こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。
成長していくと物事の理由を客観的に捉えられるようになってきます。
大人もそうですが、中学生ともなると、原因や理由を考えることが出来てきます。
しかし、勉強で「出来ない理由」ばかり並べ、改善しない人もいます。
”理由”という名の”言い訳”を言っていないでしょうか。
勉強の成績が上がらない人間の”6大言い訳”【だったら改善しろ】
1.時間がない
勉強する時間がない。
勉強不足が原因で成績を落とした際、よく聞く理由です。
「時間がない」と頭に浮かんだら、即、時間を作り出すための打開策を考えましょう。
最もやってほしいことは、1日の流れをよく振り返ってみることです。本当に不必要なことはしていないか。その行動は必要か。
※中高生の”時間がない” 中高生が勉強時間を確保できない。 ということはよく聞くことです。 しかし、話を聴くと、 「ゲームをしていた」 「テレビを見ていた」 「寝ていた」 「買い物に行ってた」 「音楽を...動画を...」など 甘い! だらだら過ごしていることを 認識していない子が多いです。
ただし、何となく過ごしていると当たり前になっている行動は改善しにくことがあります。自分では、自分の行動を客観視できない。
他者と1日の流れを伝え、客観的な意見を聞いてみることがいいです。家族、友人、学校の先生、塾の先生など。はっきりものを言ってくれる人がいいですね。
その行動は本当に必要か自分に問う
2.眠い・体調不良
体調面の不調はやむを得ない理由です。どうしようもありません。そんなときは、無理せず休息をとりましょう(-.-)
気になるのは、根本原因を改善しようとしているかです。
いつも”眠い”のであれば、生活習慣に問題があるかどうかを疑ってみる。
- 睡眠時間
- 就寝時刻
- 起床時刻
- 就寝中の室温・湿度・服装
など、試行錯誤して自分に適した環境を探っているかどうか。
何もせずに”眠い眠い...”と言っているだけではなく、勉強をはかどらせるために、疲れをとる工夫を怠らないようにすべきです。
※目の疲れ 最近、目が疲れている子どもをよく見ます。 スマホ、ゲーム、デジタル教材などが 関係しているのでしょうか。 勉強の合間にスマホを使う、 という人も多いでしょうが、 目を労わってほしいものです(゜_゜)
体調不良に関しても、日ごろの睡眠、食事、体温調節、適度な運動なども関係しています。
体調がすぐれないのならば、面倒くさがらず通院し専門家に見てもらう。そして、自分でできる努力はすべきです。勉強には体調が超大切です。健康第一(‘ω’)ノ
体の不調は勉強の能率が悪い。無理せず体調管理を。
3.教材・道具のせい
- このテキストはわかりにくい、意味がわからない
- このイスは座りずらい、腰が痛くなる
確かにその人に向いている教材、その人にあったイスはあるでしょう。
どこまでも教材や道具を追い求め続けるのではなく、知識を追い求めましょう。
というのも、道具はきりがありません。常に道具は進化しよいものが登場します。
特に頭のいい人が使っている教材や道具は良さそうに見えるものです。”隣の芝生は青い(^^;)
教材も、あれもこれもと手を出すより、1つの教材をじっくり理解し、繰り返し取り組むことで、内容も理解が進みます。
道具も繰り返し使えば愛着もわいてきます。
教材を信じてじっくり理解せよ。教材はあれこれ手をだすな。
4.先生・講師のせい
人の好き嫌いは誰だってあります。
- わかりにくい、何言っているかわからない
- 見た目・声が生理的に受け付けない
- 話がつまらない、やる気がでない
学校の先生・塾や予備校の講師の質の違いはあります。勉強する側が選べることもありますが、どうしようもないことはありますよね。
どうしようもない場合は、信頼できる人に相談しましょう。
しかし、その前に「本当に成績が上がらないのは人のせいなのか」自分に問うてみましょう。
指導者側は、意図をもって授業を計画し、課題を設定しています。
学習者側は、その意図を汲み取り、素直にやってみる。その後に自分で工夫してはどうでしょう。
指導者側も学習成果が出たことをもとに、指導をしています。成果があった学習法の”型”を伝授しているわけです。人の能力・性格は十人十色で異なるため、誰しもに”はまる”型はないとは思います。が、まず聞き入れてもいいのではないでしょうか。
スポーツの世界では選手第一のAthlete Firstですが、
教育の世界では学習者第一のLearner Firstです。
先生・講師は、学習者の応援者ですので、発信していることには耳を傾け、自分に有益な勉強のヒントを得るスタンスで接してはどうでしょう。
指導者の良い部分に目を向け、自分のものにするスタンスで。
5.親のせい
親は、子どもの最大の味方です。
無償で飯を用意し、寝床を確保し、落ち込んでいれば励まし、浮かれていれば克を入れ、子に暴言をはかれようが家事をしてくれて、おまけにやたらと愛してくれる。
中高生に声を大にして言いたい「最大の味方を裏切ってはならぬ」
他に世界中探してもいません。
※愛情があるがゆえに... 言えないこと、 伝えにくいこと、 お節介してしまうこと、 ついつい感情的になること、 いろいろあります。 ときには、第三者に入ってもらい、 客観的に見てもらうことが いいときもあります(^-^)
親の応援=最強の後押し
6.環境のせい
- まわりがうるさいから捗らない
- 暑い・寒い
- 家庭教師をつけたい
- もっといい塾に通いたい
- 部屋が狭すぎる
- お金があればもっといい勉強ができる
などの言い訳です。
「どんな環境でも成し遂げる」という強い意志。
「成果が出やすい環境を探る」という冷静な視点。
両方を併せ持って、実現可能な環境で学びましょう。
環境に囚われない+能率を高める環境
では、今回は以上になります。
人間誰しも、行動する前に「できない理由」を考えがち。苦しくなったときも。
頭の中に6つの「できない理由」が1つでも浮かんだときは、自分自身に「だったら改善しろ」「さっさと行動しろ」と厳しく向き合うことを、強く訴えたいです。それでは(^^)/