学力が伸びる子どもがしていること【中学受験】

こんにちは、学びに関するブログを書いています。

今回は、小学生の学力が上がる子の特徴に絞って話を進めていきます。

ただし、学力をつけるための行動は、中学生でも高校生でも、大人になっても大きな違いはありません。

中学受験に成功してきた生徒がしてきた行動をぜひ参考にしてください。

学力が伸びる子どもがしていること【中学受験】

早速、学力がどんどん伸び、中学受験に合格している子どもたちの特徴や行動などをご紹介します。

自然とこういった行動がとれるようになってくると、学力が上るケースが多く、行動が変わり始めたら、「この子は今後伸び始めるな」と分かってきます。

【学力が伸びる子】学習塾での特徴

  • 自分の勉強法や解法をやりたがる

勉強の仕方の良し悪しは別として、自分で勉強のやり方を探り始めます。

どうやれば理解出来て、覚えられるのか、自分の頭を使って勉強の正攻法を試行錯誤している段階です。

こういったときは、子どものやっている勉強は否定しすぎず、勉強法を開拓していることを認めてあげることが大切です。

行き詰まっている様子であれば、そこでより効率的な勉強法を提案してみると、提案に聞き入り自分で新しい方法を試していくでしょう。

自分の力でやってみようとすることが、伸びる子の特徴です。

  • 自分勝手にどんどん先に進もうとする

こちらが指示しなくても、次の課題をやろうとすることも特徴の1つです。

自分でやってみたい、もっと上達したい現れです。

解き直すことは学力向上には欠かせませんが、前進欲が強いときは先に進めて構いません。

  • よくしゃべる(うるさいぐらいwww

塾の授業の間や帰り際など、友達同士で話すときもそうですが、大人との会話でもよくしゃべる傾向があります。

自分の感じたことや考えたことを、自然と言葉にできる子は、表現力が磨かれます。

さらに自分の意見を主張するための論理的な思考力も養われるため、よくしゃべる子は成績も伴う傾向にあります。特に、語彙力・思考力・表現力があるという意味で、国語の得点に関係していると考えています。

  • なかなか説明に納得しない

授業内の説明にすぐに「わかった、わかった」という人より、なかなか納得しない子も賢い子の特徴です。

以外かもしれませんが、これは、新しく習うことの原理原則などを根本から理解しようとしているからだと考えます。

理解が早い子は、賢いとも言えますが、場合によっては、表面的な理解しかしない子とも言えます。

根本の理解や原理原則、理由まで考え納得するまで探求する子は伸びていきます。

  • 勉強をゲームのように楽しむ+負けず嫌い

学ぶことは、人と競う争いごとではありません。

しかし、ゲーム感覚をもって、周りの人を目標にしたり、時間の速さであったり、効率性を高めようとしたり、自然と楽しみながら工夫する子は伸びていきます。

おまけに、もっと人より、高得点をとろうとしたり、スピードを高めようとしたり、量を増やそうとしたりと負けず嫌いの子が多いです。

【学力が伸びる子】学校での様子

  • 基本的なことも一生懸命

中学受験を検討している子の大半は、学校で勉強することは、既に自宅や進学塾で習っています。

しかし、伸びる子は学校の授業もないがしろにせず、学校の授業からも得るものがないか目を輝かせています。

学校で得たヒントを、自分の知恵にして受験に活かそうとする子も伸びる子の特徴です。

  • ずる賢い(要領が良い)

地域によって小学校で宿題の無い学校もありますが、学校から宿題を設定する場合は多くあるでしょう。

伸びる子は、宿題は家庭でやるものという前提条件を壊し、休み時間や授業内で早く問題を解き終えた後などで宿題をやってしまいます。

宿題を秒で終わらせることが快感になっている子も見られます。

速さだけを追い求めることは良くないかもしれませんが、時間の効率的な使い方の訓練になる意味で、個人的には問題ないと考えています。

やらなければならないタスクが少なくなることで、落ち着いて深く考える時間も増えますので良いのではないでしょうか。

  • 自分のやっていることに夢中になる

勉強だけでなく、自分の興味のあることに没頭している傾向があります。

算数・国語・理科・社会・英語だけではなく、図工や家庭科、音楽、体育といった科目で強いこだわりを見せる傾向があります。

全てではありません。何か特定の1つの些細なことに、信念のようなものを感じるほど自分の世界観がある子は伸びいてく子が多いです。

  • 一人になることが苦にならない

人に対してはよくしゃべりますが、一人の時間をまったく苦にしません。

人とつるみすぎず、人間関係にメリハリがあるも言えます。

学校が終わるとサッと身支度をして帰り、自分のやりたいことに時間を注ぐ。人それぞれですが、伸びる子はだらだらせずテキパキと行動している子が多く見られます。中には、せわしなく見える子もいます(゜_゜)

【学力が伸びる子】自宅での様子

  • 本を読む習慣がある

やはり幼い頃から本に親しんでいるということは、学力が伸びる子の共通しているところです。

伸びる子のご家庭には本棚が必ずあります。子どもが手の届くところに、様々な種類の本があり、自由に選べるようになっているご家庭がほとんどです。

ポイントは、親からある特定の本を強制的に読ませていないことです。

本を読むルールを作る家庭もあります、習慣化する前のルール化はあっても良いでしょう。

ただし、読む本の種類を強制している家庭はないです。

事前に多くの種類を本棚に置いていおき、ちょっとしたきっかけで特定の分野に興味を持ち始めます。その後、興味を持った分野の本を増やすという工夫をしている方が多くいます。結果的に読書の習慣化につながっている家庭が多いです。

  • 塾で習ったことを説明したがる

習ったことや出来事を親に話したがる子も、伸びる子に見られる傾向です。

面倒がらずに聞いてあげるのも親の役割でしょう。

ここで、説明が不十分なところにつっこみをいれると、のちに理路整然と説明させるできるようになります。

これは、表現力を鍛えるだけでなく、習ったことを人に説明することで記憶の定着に結びつきます。

今日の出来事を自然に聞いてみて、習ったことを子どもに説明させることで、子どもは頭の中が整理できます。成績の高い子の過程でやられていることで、最もよく聞くエピソードです。

  • 勉強以外のことにも興味をもつ

学力が伸びる子は、テレビや本、ネットなど新しい情報にも敏感です。

知らいないことを知りたがる知識欲も豊富です。知らないことを調べる癖をつけると、主体的に新しい情報をどんどん吸収していきます。

  • リビングで勉強

没頭するすると、リビングなどの人が集まる場所でも、雑音が耳に入らない傾向も見られます。

身勝手とも見て取れますが、1つにことに没頭する傾向が出始めると、成績も徐々に向上していきます。

家族が近くにいることで、不安を感じず自分のことに夢中になれるのかもしれません。

あえて、リビングで学習するちょっとしたスペースを作ってあげるのも良さそうです。

今回は、学力がどんどん伸びる子の特徴を列挙していきました。

これらの特徴は、必ずしもすべての人に当てはまるものではありません。(例えば、何もしゃべらず寡黙な子でも成績が高い子もいます。)

上記のような行動が見られるようでしたら、今後伸びる傾向が高く、のちに中学受験に合格する子は数多く見てきました。

子どもに学校、学習塾、自宅での過ごし方を聞いたり観察したり、親の接し方や環境づくりのご参考にしてください(^_^)/~