【国語の力をつける方法】知らない言葉に敏感になる【+行動】

こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。

今回は国語の力を上げる方法を1つ提案します。

小学生でも高校生でも大人になっても心掛けるべきこと、「言葉に敏感になる。」ということをおすすめします。

【国語の力をつける方法】知らない言葉に敏感になる【+行動】

言葉に敏感になる。」と、なぜ国語の力がつくのかを見てきます。

国語が苦手な人、成績が伸び悩んでいる人の多くに当てはまることが、知らない言葉が多いということです。

「説明文が全然出来ないです...」「何を言いたいのかさっぱり分かりません...」など。

文の読み方の改善点もあるでしょうが、多くの人が、言葉を知るだけであっさり解決することあります。

まず、知っている語彙を増やしましょう(^O^)/言葉を知れば、その後に自然と論理的思考力は高まります。

そこで、語彙を増やすため、日々言葉に敏感になってみましょう。

日常に転がる言葉に敏感になろう!

生活していて、何気なく目にすること、耳にすることに注意を払ってみましょう。誰しも、日頃から、下記のように言葉に触れる機会にあふれています。

  • ネットニュース
  • 新聞
  • 教科書・参考書
  • 人との会話
  • テレビ
  • ラジオ
  • SNS
  • Youtubeなど

これら多くの情報源に接する機会があるものの、1つ1つに細心の注意を払っている人は少ないのではないでしょうか。

もし、斜め読み、聞き流し、といった表面的に言葉に接していれば、言葉との向き合い方を変えてみてください。

何となく言葉をスルーしないで。言葉を拾い上げ収集する。

言葉集め”をしてみてください。何となく聞いていた情報で、理解できないことが出てくるはずです。その多くは言葉が分からないために、情報の内容が理解できていないことが原因と気づくはずです。

”言葉集め”といっても、人間は出会ったことのない言葉はすぐに頭から抜け落ちます。

頭の中に集められた新しい”言葉”は貴重です。すぐにメモをしましょう!

  • 紙と鉛筆ですぐメモ
  • スマホのメモ機能を使用
  • スマホのボイスメモに録音

聞いた直後は調べようと思っても、時間が経つにつれて次から次へと新しいことが頭に浮かんできて、跡形もなく忘れてしまうのが人間です。必ずと言っていいほど忘れるのです。そのためメモすることを癖をつけるべきです。

このように、日常で出会う言葉に少しだけ神経を張り巡らせ、言葉集めをすることが、国語の力をつける第1歩目です。

さらに語彙力を増やすためには、”敏感になる”ことに加えて、行動です。メモを残すという行動、知らない言葉をストックしていくことだけではなく、すぐに調べる行動です。

日常で拾い上げた言葉はすぐに調べよう!

  • 調べないで読み進めることもあり

いきなり話がズレますが...読書に関しては調べないでどんどん読み進めることによるメリットもあります

文の前後から、分からない言葉の意味を推測することで、創造力が養われるからです。小学生や中学生などが読書するときは、こういった読み方も決して悪くはありません。どんどん読み進める”多読”で読むことが得意になる可能性は大いにあります。

とはいえ、ネットニュースやテレビ、人との会話などで拾い集めた言葉は、ほったらかしは良くありません。すぐに調べるという行動に移りましょう。調べるには下記のような手段が考えられます。

  • 辞書(国語辞書・漢和辞典・英和・和英辞典など)
  • ネット検索
  • 人に聞く
辞書で調べる
  • メリット
  • 最も正確な情報が得られる
  • 知りたい言葉以外も目に入り、目的以外の言葉も知れる
  • デメリット
  • 持ち運びが不便
  • ネットの便利さを知ると敬遠しがち(調べる手間がかかる)

スマホやタブレット、パソコンがあればすぐに調べられるため、辞書は引く人は少ないのではないでしょうか。

しかし、辞書は思わぬ”おこぼれ”情報を得られるメリットはあります。調べたい言葉の前後を読むことも面白いですよ(*’▽’)

また、”辞書引き学習”と呼ばれる学習法も子供には有効です。自宅の手の届く所に常備しておきたいですね。

ネットで調べる
  • メリット
  • 数秒で調べられる
  • 大量の情報から多角的な考えを知れる
  • デメリット
  • 情報の信憑性が低いものが混在
  • 他のことに気が紛れてしまう

手軽さは辞書の比ではありません。圧倒的な便利さを誇るネット利用は、”調べる手段”として辞書よりも一般的になりつつあります。

ただ、信頼度の高い情報かどうかを見極める能力を要します。前提として疑うという思考で調べることも必要でしょう。ただ中には良質なサービスもあります。

weblio1つあれば、ほぼ他は必要ありません(゜_゜)収録辞書は500以上で国内最大級のオンライン辞書になっています。ただし、言葉の扱い方の違いはありますので、その他の辞書も閲覧することをおすすめします。

ネットで言葉を調べるときは、2つ以上の辞書サービスを確認する

また、googleの検索ボックスに、「○○とは」「○○ 意味」「○○ 英語」などで検索すれば大量に調べられます。特にgoogle翻訳は英語(外国語)が分からないときには便利です。和英・英和・その他の言語など自在に調べることができ、便利すぎです(^▽^;)

人に聞いて調べる
  • メリット
  • 双方向のやり取りの中で解決できる(疑問を何度も聞ける)
  • コミュニケーション能力の向上
  • デメリット
  • 人によって知識が偏る
  • 常に人に聞けるわけではない

人と直接コミュニケーションが取れるメリットが最も大きいでしょう。

言葉を調べると、説明の中にまた分からない言葉があり、調べるとまた分からない言葉がでて...分からない言葉がエンドレスに出てくる(/ω\)困ります。

人に聞くことで、自分の語彙力に応じて分かりやすい説明を受けられる可能性があります。

SNSなどのネットに質問を投げると、早いレスポンスも期待できます。

新しい言葉を知ることを楽しもう!

「調べるなんて面倒くさい(=_=)」という人、特に小中学生には多いです。

  • ”言葉遊び”だと思って楽しんで

テレビのバラエティー番組やYoutubeなどの動画サイトの企画で面白いものはたくさんあります。

その中に知的な言葉遊びには驚かされます(本気でお仕事をされている方に”遊び”とは大変失礼ですが、、m(_ _)m)。

言葉を巧みに扱うテレビ番組や参考になるテレビ番組に下記に紹介します。

  • プレバト⇒俳句など限られた文字数でお題にそった作品をつくる
  • 着信御礼!ケータイ大喜利⇒大喜利形式でお題が出され視聴者が携帯電話で回答
  • IPPONグランプリ⇒大喜利のNo.1決定戦
  • チコちゃんに叱られる!⇒好奇心旺盛なんでも知っている「永遠の5歳」からのクイズ

ひねりを効かせて答えるには、圧倒的な語彙力と発想力がなければ実現しません。日常の会話でも「この人面白い」と思う人は、言葉の取り扱いが巧みです。

魅力ある人は言葉を操り、知らない言葉を知ることを面白がる。

面白がるには、言葉を知り、調べるだけではなく、実際に使ってみることです。

慣れない言葉を使うには最初は抵抗はあります。しかし、使っていくうちに慣れていき、使いっていくうちに言葉の意味も当たり前のように常識になっていきます。

新しい言葉を恐れず使う。

新しい言葉使い、喋って、書いて、常識を増やす。

では、今回は以上になります。

国語力の向上は、言葉を知ることから始まります。日常に溢れる言葉に敏感になり、面白がって調べる習慣をつけてみてください。それでは(^^)/