【学ぶ環境づくり】意欲的に勉強するための3つの雰囲気作り

こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。

身近に勉強している人はいますか。受験を控えている子ども、資格試験に向けて学んでいる人、昇進試験の勉強など...

自分自身も含めて勉強している人は多くいのではないでしょうか。

より効果的な勉強にするための雰囲気づくりを提案します。

【学ぶ環境づくり】意欲的に勉強するための3つの雰囲気作り

効果的な学習で大事なこと

そもそも効果的に学ぶにはどのような学びでしょうか。意見は様々あると思いますが、

  • 主体的な姿勢

自ら学ぼうとする姿勢があれば、新しいことを吸収し定着しやすいです。

  • 問いに対してどうやって解答するか自分なりにやってみる
  • テキストに書いていないことも調べてみる
  • 自分なりの答えを考えてみる

自ら求める「これを学びたい・知りたい・出来るようになりたい」という姿勢は、人を成長させる第1歩です。

逆、「やらされている」といった受け身の姿勢、「やらなければいけない」といった強すぎる強迫観念は、効果的な学習にはなりません。

学びたいことそのものに没頭できず、「勉強する」という行為をすることが目的になってしまいます。

  • 課題を消化する姿勢
  • 形だけの「読む」「書く」という行為
  • 本質を知ろうとせず、表面的な暗記で乗り切る意識

得点は多少伸びるかもしれません。が、今後学んだことを活かすことができず、何よりも勉強がつまらないものになってしまいます。

※適度な期限設定はOK
締め切りや目標とする日時を決めることは、
悪いことではありません。
時間に追われる感覚で頭がいっぱいになったとき、
時間設定は見直した方がいいです(*^^)v

では、勉強する人が、効果的な勉強を実現する「主体性」をもつためには、周りの人はどのような雰囲気づくりをすればいいのでしょうか。

【主体的に勉強するために】3つの雰囲気づくり

「より勉強したい」「学んでいることに深く関わりたい」「もっと複雑な課題に挑戦したい」「答えを導きたい」などと感じてもらう雰囲気をつくることです。3つ紹介します。

  • 間違えてもいい雰囲気

まず1つ目は、間違えてもいい雰囲気をつくることです。

勉強する人の多様な考えを認めることが、周囲の人が持つべき姿勢です。

例えば、

  1. 導いた答えに対して
  2. 勉強する方法に対して
  3. 勉強の目標に対して

など勉強する人の考えを尊重することです。

導いた答えに対して」どんどん間違っても構わない姿勢を持つことです。ミスは恥ずべきことではなく、答えを導いたことを評価します。

一生懸命苦労して導いた解答を咎めるのではなく、解答するに至った経緯を真剣に耳を傾け聞く。これをすることで、また「自分なりに答えを出してみよう」と行動につながります。

勉強する方法に対して」効率の良い勉強法は確かにあります。しかし、どんな勉強法も、その方法に納得せずに勉強すると、かえって効率が悪くなります。

腑に落ちないやり方では、不満をもって学びことになり、学ぶことがつまらなくなってしまいます。最初は少し遠回りしているやり方でも、本人の工夫を認め、息詰まったら他の提案をすると、新しい勉強法も受け入れやすくなります。

勉強の目標に対して」一概に人の目標にケチをつけない。勉強している人と周囲の人にずれがあるのは当然です。人の考え方は千差万別、実現したいことは多種多様です。

勉強する人が自ら目標設定をしたら、やみくもに否定せず、目標とした理由を聞いてみてください。目標設定をした人が、話をするにつれ、適性な目標でないことに気がつくかもしれません。

勉強し成長するには、失敗するかどうかよりも、自ら工夫して勉強するかどうかがカギになります。

”工夫”することを認める雰囲気があるといいですね(^^)

”ミスをしない人間は、何もしない人間だけだ。”
~第26代アメリカ大統領セオドア・ルーズベルト~
  • 学んでいる内容にやり取りがある雰囲気

2つ目です。勉強していることについて、話し合う環境があると、より学んだことが洗練されます。

話し合う環境には、”人”がいる必要があります。

  1. 勉強をしたことを伝える人・聞いてくれる人
  2. 同じ内容を勉強していている人
  3. 勉強した内容を教えてあげる人

勉強をしたことを伝える人・聞いてくれる人」こんなことを勉強した、と伝えらる人が身近にいると勉強する人はより成長できます。

理由としては、学んだこと(インプットしたこと)をアウトプットすることで、学んだことを整理できるからです。また、人に伝えることで、メンタル的にも成長したことを実感もできます。

同じ内容を勉強していている人」同等な立場の人です。仲間やライバルと難しい問題を議論したり、相談し合えたりする環境があるといいです。

適度な競争心を持つことで、他の人より頑張れたり、工夫したりと主体的な行動を生みやすくなるからです。

さらに、難題に直面した時に、同じことを学んでいる仲間なら一緒になって解決しようと必死になれます。

勉強した内容を教えてあげる人」学んだことを人に教えようとすることで、学習の効果は上がります。まだ学んでいない人が周りにいる環境であれば、上手に伝えるために、より詳しくなろうと自然になれます。

  • 周囲が無知でいる雰囲気

3つ目は、周囲の人が少し心がけてほしいことです。

無知でいる配慮です。

たとえ知っているようなことでも、学んでいることに対してすぐに正答を与えない雰囲気です。

これをすることで、勉強している人は、「自分こそが解答してみせる」と意欲的になれます。

「他の人が出来ないが自分だけはできる」ことは自分自身の存在価値を見出せます。

勉強していることに対しても誇りを持てます。よって自ら行動していきます。

では、今回は以上になります。

勉強する環境は重要です。ハード面だけではなく、周囲の人の雰囲気づくりも含めてです。

学習者自ら学ぼうとする意思を持つことも大事ですが、周囲の人も学習者を応援できるような空間をつくりたいですね。それでは(^^)/