資する価値はありそうです。それでは(^^)/