書店を歩こう【勉強のきっかけをつかむ】

こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。

最近、書店に足を運んでいるでしょうか。

本を購入するにもネットで購入するため、わざわざ書店に行く人は少ないのかもしれません。

また、タブレットを利用することで、電子書籍を読めるのも、書店に行かなくなっている要因の1つです。

こういったことを踏まえると、表題の「書店を歩こう」は、やや時代錯誤なのかもしれません。

しかしたまには「書店をぶらぶらと歩いてみる」ことで良いことがあるのではないでしょうか。

書店を歩こう【勉強のきっかけをつかむ】

大人もそうですが、特に学生に「書店をぶらぶらと歩く」ことをすすめしたいです。

学生にとって「書店をぶらぶらと歩く」ことのメリットはいくつかあります。

書店を歩くメリット

学生とは、主に大学生を指す言葉ですが、ここでは、小学生・中学生・高校生も含めています。学生の方は、ぜひ時間を見つけて書店を歩いてみてください。

書店を歩くメリット

多種多様の最新の情報を得ることができる

ずばりメリットはこれです。

先人から得られる情報は非常に貴重です。しかし、多くの学生にとって、普段接する”先人”は限られた人です。

一生懸命勉強している学生にありがちなのが「自宅と学校の行き来のみ」。他にあるとすれば予備校・学習塾があるくらい。

真面目で勉強一筋の人によくあることです。

となると、周囲にいる”先人”は親や親戚、学校や塾の先生くらいです。

得られる情報や知恵は、ごく限られた人からしか得られません。情報源が限定的で、偏った情報の可能性も考えられます。

しかし、書店であれば、多くのジャンルから多様な考えを知ることができます

幅広いジャンルの情報が書店から手に入る

また、学生にとって将来の進路を決めるヒントも得られます

「自分が好きなことは何か?」という疑問を、何千冊もの書籍からヒントをもらることができるのです。

全く興味なかった本が目に留まり、そこから将来の進路に影響を及ぼすかもしれません。

しかも、ジュンク堂や三省堂書店などの大型書店であれば、常に最新の出版物が置かれています。今社会で起こっている最新で、しかも信頼性の高い情報を得られます

親世代でも知りえない最新情報を得られることで、今までにはなかった考えややりたいことが生まれるはずです。

否応なしに目に飛び込んでくる無数の本⇒何かのきっかけに

ネットは自分の知りたい情報をいち早く調べられる便利なツールです。特定の調べたいことがあれば、ネットの方が本より早く解決できるでしょう。

「特定の自分の知りたいこと」はテクノロジーの進化により、次々に知ることができるようになっています。

例えば、アマゾンで買い物をしたら、自分のおすすめの商品が関連商品として紹介されます。またYoutubeで動画を見たら、関連動画が自動的に出てきます。

これは、AIなど最新の技術があなたに適したものを自動で表示させているからです。

世界中の個人の検索結果、閲覧履歴、購入履歴、などの様々なデータが管理され、あなたの知りたいことがアルゴリズムによってはじき出されます。

逆に言えば、自分と関係のない、興味のない、知りたくない情報は、結果的に触れないようになるわけです

しかし、新しい発想や創造、独創的な考えなどは、往々にして、自分と関連性のないことが引き金になって生まれます

書店であれば、自分の求めない情報も自然と視界に入ってきます

ぶらぶらと書店を歩き、何となく手に取った本が、自分の将来を変えるなんてこともあるかもしれません

先人たちの成功も失敗も知れる

学生は目上の人と接せる機会は多くはないでしょう。

先人たちの貴重な経験を本からは得られます。

成功も失敗も、先人たちの頭の中も覗き込むことができるのです

いい大学に入って、大企業に就職して、年金をもらい一生安泰。といった考えが依然としてあるようです。大学であれば東京大学、東京大学に入るために難関の中学や高校の合格を目指す。

しかし、このお決まりのルートを通った人だけが、世の成功者ではありません。

様々な経歴の人が、日本中、世界中で活躍されています。その人たちの人生に出会えるのです。

書店を歩くことで、いろんな経験をした人の人生を知ることができます。成功者の人生は、なかなか聞けません

このように、書店を歩くことで、自分の人生を変えるきっかけが得られるかもしれないのです。あるいは、迷っている自分に歩むべき1つの方向を示してくれるかもしれません。

「書店を歩く」+「意識すべきこと」

書店を歩くメリットを書きましたが、この”書店を歩く”メリットを踏まえて、意識すべきことがあります。

ただ、ふらふらと歩いているだけでもいいですが、書店を歩いた結果、変わるきっかけに出会うことが大事です。

もしかしたら、子どもであれば、何となく本屋に行っても、意識しなければ、何も変わらないかもしれません。

書店を歩きながら、2つのことを少し意識すべきです。

書店歩きで意識すべきこと
  • 新しい価値観を得る
  • 興味のない本を手に取る

書店に行ったことで、自分の価値観が変わり、夢も変わり、目標も変わり、自分の行動パターンが変わる。ということがあるかもしれません。

「一度掲げた目標や夢は変更してはいけない」ということはありません。

最初の自分の考えを貫き通すという覚悟は立派です。しかし、知識が少なく考えが浅かったころに掲げた目標や夢は、むしろ成長するにつれ、変更されるのが当然ではないでしょうか。

では、今回は以上になります。

勉強の合間に散歩をするにしても、書店に行ってみるのは面白いと思います。

気分転換になるだけではなく、自分にない知識をもたらしてくれます。新しい知識は、新しい考えを生み、勉強に役に立つでしょう。ぜひお時間があれば、”ぶらぶらと書店を歩く”を実践してみてください。それでは(^^)/