【学びの質をあげる】「ノートのとり方」

こんにちは、誰でも真似できる「学びのヒント」となるようなことをまとめています。

新しいことを学ぶときに、ノートをとることは欠かせません。

本から情報を得てノートにまとめたり、人の話を聞きながらノートにまとめたりと、ノートをとることは誰でも勉強で経験することです。学校教育の中でもノートのとり方は指導されます。

学校教育では毎日ノートの使っていて、より効果的なノートの使い方を毎日積み重ねれば、格段に知識がつき、思考力も高まり、他の人の差もつくのではないでしょうか。

そもそも何のためにノートをとるのでしょうか。

なぜノートをとるか?【ノートの目的】

公立小中学校によくみられるのは、通知表の成績をつけるためのノート提出です。これは、学校の授業通りにノートが書かれているかをチェックし、行動を評価するもので、学力の向上を客観的に測るものではありません。

どのようにノートをとるかの前に、ノートをとる本質を確認しましょう。

  • 新たな情報の獲得し記憶に留めるため

本やメディア、あるいは人から聞いた知らなかったことを知り、記憶するためです。

耳で聞いただけでほとんどを記憶できる人もいるようですが、多くの人は忘れますよね(-_-)

出会った情報を言葉や表、イラスト、図、式などで整理して視覚的に情報を記録することで、記憶に留まりやすくなります。

忘れてしまったときにノートを見返せば、得た情報を想起するためにもノートをとるのです。

  • 獲得した情報から新たな発想を生むため

知識だけが頭に詰め込むだけでなく、新たな知識は今まで自分になかった発想を生み出します。

獲得した情報を整理し、その情報から考えらることノートに表すことで創造力を高め、問題の解決や革新的な考えを生みだします。

頭のだけでは考えつかなかったことや解決できなかった問題が、「書く」ことによってアイディアが生まれやすくなります。

「ノートをとる」目的を確認したところで、ノートのとり方で抑えたい5つのことを紹介します。

ノートの取り方4か条

  • 日付・タイトル・テキストページを書く

いつ、何を、どこのテキストを学んだのかを書くことは必須です。特に長期的な学びの途中では、次から次へと新しいことを学ぶ必要があり、古い記憶は忘れやすいです。

振り返りやすくしておきましょう。

さらに、記憶を想起するとき、学習した状況を記録しておくと思い出しやすいです。学んだときの内容は、学んだときの状況などと関連付けて想起されることがあります。その時の状況を思い出すと、学んだ内容も思い出しやすいということです。

  • 十分な余白をとる

後でも書きますが、ノートは黒板を丸写し、本の丸写しのための紙ではないです。

繰り返しになりますが、ノートをとる目的は、情報を知り、記憶し、発想を生むことです。理解の仕方は人それぞれですので、自分なりの言葉などで表現するする必要があります。学んでいるときは内容の全体像が分からず、自分の表現がどの程度のスペースで収まるのか分かりません。ですので、後で書き加えらるように、十分な余白が必要です。

また、一目で内容が理解し記憶が想起しやすい、自分なりの余白のとり方を調整するべきです。

1つの内容が終わったら、思い切って次のページを使った方が良いです。

  • 自分の言葉に言い換えてノートに書く

人間は初めて知ったことをコピー機のように細部にわたって、あらゆるものを完コピできません。

コピーや丸写しという考えは捨てるべきです。それよりも、自分の言葉でアレンジした方が記憶に留まります。

知ったことをあえて自分の言葉に言い換えようとすることで、記憶の記銘(インプット)と想起(アウトプット)が同時に起こり忘れにくくなります。

ただし、「自分の言葉に言い換える」ことで、厳密さが失われる可能性もあります。

具体的なことに言い換えた後に、物事の定義や原理、抽象的な概念などは厳密に抑えておくべきです。粗い考えにならないように「自分の言葉への言い換え」には注意が必要です。

あくまで、「自分の言葉への言い換え」は記憶するための手段です。

  • 時間をかけ過ぎない

ノートをとる目的を達成するために 「見やすさ」は重視しますが、「見栄え」にはこだわり過ぎてはいけません。

人に提出して見せるものではありませんので、可愛らしさや美しさは置いておき、目的の達成にこだわるべきです。

慣れるまで書くスピードを意識して、早く書き終え、その分、頭を使うことに時間を使うべきでしょう。作品づくりではなく頭づくりです。

おすすめのノートをとるときの工夫7選

ノートのとり方を少し工夫するだけでも 理解・記憶・発想を手助けをします。少しの工夫ですが、効果は大きく期待できます。

  • 要約してみる

学ぶ内容に関して、結論までが長くなった場合に、「要は○○ということ」など自分でノートに書くと頭の中も整理できます。

  • 自分の学んだ時の感情を書いておく

「おもしろい!」「なんと驚きの結末!」「ウッソー!」など自分の感情が入った情報は記憶に留まりやすいです。

  • 記号で言葉を省略してみる

「→(矢印)」「=(イコール・等しい)」「≠(ノットイコール)」などでロジックを分かりやすく書くことが出来ます。

  • フローチャートを利用する

物事の流れ、ロジックなど全体像をつかむのにおすすめです。

  • 試験に出ない補足説明を加えてみる

関連付ける情報が多いと思い出しやすくなるため、関係ない小話程度のことも書いておくと脳には助かります。

  • イラストで表現してみる

言葉のみの情報に加えて、絵を描くことで覚えやすくなりますが、凝りすぎは注意が必要です。

  • 付箋紙にメモで残しておく

色のついた付箋紙は見やすくなります。余白が不足でノートに書けなくなった時にも使えます。

ノートのとり方3つのタブー

逆におすすめしないノートのとり方をご紹介します。

  • 脳が停止しマシーンのように写すだけ→ノートをとる目的に立ち返るべき
  • イラストレーター並みの美しさ→かかった時間に対する成果を見極めるべき
  • 雑すぎて何語で書いてあるかも不明→人は忘れます。振り返えることを考えるべき

1つ目に該当する人は相当数います。個人的に、これは、学校現場のノートを評価するシステムが要因ではないかと考えています。小中学生にノートのとり方を理解し行動させる指導は、簡単なことではないと承知はしています。

現に、評価を受けることが目的になり、ただテキストを写し丁寧にデザインをして提出している現状が見られます。日々多忙な教職員が、ノートのとり方1つ1つを細部にわたって指導するのではなく、ノートのとり方といった細かい(しかし非常に重要な)ことは学校外の民間の塾などが指導・評価し、学校側と共有するようなシステムをつくることはできないでしょうか。

「ノート」という小さなことかもしれませんが、学び、成長し、やりがいをもって生活するための必須ツールだと思います。

偉そうに「学びのヒント」というカテゴリーを書いていますが、真似できるものがあれば取り入れてみてください。では(^^)/