感情を利用した勉強法【やる気を落とさず効果的に学ぶ】

こんにちは、「学ぶことは真似ることから」のブログです。

生きていると誰しもいろんなことがあります。いいときもあれば、悪いときもあり、その都度いろんな感情が生まれます。

「友人と喧嘩をしてモヤモヤしている」
「人に悪口を言われ気分が悪い」
「家族の口出しが煩わしく感じる」などのマイナスの感情 
「テストで良い結果でうれしい」
「学校や職場で高評価を得られて気分がいい」
「友人・異性関係が順調で気分が落ち着いている」などのプラスの感情 

プラスの感情を持った時は、勉強がはかどり易いでしょうが、マイナスの感情を持った時は、勉強以外のことに気を取られ効果的な学習ができません。

感情によって勉強の量・質が左右されていては、勉強の量・質は感情次第で大きく変動し、それにともなって成果にもムラが出てしまいます。

マイナスの感情と上手く付き合い、プラスの感情を最大限に利用した勉強法を探っていきましょう。

感情を利用した勉強法【やる気を落とさず効果的に学ぶ】

プラスの感情を最大限に活かす

良いことがあっていい気分のときは、真っ先にこう考えるようにしましょう。

良いことがあって気分がいい⇒「今すぐに勉強しよう!」と考え、行動する

気分がいいときは、その感情のまま真っ先に勉強する癖をつけてください。これには理由があります。

  • 「うれしい・好き・楽しい」などのポジティヴ感情は記憶力が上がる

脳内の神経細胞の集まりである偏桃体は、記憶と感情の処理に役割を持ちます。

偏桃体は記憶に関わる海馬の近くに位置しており、ポジティヴな感情を持つと、神経細胞のつながりが増し記憶はより定着するのです。

脳は感情によって大きく影響を受けるため、ポジティヴな感情を持って勉強すると学習効率が格段に上がるのです。

つまり、自分の好きなことややりたいと思うことは、上達しやすいということになります。ポジティヴの感情があるときは真っ先に勉強しましょう。

https://manabi-skillup.com/?p=404

では、マイナスの感情がありなかなか勉強に気持ちが向かない時はどうすればよいのでしょうか。

マイナスの感情と上手く付き合う

「嫌なことがあって、頭から離れないことがある」とどうしても勉強できません。

ここで意識すべきことは、

負の感情を利用する

ということです。

「友人と喧嘩をしてモヤモヤしている」
⇒その友人を見返すために、勉強して成果を出そう!
「人に悪口を言われ気分が悪い」
⇒何も言わせないぐらいの結果を出すために勉強する!
「家族の口出しが煩わしく感じる」
⇒家族が驚くぐらい勉強してみせる!

ネガティブに陥らずに、逆に負の感情を上手く使いこなしてやるという気持ちを持つと、勉強モードに入れます。

納得のいかない嫌なことがあれば、やってみてください(^_^)

ただし、なかなか嫌な気分が頭からこびりついて離れない時もあります。

  • 潔く眠る

睡眠をとることで、体調も整いますし、1日おくことで気持ちを落ち着かせることもできます。

翌日、物事を整理して考えることも大事です。

また、気分を害したことを気にしないようにするのは、おすすめできません。

気にしないようにするとますます気になる、ものです。

  • 自分の真の目的・目標を見つめ直す

他人にかまわず、自分の目標を再確認すると、他の事も馬鹿馬鹿しく思えてきます。

成果を出すための行動とは何か、冷静に考えば1つのことに気持ちを向けることができます。

さら、感情を上手く利用してより効果的に学べる方法もあります。

記憶に感情を利用する勉強法

感情”メモ”勉強法

ポジティヴな感情は記憶の定着につながると先ほど述べました。

これを上手く活用するために、講義や授業、新しく仕入れた情報をノートに書き留めるときに、その時の感情もメモ残す方法です。

  • 新しい情報+その時の感情

感情”振れ幅”勉強法

新しいことを学ぶ時に、結論を見ずに、先を自分なりに予測します。

・「新しい用語が出てきたとき」
⇒調べる前に言葉の意味を予測する
・「物語文」
⇒タイトルから内容を予測する
・「実験・検証」
⇒結果と考察を事前に予測する
・例題
⇒導く方法と答えを予測する など

このように自分で結論を予測・想像した後に、結論を確認するようにしてください。

当然、予測と結果は異なることがほとんでしょう。

その時に、予測と結果が異なったことにリアクションをするように心がけてください。

  • 「まったく違った、悔しい!」
  • 「意外と予測に近い、おしいっ!」
  • 「全然違う考え方だ、おもしろい!」

など、感情を込めたリアクションをすることで、予測したときと結果を知った後では、感情に振れ幅ができます。

大事なのは予測が正解すること以上に、

  • 感情が揺れ動くこと

で、感情の振れ幅が大きいと記憶に残りやすいのです。

感情”勘違い”勉強法

勉強を「好き」と勘違いしてやってみる。

脳は好きなことは定着しやすいですので、「好き」と思って勉強すべきです(もともと勉強が大好きな人には必要ないですね)。

好きなる方法としては、単純に学ぶことに接する回数を増やすことです。

  • 勉強のことを意識する頻度を増やす

単純接触効果で、「好き」と勘違いしながら、勉強する時間・回数を増やしていきましょう。

では、今回は以上になります。

気分を阻害するようなことは本当に嫌ですよね(>_<)

世の中にはいろんな人がいます。中には性に合わない人もいます。

そんなときは、無理に感情をコントロールし抑えようとするのではなく、感情を利用しちゃいましょう(*^-^*)