こんにちは、「学ぶことは真似ることから」のブログです。
勉強が習慣になっている人は、学んでいる分野が詳しくなり、継続することで成長し続けます。
上達したければ継続すれば良いのです。
故事成語でも「雨垂れ石を穿つ」とありますが、小さいでも積み重ねて継続すれば、学力は自ずとくのです。
「雨垂れ石を穿つ」 軒下から落ちる小さな雨だれでも、 同じ所に落ち続けると、 固い石にも穴が開く、という意味
「人間の行動が習慣化する日数」に関する研究をご存知でしょうか。
【学ぶ習慣】勉強が習慣化するのは”21日”継続か?
マクスウェル・モルツ博士の著書
コロンビア医科大学院の医学博士号を取得した、整形外科医のマクスウェル・モルツ博士の著書「自分を動かす」をご存知でしょうか。
手術によって腕が切断された場合、腕の幻影が21日ほど残るそうです。
新しいイメージに変化するまで約21日かかるということです。
この他にも新居に引っ越した場合、自分の家のように馴染むまでにも約21日かかる。
つまり、”慣れ”には約3週間ほど時の経過が必要ということです。
これによれば、今まで勉強に馴染んでなかった人が、勉強することに慣れるまで、最低21日かかるということです。
個人の意見としては、「最低21日は続けよ」ということには同意です。
なかなか学ぶ習慣が作れていない人は、まず取り入れるべきでではないでしょうか。
勉強を習慣化させるため、21日間続ける際の3つの注意点を少し紹介します。
初めのうちは、15分間程度でもOK
「朝7時15分、リビングで、英語の単語を20個覚える」など簡単な設定をして、絶対やり続けると決めることです。絶対です!絶対に!(・ω・)ノ
目的は習慣化ですので、容易に続けられることを設定することをおすすめします。
慣れてきたら、内容をアレンジして質を上げたり、時間を増やしたりできますので。
続けられたことを目に見える状態にすることをおすすめします。
理由は、「続けられた」という成果を感じるためです。胡散臭いとかめんどくさい思わずにやってみてください(^^;)
カレンダーに印をつける、スマホを利用するなど達成度が一目でわかるものがいいです。
この習慣化への21日という日数は、科学的な根拠は「?」ですが、個人的には、勉強が全く手に使い人には、ぜひやってもらいたいことです。
習慣化に関するの調査で、ロンドン大学のものも紹介します。
ロンドン大学フィリッパ・ラリー博士の調査
ロンドン大学のフィリッパ・ラリー博士らの習慣化に関する調査を紹介します。
様々な行動を習慣化したい参加者96名を対象に、「何も考えずに自動的に行動できたか」どうか尋ねる調査です。
※習慣化したい行動は様々 ・毎日15分間ランニング ・昼食で毎日果物を食べる ・毎日水を飲む など参加者によって異なる
この調査で18日から254日で習慣化でき、平均で66日かかったことが分かりました。
つまり、比較的単純な習慣化をするには、約2か月はかかるというものです。
これは先ほどの「21日で新しいイメージに慣れる」より長い期間が必要です。
ある行動を「何も考えずに自動的な行動」にするには、もう少し続ける必要があるようですね。
また、この調査で、参加者が選んだ行動の種類で、「毎日朝食前に50回腹筋運動をする」を習慣化するのに、より多くの日数を要しました。
ちなみに、「毎日水を飲む」という行動は18日で習慣化できました。
やはり、行動の種類によって習慣化にかかる日数は大きく異なるということです。
勉強を習慣化するには、単純な行動をルール化して守っていくこといいでしょう。挫折防止です(>_<)
継続し続けると変わることに違いはない
「勉強を習慣化したい」誰しも考えます。
自分の行動を自動的に、何の苦も無く、勉強に変えられるようなるには、最初は強い意志が必要です。
・テレビを見ていて「8時からは勉強しよう!」 と決心するも・・・実際には9時になり、結局「今日はやめよう・・・」 ・Youtubeを見ていて「この動画を見終えたら勉強しよう!」 と決心するも・・・実際は動画閲覧を無限ループ(;´Д`) ・ゲームをしていて「これクリアしたら勉強しよう!」 と決心するも・・・プロゲーマー並みにやり込むはめに( ;∀;)
「睡眠は大事」とか「勉強はつらいものじゃないから」とか「やる気になったら」「体調が悪いから」とか甘えるな!
と自分に言い聞かせることが必要です。
慣れるまでに21日、自動的な行動になるまで66日、それまでは強い意志がないと継続不可能と考えましょう。
「根性論なんて・・・」と感じる人もいると思います。
が、リンカーンの言葉を借りると「意志あるところに道は開ける」のです。
継続することで辛さは和らいでいくでしょう。
学び続け、理解が深まっていくと、知識と知識が関連づけられ、出来ることが多くなります。
分かること・出来ることが多くなれば、わずかでもやりがいや学ぶ楽しさも出てくるはずです。
では、今回は以上になります。
「継続」ができるようになったら、「継続」することが目的にならないように、学ぶべき内容の理解に意識を集中させましょう。では(^^)/