こんにちは、「学ぶことは真似をすること」からをコンセプトにブログを書いています。
今回は新しいことを学ぶときの、「学び方」についてです(ざっくりしていますが(ーー;)…)
一般的に学習とは、新しいことを知り、経験をすることで、出来なかったことが出来るようになることです。厳密にいうと、新しいこと経験したことで、持続的に自分の行動パターンが変化する現象のことを学習といいます。
タイトルの「集中学習」と聞くと、ものすごく集中して新しいことを知って経験し、自分の行動が変化することのように思え方もいらっしゃるかと思います。ここでは違います。
【定着しない?】集中学習【効率的な学習法とは】
ここでいう「集中学習」とは、心理学における学習の1つです。
集中学習は時間の間隔を置かずに学習することです。
例えば、1年後の試験合格に向けて1年間コツコツ勉強するのではなく、テスト前ラスト2週間だけ寝る間も惜しんでまとめて勉強することです。
一見するとコツコツ努力ができず、短期間の詰め込み勉強のようですが、この集中学習でも試験合格は望めます。
ある単語を覚える実験を紹介します。
この実験から分かるように、次の日にテストをすると間隔をあけて学習することと、集中して1日で学習することの違いはないということがわかっています。
しかし、さらにその翌日にテストをすると、集中して1日で学習したグループの成績の方が低い結果がでたのです。
記憶が定着しやすい分散学習【効率的な学習法とは】
心理学における集中学習に対するのものとして分散学習というものがあります。
これは、1度学習してから徐々に時間間隔をあけていく学習法です。
集中学習は一気に学べる一方で、忘却しやすいというデメリットがあります。エビングハウスの実験でもわかるように、一定の期間をあけて復習することで、忘却が緩やかになることも分かっています。
覚えているうちにすぐに復習をすることよりも、時間を空け復習することは記憶は薄れていきますが、覚えた記憶を思い出そうとすることで、覚えたことが長期記憶と移行しやすくなります。
記憶の定着には、分散学習の方が優れているいえます。
集中学習と分散学習の二刀流で
まったく知識のない分野学ぶ場合、時間を細切れにして分散して学ぶことは効率が悪くなってしまいます。
初めて知ることは、急激に忘れやすくなりますので、再び覚え直すことは労力がいります。新しいことを理解するという、目に見える成果があるときは、集中学習の方が有効でしょう。(集中学習は必ずしも悪ではない考えています>^_^<)
理解したことを長期記憶として定着することは、先ほど書いたように分散学習に移行した方が良いです。
長期戦の受験や難関資格試験などは分散学習が有効でしょう。
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