こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。
勉強しない子どもに声をかけると「めんどい」「うざい」と返ってくる。
中学生あたりの子どもを持つ家庭によくある光景です。
慣れてくればいいのですが、可愛かった子どもから発せられる言葉に”ドキッ”とすることは稀にあります。
勉強する子どもを応援する立場の人が、持つべき心構えはどうすればいいのでしょうか。
【励ます心構え】勉強しない子どもの「めんどい・うざい」は...
学校や塾の宿題をやらずにだらだらと過ごす。
受験を控えているのに勉強している様子が見られない。
声を掛けると「めんどい・うざい」の返答が続く。
こうなると次に声を掛けようにも躊躇してしまう。子どもは勉強せず。
親としてもメンタルが弱ってしまいます(-_-;)
こんなときは子どもの言葉遣いをあまり深く考え過ぎないことも必要です。言葉を教えるのは親の役割の1つではありますが。
はっきり言って、「めんどい・うざい」にそんな意味はないです。
年頃の子どもと接する仕事についている方は、1日に何度も耳にします。
言葉に”流行り廃り”や地域の言葉があり、「うざい」以外にも気になる言葉多々ありますよね。
「きもい」「きしょい」「意味ない」「ババァ」「むかつく」「しね」「はっ?」...などなど。
子どもは出会った言葉の響きやイントネーションなど、印象に残りやすい言葉を使いたがります。
その言葉の意味を考えずに使っている子どももいます。
気になった言葉を繰り返し発するうちに、癖になり何でもかんでも「うざい」「めんどい」「きもい」となるケースが多くあります。
子どもたち同士の会話の流れを聞いていても、「うざい」「めんどい」の使い方に「?」と感じることはよくあります。
特別な理由はなく、使いたいからその言葉を使っている。そう考えています。
親自身のメンタルが弱っていては、子どもを心から応援できません。
子どもの言葉に驚くこともありますが、ときには流してもいいのではないでしょうか。
しかし、”流す”といっても見放すことではありません。
親が子どもにとってはいけない行動
辛辣な言葉が子どもから発せられても、親がやってはいけないことがあります。
「あなたの人生は自分で好きに決めなさい。」「じゃぁ勉強はしなくていい。勝手にすれば。」「はいっ受験するはおしまい。」
などと完全に応援することを止めるという行動は×です。
先ほども書きましたが、子どもの言葉は表面上で本音ではないことがあります。とっさに言ってしまうこともあります。
子どもの言葉を真に受けて、ショックのあまり完全に見放すことはせず、あっけらかんと接することもおすすめです。
励まし続けるスタンスで
「真に受けない」スタンスで精神状態を健全に保ち、その後はひたすら最高の応援者となりましょう!
親に対する言葉遣いが気になり始めるのは、小学生高学年から中学生の間が多いのではないでしょうか。
「親に向かって何てことを...」とショックを受けたり、怒りが湧いてきたりと感情が揺れ動きます。
しかし、子どもにとっての最大の味方は親です。
励ましの技術の1つとしてペップトークというものもあります。詳しい内容は以下を参考にしてください。
受験直前期の「うざい」には注意
受験直前になれば、親も不安になり、模試の結果や勉強の状況に口を出したくなります。
受験が迫った時期は子どもとの距離感は注意してもらいたいです。
受験勉強は専門的なことが多く、大人でも分からないことが多いのです。つまり、家庭内では受験の一番専門家は子どもになるわけです。
最も受験勉強に詳しい子どもに対して、詳しくない親が口出しをしては、子どもは本当に「うざい」と感じても無理もないです。
勉強のことは学校の先生に、あるいは、塾に通っているのであれば塾の先生に任せるスタンスをとりましょう。
親が良かれと思って、勉強について細かいことに口を出そうとする心構えは、かえって子どもにとっては迷惑になります。なおかつ、逆効果になります。ずっと勉強をしてきた子どもの方が、的を得た勉強を心得ていることが多いからです。
勉強面というより、食事や送迎など生活面・体調面でサポートをする方が、子どもにとっては助かります。
勉強に関わるとしても、荷物の整理の仕方のアドバイスや文房具の準備ぐらいでしょうか。
子どもによって居心地のいい距離感がありますで、普段のコミュニケーションから判断されるのがいいでしょう。
中には親に「○○しなさい」と一言でも言われるのを嫌がる子もいます(゜-゜)親に指示されるのが不快、全て自分の判断で行動したいタイプです。
繰り返しになりますが、放棄ではなく、適度な距離感で期待することです。
では、今回は以上になります。
「めんどい・うざい」は”あいさつ”のようなもの。という心構えでいいかと個人的に考えています。とはいえ、何かしらのシグナルを送っている場合もあります。
友人関係のトラブル、体調の変化、勉強の不調など思わぬトラブルを抱えているからこそ、乱暴な言葉を発している場合も稀にあります。
子どもからは親に声を掛けにくいこともあります。ここは、親から躊躇せず話しかけコミュニケーションをとるといいですね。声掛けが”空振り”に終わろうが、意外と子どもは「うざい」と思っていません。言葉と本音が一致してないことは日常茶飯事です。常に最高の応援者でいたいですね。それでは(^^)/