こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。
子どもに何か伝えたいことは多々あります。
「こうなってほしい」「こうあるべきだ」という親の教え。「勉強しなさい」「片づけなさい」などの注意。
しかし、親の思いとは裏腹になかなか子どもは話を聞こうとしません。
子どもに話しをするときに、やってはいけない”伝わらない”伝え方10項目を紹介します。
子どもに伝わらない10の伝え方【話を聞かない原因】
子どもは、目の前のことに夢中になったり、ついつい自分の興味の赴くままの行動をとったりします。
加えて、語彙力も乏しいこともあり、大人に対して話すときより工夫が必要です。
伝えたいことがある場合は以下のような、伝わりにくい原因を取り除いてはどうでしょうか。
1.相手の目を見て話さない
子ども自身が、自分に話しかけているかどうか判別しにくくなります。
しっかりと目を見て話しかければ、自分に何かを伝えようとしていると注意を引くことができます。
子どもの目線に合わせる
子どもを見下ろすような状態より、相手と同じ高さで話せばさらに、相手はこちらの話を聞きやすくなります。
2.抑揚がない
いくら話の内容が筋の通ったことでも、淡々と話すと子どもは聞く耳を持ちません。
- 音量の大小
- 音程の高低
- 話すスピード
以上の3つに変化を加えるだけでも子どもにとって聴きやすくなります。
重要なポイントを伝えたいときは、他とは違う話し方をすれば強調できます。
3.1つ1つ納得したかを確認しない
伝えたいときに、伝えいたいことをたくさん話しても、子どもの脳では処理しきれません。
1つ伝えたら、内容を理解したか確認する。その都度話した内容を、子どもに言わせることで、伝わったかどうか確認できます。
伝わったかどうかの確認は”オウム返し”させる
また、伝えた内容に対して、今後どのような行動をすれば良いのか、考えさせ、しゃべらせることも効果的です。
4.子どもの知らない言葉を浴びせる
年齢に応じて、能力に応じて、知っている言葉は違います。
大人にとっての当たり前のような言葉は、子どもにとっては”難しい言葉”だったりします。
当たり前のように使っている言葉も、言い換えて伝える工夫が、子供に伝わる秘訣です。
話の都度、理解したか確認し、わからない言葉を説明すれば子どもの語彙力の強化にもつながります。
5.長時間の演説
子どもは、長い時間の話しを聞く集中力を備えていないことが多いです。
長くつまらない演説を聞き流すように、子どもの頭には何も残らないでしょう(-_-;)
言いたいことは短く
話が長いと、何が重要で、何を伝えたいのか分からなくなります。
6.一方通行で話す
大人から子供へ一方的に話し続けることも避けたいです。
子どもの場合、会話の”やり取り”を通して、伝えたいことを納得させるのが良いでしょう。
”やり取り”の中で、大人の話したことを自分の言葉で置き換える癖をつけると、話の要点を捉える能力が高まります。
人から伝えたことを理解するには、自分の言葉で置き換えられることがポイントです。
7.無表情で話す
人は見た目で物事を判断する生き物です。
「真剣」「楽しそう」「暗い」「不機嫌」など顔の表情で相手の気持ちを推し量ります。
無表情で話しては、伝えたいことが重要なのかどうか分かりかねます。
伝えたい内容に応じた表情、あるいは身振り手振りも交えて伝達すると良いでしょう。
8.子どもが夢中になっていることを取り除いていない
こちらが話しているのに、子どもは別のことに夢中...これではいくら話しても聞きません。
まず、話を始める前に、子どもの動きを止めさせ、聞くことに集中させることが必要です。2つのことを同時に出来る子どもはまずいません。
”聞くときは聞く”を徹底
9.聞くメリットが伝わっていない
子どもが「話を聞いて良かった」と思う経験が少ないのも、子どもが話を聞かない原因となります。
話を聞くことで自分にメリットがあることを実感させましょう。
子どもに「話を聞いたから○○ができるようになった」などを実体験させる。話を聞いたあとの小さな成功体験を積み重ねれば、「また話を聞けばいいことがある」と実感できます。
10.興味を持たせていない
大事なことでも、つまらな過ぎては聞く気も失せます。
分かりやすい具体例、子どもに置き換えた話、面白おかしく話すなど工夫が必要です。
では、今回は以上になります。
勉強と子どもとのコミュニケーションは切っても切り離せません。
勉強のルール決め、注意や指導、アドバイスなど親から子へ話す場面は多々あります。
そんな時に「伝えたいときに伝わらない」と親もストレスです。子どもへの伝え方を工夫し、大人が落ち着いて伝達したいですね。それでは(^^)/