やりたいことはやるべき【趣味と娯楽の付き合い方】

こんにちは、学ぶことについて書いています。

勉強と聞いただけで、ネガティブなイメージを持つ方もいるかもれませんが、「学びたい」「勉強したい」というときも誰しもあるでしょう。

意欲的に学んでいるときはとても心地が良いですよね。

ただ人には、やりたいことは他にもたくさんあり、趣味や娯楽、嗜好は人それぞれ持っているかと思います。

「やりたいこととの付き合い方」を考えます。

やりたいことはやるべき【趣味と娯楽の付き合い方】

受験勉強中であっても、やりたいことを我慢しすぎるより、積極的に趣味のようなことはやるべきと考えています。

目的とする1つのこと以外は全て断ち切るということはせず、やりたいことをやるべき理由を考えます。

「学ぶ」本来の目的を考える【やりたいことをやる理由その1】

何のために「学ぶ」のか、何のための「勉強」なのかを考えると、「豊かな人生を送るため」ということが1つの目的だと考えています。

「学ぶことでスキルアップし、出来なかったことを実現する」、「勉強することで進学し目標の職業につき社会貢献をする」、「知恵を増やしお金を稼ぎ自由な暮らしをする」など学ぶ理由は人によって異なります。

共通することは、自分の生きがいを探し続け、自分の目指す姿を実現することではないでしょうか。

やりたいことをすることは、自分の人生を豊かにする大切なことです。

  • やりたいことやることは、人生を豊かにする「学ぶ」目的と同じであるから

脳と心を考える【やりたいことをやる理由その2】

人間の脳の機能は心によって支えられているといっても過言ではありません。

心の病を患って人は、合理的な判断が難しくなるのではないでしょうか。

やりたいことを過度に制限し、継続的に憂鬱な状態が続いた中では、新しい知識は頭に定着しずらく、思考もできません。

  • 心を健全な状態にして、脳を正常に働かせるため

学びの能率を考える【やりたいことをやる理由その3】

やりたいことを一切やらずに勉強しようと意気込んでも、時間の経過とともに、頭の片隅にやりたいことが浮かんできませんか?(-.-)

本来の学びたいことと違うことが頭に浮かんだ状態では、勉強の能率が悪く、学びの効果が薄れてしまいます。

より少ない時間で、より多くのリターン(知識や情報)を得るという点で、やりたいことをやってしまってから、本来の学びに移行すべきです。

  • 他のことを考えながら学んでも能率が悪いから

ここで、やりたいことをやり続けるだけで自分の目標を達成できるか、というとそうではないです。

自分の目標を達成するには、多少の我慢も必要です。

では、「やりたいこと」を上手にコントロールしながら「やるべきこと」を実行するにどのようにすれば良いのでしょうか。

「やるべきこと」があるときの工夫

「やるべきこと」があるときの「やりたいこと」との付き合い方を紹介します。我慢しすぎず工夫しながら勉強していきましょう。

「やりたいこと」をご褒美化する

「やるべきこと」をやりきった後だけに、「やりたいこと」をやるようにすると、勉強も意欲的にできるのでおすすめです。例えば以下のように”ご褒美化”してみると良いと思います。

・英単語40個覚えきったら、テレビを見る。
・12時まで勉強できたら、ゲームをする
・10ページ問題を解ききったら、漫画を読む

最初のうちは、ご褒美にたどり着くまでの「やるべきこと」は簡単なものが良いです。

自分で決めたルールに挫折しないようにしましょう。

慣れてくると、ご褒美がなくても、「やるべきこと」自体が「やりたいこと」に変わります。そうなったら成果は上がり続けます(^^)/

「やりたいこと」をやる時間を決めておく

自分の「やりたいこと」を午後3時になったら絶対やる、というようにやりたいことをやる時間を決めることもおすすめします。

多くの人は、この時間までは絶対やらないと決めると、失敗することがあります。

そんなときは、逆に「やりたいこと」をやると決めて、それまでは勉強してみてください。

注意としては、やりたいことの時間を決めるておくことです。何時から何時までにやりたいことをやると決めましょう。

隙間時間を活用する

やりたいことをやるには時間が必要です。

しかし、睡眠時間を削るのはよくありません。睡眠不足は全ての能率を下げます。

「やるべきこと」も「やりたいこと」も隙間時間を使ってやってみるのが良いでしょう。トイレで勉強、お風呂で勉強、通学時間で勉強など、工夫できるところはいっぱいあります。

ただ、「やるべきこと」を隙間時間でやることをおすすめします。

「やりたいこと」は時間しっかりとって、しっかりやる。時間に追われながら「やりたいこと」をやっても満たされません。結局すぐに自分の好きなことをやりたくなります。

「やるべきこと」をまったくしない日をつくる

何も勉強しない日をつくるのも良い手です。

但し、月に1回程度にしないと、学習習慣が崩れ成長できません。

月1回は何もしないで、やりたいことを存分にやる日を決めることで、リフレッシュできます。

また、この日を目指して日々の学びもより意欲が湧いてきます。

やりたいことを我慢することによる弊害

「やりたいこと」の我慢のし過ぎも良くないことも言われています。

ストレスを感じると脳に悪影響

我慢し続けることによる慢性的なストレスは、副腎が分泌すホルモン「コルチゾール」の過剰分泌につながります。

過剰に分泌されたコルチゾールは、脳内で海馬の神経細胞を破壊することが解明されています。

海馬は、記憶や空間学習能力に関わる器官です。

我慢はほどほどにしましょう(=_=)

集中した状態「フロー」に入れない

リラックスして、ストレスが溜まっていない状態で実現する「フロー」の状態。

人間が極限まで集中できる状態です。ストレスはある程度あった方が集中できるという研究もありますが、ストレスが溜まりすぎでは集中できません。

脳のパフォーマンスを最大限にいかすためにも、我慢しすぎずにストレスを解放するためにも、やりたいことでリフレッシュをしましょう。

学びや勉強は、「努力」「鍛錬」「修行」という言葉と重なりますが、楽しんでやるのが最も成果がでやすいです。

しんどいと思ったら一休みし、自分を追い込みすぎず学び続ける工夫をしていきましょう。もし、自分に取り入れられることがあれば真似をしてみてください(^_^)/~

  1. 疑問が解決しました。ありがとうございます!