自然と学びたくなる”small win”【やる気UP】

こんにちは、「学ぶことは真似をすることから」をコンセプトにブログを書いています。

上達するうえで、継続して学習することは非常に重要です。

大人から子どもまで、モチベーションが上がらず継続できない人を何人も見てきました。学び始めの数日間は、目を見張る集中力だったにもかかわらず、時間の経過とともに行動できなくなる。

モチベーションが長続きせず、なかなか勉強が継続できないときに、「small win(スモールウィン)」という考えのもと学ぶことを提案することがあります。良かったら真似をしてみてください。

自然と学びたくなる”small win”【やる気UP】

「small win」とは「小さな勝利」「小さな成功」ということです。学ぶことは人それぞれですが 資格の取得や試験の合格、語学の習得など、多くの方の最終目標はものすごく大きく遠くにあることではないでしょうか。

  • 多くの人が大きな目標に対して挫折する現実

誰しも、学び始めはモチベーションが非常に高いですが、学んでいくにつれ、局所的に訪れる困難に立ち止まざるを得ない状況に直面します。

困難を乗り越えれば、また最終目標に向かい進むことができますが、幾度となく困難は訪れます。

新しいことを学ぼうとすると、学ぶにつれて難しいことは増えていき、困難がすぐに解決できないことが多くなります。

解決できないことが続くと、最終目標へ進んでいない自分にがっかりしモチベーションが下がります。やがて、解決できないまま、気がつくと学ぶことを止めている・・・

複数のことを同時に学んでいる方、働きながら勉強している方に見られる傾向です。

  • 大目標・長期目標は”分割”せよ

「small win」という考えは、目標が大きく、短期的に達成が難しい事柄に対して適応できます。

最終目標に向けて、達成すべきことを大まかに分割し、1か月単位、1週間単位で、達成するために身につけることを決めます。そして、身につけるために、今日1日何をするのかを設定するのです。

ポイントは、1日にやることを「極々小さなこと」に設定することです。

設定する「極々小さなこと」の内容は、「これなら絶対できる」というレベルのことをおすすめします。

“small win”の考えで得られる効果【やる気UP】

  • 達成感→自信→次への行動

「small win」(小さな成功)であっても、課題をクリアできた喜びは感じれます。

実際のところ、「極々小さなこと」ができるようになっても、残念ながら1日のスキルの成長としても「極々わずか」です。得られるのはスキルより達成感の方が大きいかもしれません。

しかし、達成感を得たことで、クリアできた自信や学ぶ楽しさを得て、明日も「やってみよう」と行動に移ることができます。

継続できることを考えると、クリアできた達成感を得ることで、1日のわずかなスキルアップより、将来に継続したスキルの獲得が期待できます。

わずかなスキルアップでも毎日継続できれば、大きな成果が見込まれます。

  • 「small win」は次へのエネルギー源になる

なかなか解決できない困難に何度も出会い、最終目標に向かっていないことに気がつき、挫折します。

困難を乗り越えるときには、「絶対に乗り越える」という強いエネルギーが必要です。

小さな成功体験を重ねると、自分自身を「次も成功する」というポジティブな精神状態にさせてくれます。このポジティブで困難立ち向かおうとする意志ほど、良いエネルギーはありません。

「small win」の体験を繰り返すことは、日々の継続できる原動力になるでしょう。

  • 前進している実感を得れる

最終目標が大きいほど、日々やってことが前に進んでいるか見えなくなってしまいます。

目標達成に向けて、がむしゃらにやっていると「自分は成長しているのか?」「最終目標に近づいたのか?」という将来の不安が生まれます。

日々の小さな成功を、目に見える形で記録するとより、目標に向けて前進している実感をより得られます。

“small win”の考えの具体的な工夫【やる気UP】

  • 1日の「小さな成功」はたった1つで良い

賢い方ほど、最終目標に応じて、1日にやることを計画し設定するかと思います。

計画はあまり気にせず、ほんのわずかなことを「small win」としてください。

例えば、以下のようなことで構いません。

  • 英単語を5個覚えた
  • テキストを1ページ読めた
  • 寝る前に数学の問題が1問解けた
  • 朝6時に起きて10分読書できた
  • トイレで暗記事項を1つ暗唱できた
  • 通学中にイヤホンで新しいことを学べた など

少しの”出来た”の積み重ねで、やる気は継続し、目標に向かって積極的に行動をしたくなります。

  • 「小さな成功」を記録する

日付とできたことだけで構いません。ノートに1行に一言だけ書くことをおすすめします。

10日ぐらい継続すると、ノートにできたことがずらっと並んで書いてあり、「こんなにできたんだ!」と継続できたとより実感できます。

この行動の記録は「意味がない」とやらない人が多いですが、やってみると快感になり、学ぶことのモチベーションは爆上げします(^○^)

少し面倒だな、と思う時もありますが、記録し続けてください。記録していると、次の日に学ぶ内容を自分で工夫できるようになり、より効率的な学習を自ら発見できるようになります。

  • 「小さな敗北」・「小さな失敗」には気を付けて

「小さな勝利」「小さな成功」を味わうことはモチベーションを上げ、次への行動につながります。

一方で「小さな敗北」「小さな失敗」はモチベーションを徐々に下げ、自分の行動力が失わせます。

「今日は何にもできなかった」「目標に対してやれたことはたったこれだけか」という考えをもつということが「小さな敗北」にあたります。

高い目標ゆえに、1日にやるべきことを高く設定しすぎ、できなかった自分にがっかりする。これは、意識の高く自分に厳しい人に見られます。

難易度の高いことに挑戦するのであれば、挑む期間も長くなります。その日1日の自分のやったことを評価してあげることが良いのではないでしょうか。

真似をできることがありましたらぜひ参考にしてください(^_^)/~