”自己”再テストのススメ【”本気”のテストが学力を上げる】

こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。

勉強に関して”テスト”の目的は考えたことがありますか。

  • 勉強したことが定着したか確認するため
  • 成績をつけるため
  • 試験の合否判定をするため

上に書いたような目的が考えられます。

しかし、テストは「学力を上げるため」という目的があるのではないでしょうか。

”自己”再テストのススメ【”本気”のテストが学力を上げる】

学習する内容によってテストするものは様々なものがあります。

実際の試験、模擬テスト、過去問、定期テスト、単元ごとの小テストなど。

これらのテストを始めて受けて満点を取れるのならば問題ありませんが、なかなかそうはいきません。

そこで、自分で再テストをすることをおすすめします(自己再テスト)。

ひとまず”自己再テスト”をやってみてください。

”自己再テスト”をやって期待できること

解き直さなくても”自己再テスト”は得点が上がる

実際再テストをすると、ほぼ間違いなく得点は上がります(再テストは解き直したうえですべきですが)。

たとえ、一度も解き直しをしていなくても得点は上がります。考えられることとして下記に挙げていきます。

  • 一度経験したことなので、考え方がすぐにわかる問題がある
  • 内容がわかっているため、再テストでは時間配分しやすい
  • 1回目より時間に余裕ができるため、難しい問題に時間がかけられる
  • 難しい問題に時間をかけられるため、解ける問題が増える
  • 答えを覚えている

など。

自己再テストで最も期待できることは、1回目のテストで止まっていた思考が再開することです。

「これどうやるんだったけ?」「これは何だっけ?」「ここまでは考えられたけどこの後はどうすればいいんだろう?」

制限時間では導けなかった解答を求めて、自然と”考え直す””思い出そうとする”。この行動こそ学力が上がる要因になります。

”自己再テスト”をすることの利点

1回目のテストを経て、再テストをすることで思考が再開されます。再テストすることで他にも利点があります。

1.知識の体系化

テストにも極端に範囲の狭いテストもありますが、多くは複数の単元がまたがっています。単元ごとに学んだ知識を総合的に結び付けないと解けない問題もあります。

テストを受けていると、勉強中には納得していなかったことも、テスト中に問題文を読んでいて「そういうことだったんだぁ」と感じることはないでしょうか。

テストで知識と知識が関連付くことで、勉強内容の理解が進むことが期待できます。

2.難しい問題が解ける

解き直しをして、時間を置いて再テストをすることで、難しい問題が解けることが期待できます。

1回目より学力が上がった状態で解くわけです。1回目では身についていなかった方法や知識を駆使して問題に挑めます

3.自信がつく

1回目にできなかったことができるようになっている。

上達している感覚をもて自信につながります。また、得点の上昇という客観的にも成長を実感できます。

3つの利点を挙げましたが、自分で再テストをするうえでの工夫できることや注意したいことがあります。

自己再テストのやり方【注意と工夫】

”自己再テスト”で工夫できること
  • 時間を短縮してみる
  • 目標点・合格点を定める

2回目ですので、より短い時間で解く設定をすると、思考スピードを高める訓練になります。

5分短縮してやってみることで、自分に時間的制限を加えてみてはどうでしょうか。ダラダラ解くことも防止できます。

※キッチンタイマーを使おう!
100円ショップで売っているものでいいです。
時計ではなくタイマーの方が厳密。
スマホの機能もありますが、
ついつい他のアプリなどに手を出して、
時間を使ってしまう恐れもありますので
原始的な方法をおすすめします(^_^)/~

また、「満点をとる」「9割で合格」などの目標点・合格点を定めて、意欲的に再テストをしてはどうでしょうか。

「2回も同じ問題をやりたくない」といったネガティブマインドを排除するため、1回目より高いハードルを設けるといいですね。

さらに、目標点を突破したら「お菓子を食べる」、合格点に達したら「好きなもの買う」など自分でご褒美を設定するなど、ゲーム感覚でやってみるのもいいですよ。楽しみながらやるのが一番です(^O^)

”自己再テスト”で注意したいこと
  • 解き直しは必須
  • 暗記の確認だけではない

1回目のテストの後に、ミスや不明だった箇所を自分でやり直すことは欠かせません。

ただ再テストをしても得点の上昇の可能性はあります。

とはいえ、テストの解説を読んだり、解き直したり、知らなかった知識を調べたり、しっかり解き直した人には勝てません。

また、再テストは”覚えたかどうか”の確認だけではありません。

再テストのためだけに、短期的に覚えることが目的ではなく、再度思考することで学力をつける目的があります。

では、今回は以上になります。

最後に、この”自己再テスト”で重要なことは、本気でテストに挑むことです。

精神論的なことかもしれませんが、テキトーに再テストしないでください。時間の無駄になります。

適度な緊張感を与えてやらないと、ミスも誘発され、いい加減な思考で問題を解き、学習効果が期待できません。

やるからには本気で!時間制限、合格点、ちょっとしたご褒美などで、自分が意欲的にできる状況を試行錯誤してみてください。それでは(^^)/