【コロナウイルス】再び塾へ通う時期を親はどう判断すべきか。

こんにちは、まねこです。

2020年4月16日に非常事態宣言が全国に拡大されました。休業などを要請する施設に学習塾も含まれることから、塾に通う子供は自宅学習をしていることでしょう。

感染しない・させないために自宅にいることが最優先です。

とはいえ、いつから塾に通うか、通塾するタイミングを見計らっている方もいるのではないでしょうか。

【コロナウイルス】再び塾へ通う時期を親はどう判断すべきか。

学習塾が再開しなければ、何も始まらない

学習塾が再開の判断をしなければ、通う側はどうしようもありません。

子供を預かる塾の経営上、安易に再開は出来ず、他の業種より慎重な判断となることが予想されます。

塾の経営者の判断で再開したとしても、万が一感染者でれば、安全面が不安視され、どうしても負のイメージがついてしまいます。親御さんの信頼を失いかねません。

通塾には

塾側の再開の判断が前提条件。

子供の安全面を考え、慎重な判断にならざる得ない。

教育業界だけでなく、あらゆる経済活動の再開には、「1人の感染者が新たに何人に感染させるかを表す」再生産数が1を下回ること、医療体制検査体制等で判断されるようです。

では、今後事態が徐々に好転し、経済活動が再開、塾側も再開の判断をした場合、家庭の判断をどうすべきかです。塾に行かせますか?

家庭はどう判断すべきか

受験生の子を持つ親は、特に心配です。

子供の安全面を考えることは当然ですが、進路が決まる受験の対策も必要。今までしっかり準備してきた家庭ほどより心配でしょう。

子供を塾に行かせるかどうかの判断は、最終的に親がすべきです。判断基準は、塾の対応に納得できるかどうかです。

見極めるポイントは3つです。

  • 塾からの連絡は適切か
  • 教室内の感染予防策は十分か
  • 経営状態は健全か

中身を掘り下げていきます。

  • 塾からの連絡は適切か

1つ目は、塾からの連絡状況です。

塾が臨時休業となってから、塾からの情報発信などに不満はなかったですか?子供が塾行ったら休みだったなど。

塾からの連絡で、以下の8項目で当てはまらないものがあるでしょうか。

  • 休みになる丁寧な説明があったか
  • ホームページやSNS、家庭との連絡ツールの発信はあったか
  • 授業料をはじめとする金銭面の取り扱いの説明があったか
  • 補習授業や振替授業などの対応について説明があったか
  • 問い合わせがある場合、対応手段があるか
  • 自宅学習の指示が適切か
  • 家庭で勉強する子供へのフォローはあるか
  • オンライン授業などの対応をしているか

全てを網羅している塾であれば、迅速な対応がされていると言えます。緊急事態であるため、塾側としても大変です。

ただ、どんな小さな学習塾であれ、連絡の徹底は最低限度やるべきこと。連絡がいき渡っていないなどあり得ません。今後、塾を変えることも検討した方がいい(-_-メ)

また、月謝、授業数の補填などで、塾の都合の良い対応があれば、塾に今後通わせることを考えるべきです

そして、子供のことを最優先に考えた対応をしているかも見極め所です。

自宅学習の指示、学習状況のチェック、励まし、相談受付など、これらは、電話やネットを利用すれば、外出せずにできます。

大手の塾は、SkypeやZoomでオンライン授業やオンライン質問教室を設置したり、在宅学習のシステムを全ての子供に適用したり、いち早く対応している所もあります。

この対応は、小規模の塾は厳しい現状です。小さければ動きも早くできそうですが、資材に投下できるキャッシュがあるかどうか「?」です。

  • 教室内の感染予防策は十分か

塾に行くべきか見極めるポイントの2つ目です。

塾側が感染予防をしているか見極めることです。少なくとも下の6項目は見ておくべきです。

  • 玄関に消毒液や空気清浄機などは置いてあるか
  • 張り紙など子供達への注意喚起はされているか
  • 塾の講師・職員はマスクや咳エチケットなどの配慮があるか
  • 教室は整理整頓され、清潔か
  • 教室は喚起されているか
  • 教室は3密を避けられているか

これらを電話やメール、あるは直接聞きに行って確認してみるといいかと思います。

なかなか塾に聞きづらい(-_-;)と気にされる場合、塾に通うか判断するために、一度だけ再開した塾に子供に行かせ状況を聞く。そこで判断する。

特に心得ておくべきことは、塾は3密(密接・密集・密閉)が起こりやすいです。

あらゆる塾があるため、一概には言えませんが、小さい子供ほど身体が小さいため、座席間隔が非常に狭い。アットホームな塾ほど、人と人との距離が近いことがあります。

重要なのは、塾が今までは違う対応をしているかです。例えば、

  • 座席を離して配置する
  • 子供をグループで分けて分散して授業をする
  • 子供達や講師との適度な距離感を保つ
  • 休み時間などの講師による子供を観察し注意喚起する
  • ドアや窓を開けた状態で授業をする

などの対応をしているか。学力面だけでなく、健康面に配慮されているのであれば、学校の再開と同時に塾に通う判断ができます。

  • 経営状態は健全か

塾に行くべきか見極めるポイントの3つ目です。

塾が潰れないかどうかの判断です。が外にいる人間には分かりません(-_-;)

塾の対応に不信感があれば、リスクを負って塾に行かず、自宅学習すべきです。

補足すると、塾で働く人にも家族がいます。こういった緊急事態で大変なのはお互い様ですので、問い合わせる場合などはある程度配慮があっていいかと。

以上3点、「塾からの連絡は適切か」「教室内の感染予防策は十分か」「経営状態は健全か」塾に通わせるタイミングを判断すべきと考えています。

ただ、塾に通えない時期は続きます。家族が自宅で過ごす時間が多くなった今、親に求められる役割が見えてきます。

このな時の自宅での親の役割

充実した休校期間を過ごす子

周囲の子供の中に、学校が休みなったことで充実した勉強習慣が生まれている子もいます。学校があった時より充実しているとのこと。

  • 前学年の復習に時間がとれた
  • 英検2級の勉強ができている
  • オンライン学習に挑戦している

などの声を聞きます。

この状況を逆手にとって、今しかできないことや新しい挑戦をしているようですね(^O^)/こんな子は問題なし。どんどん自分で学ぶことで、学校再開後に成長した姿でみんなに会えますね。

オンライン学習や通信教育に関しては、代表的なコンテンツとして以下のようなものがあります。

生活リズムが乱れる子

一方で、生活リズムが大きく乱れる子もいます。子供が暴れたり叫んだりしていませんか(;´Д`)

ずっと家の中にいると病みます。大人でも。子供ならなおさらです。休校期間は想像以上のハードに感じる家庭は多いです。

自発的に改善しようとする子はいいですが、そんな子は少ない。そこで親の出番です。

  • 今こそ、コミュニケーションを。

子供の興味を持っている事に踏み込んで話を聞いたり、将来について語ったり、一緒に身体を動かしたり。

そこで親子のコミュニケーションでは、親は受け身になるべき。という考えがあります。聞き役に徹しろ!引き出せ!とか。ベースはそれでいいですが。

しかし、親の希望を子供に伝えることも大事だと考えています。

「私はこう考えてる」「こう生きてほしい」「こうなってほしくない」ということを伝える。押し付けるのではなく、あくまで親の希望を伝える。

それを聞いて子供はどんな反応するかは分かりません。耳も傾けないかもしれませんし、難しくて理解できないかもしれない。あるいは、子供が考えるきっかけとなり、生き方が変わるかもしれません。

子供は親の考えをなんとなく聞く機会はあっても、じっくり聞いて考える時間は意外とありませんので。良い機会になるかと。

では、今回は以上になります。

塾に行くかどうかの判断は、「この塾であれば子供を預けられる」という信頼度で決めてください。手洗いうがいや3密を避けるなど身の安全を守る行動を子供に伝え、今出来ることを楽しみながら工夫して勉強してもらいたいです。それでは(^^)/