我慢は悪か【学ぶということは我慢ではないです】

こんにちは、学ぶことについて書いてきます。

勉強をしていると辛いと感じることはありますよね。

はっきり申し上げて、勉強には我慢が必要です。

教育に長年関わっている方でも、勉強はつらいこと、しんどいことではなく「勉強は楽しい、面白い」を強調する方はいらっしゃいます。

新しいことを学び、出来なかったことが出来るようにになることは、非常に楽しいですし、勉強は楽しいことを否定はしません。

ただ、楽しいときだけではないというです。子どもに楽しさを強調しすぎても、学ぶという本当の楽しさを経験していない場合は、楽しさを勘違いする子もいます。

学ぶことの楽しさをまとめていこうと思います。

困難を乗り越える達成感【学ぶ楽しさと我慢】

趣味として新しいことを学ぶことはとても楽しいです。自分のペースで自分のやりたいときに学べます。止めるのも自由です。

新しいことを学ぶ理由の1つとして、試験の合格がある場合はどうでしょうか。

試験には、試験をする日が設定され、出題される内容や主題範囲があり、同じ試験を受けるライバルや合格基準点があります。

  • 試験の合格を目的とする学びは、計画(締め切り)が必要

出題範囲を調べ、試験日から逆算して1か月の勉強スケジュールを立て、1週間、1日でやることを割り出し、勉強を開始します。趣味の勉強とは期限(試験日)があるという点で大きく違います。

試験の内容には、必ずしも自分の興味のあるものだけとは限りません。興味がない課題で、難しい問題を解き明かすには、覚悟して困難に立つ向かう必要があります。期限(試験日)もあるため焦りや不安も伴うかもしれません。

しかし、いくつもの困難を乗り越えて、自分が望んだ試験の合格を勝ち取ったときは、格別な達成感を味わうことができます。

この達成感は趣味の勉強は、絶対に味わうことが出来ません。

今我慢することで、未来に起こることを想像する【意味のある我慢と意味のない我慢】

我慢しかない生活は苦しいだけです。

勉強をしていて辛いと感じたら、現在のこの辛さを我慢することで、将来どんなメリットがあるか考えてみましょう。

  • 我慢をする前に、必要な我慢かどうか考えるべき

「何のために我慢しているのか」「この我慢を経て将来何があるのか」自分に問う。

ただの我慢は絶対やめましょう。ただ苦しいことを経験するれば、報われる訳ではありません。苦しいことを経験して、他人から同情を得ることで、心地よくなるのは無意味です。その他人は同情だけであなたに何のメリットも与えてくれません。

将来に、試験の合格、得られる技術やノウハウの獲得、出来るようになる達成感、幸福感などのメリットが得られるのあれば、積極的な我慢はありです(‘ω’)ノ

【甘えるな】自分大好き人間【失敗の言い訳ばかり】

いろんなことに興味を持ち挑戦すべきです。

自分のやりたいことは、とことんやりまくって自分の得意分野を極めることは大いにやるべきです。特化した分野で他の人との差別化もできます。

  • 出来なかったときの言い訳をつくらない、得意分野ならやりきる

同時に、得意分野でちょっとした困難が出てきたときは逃げるべきではないです。得意分野であっても、ちょっとした面倒なことは起きます。

こんなときに、出来なかった言い訳をする人をよく目にします。こだわりが強く、ある特定の分野が大好きで、既に他の人よりもその分野の知識が多い人に見られます。自己愛が強い人です。出来なかったのは「体調のせい」「道具のせい」「他人のせい」で「自分のせい」ではない。としないで、得意分野であるならば我慢をしてでも極め、他の人を圧倒しましょう( ^ω^ )

我慢があるから、自主性も生まれる【メリハリがつく】

我慢を経験することでやりたいことがはっきりします。

本来勉強や学びは、人にやらされることではありません。

  • 我慢は自主的な学びを促す

やらされることは、モチベーションも上がりませんが、最も懸念されことは、自主的な発想が生まれないことです。

言われたことをこなすだけの作業だけでは、経験したことのない課題をクリアできません。

試験であっても見たことのない問題は、自分で解き方を生み出さなけれならず、自主的な試みが必ず必要です。

自主的な試みは、普段から自分のやりたいことを自分で見つけ、自分で考えて、自分の意志で行動することで養われます。

我慢が自分のやりたいことを引き立たせ、「我慢と自主」をうまく使い分けることで、主体的に発想できるようになります。

目的のない我慢が永遠に続くと思うとげんなりします(+o+)

個人的には、将来得られるメリットのために我慢する、楽をしては解決できない困難を我慢することで乗り越える、など目的の伴う我慢は良いものと捉えています。

限定的な我慢をして、我慢を学ぶ道具として上手使うことをおすすめします。