こんにちは、まねこです。
2018年3月にフジテレビ系列で「さんまの東大方程式」という番組が放送されました。
その番組内で『東大生を1万人以上も育てた”2大英才教育塾”』として公文式と七田式が紹介されています。
今回は、この2つの教育塾のうち七田式を紹介します。公文式は、以前こちらでも紹介しています。
東大生も通った七田式とは【幼児期で才能を開花させる学び】
ちなみに七田式で学んだ方の中には有名な人もいます。
- クイズ番組の出演や書籍を出版するなどで活躍の河野玄斗さん
- 国際物理オリンピック世界1位の渡邉明大さん
- フィギュアスケートなどで活躍する本田真凛・望結・紗来さん
- 競泳の池江璃花子さん
この他にも七田式の教育を受けた子供たちの活躍は知ることができます。難関大学や進学校への合格者も多数いますが、多様な分野で活躍する人が多い印象です。
いわゆる”勉強が出来る人”を育成するだけではないようですね(゜_゜)
「さんまの東大方程式」の中で教室内の様子がありました。簡単に登場した子供たちを紹介します。
番組で紹介された子供たち
テレビ番組はネットでも話題になったので、似たような記事を見たことがあるかもしれません。知っている方読み飛ばしてくださいm(_ _)m
内容は七田式の横浜都築教室に通う子供の記憶力に焦点をあてた内容でした。
- 世界中の国旗を覚えている幼児
- 円周率500桁を書ける幼児
- 10枚のイラストを瞬間記憶できる幼児
- 36マスにある記号や絵を再現できる小学生
など。
就学前の小さな子供が、現役の東大生にも負けない記憶力が取り上げられていました。
これらの能力は、七田式教育の右脳開発による効果だと考えられます。
七田式教育の右脳開発
人間の脳は、運動・知覚・感情など重要な役割を果たしています。
一般に左脳と右脳で機能が分かれると言われ、
を担っているというのはよく耳にします。言語処理は左脳優位、空間認知は右脳優位なども言われたりします。
一般的な場合、具体的な言葉や文字で記憶するときは主に左脳が働きます。
七田式教育の場合、幼児期に右脳を活性化させ、直感的に写真を撮るように記憶する能力を開発しています。
人は成長するにつれ、左脳が優位になってきます。論理的に考える力は成長とともに鍛えられますが、直感的に覚える能力の向上には幼児期が最適です。
知識の詰め込むような早期教育ではなく、幼児期に持って生まれた能力を最大限に活かす取り組みをしています。
0歳~6歳は最も脳が成長する「黄金期」と呼ばれています。
6歳までに急速に成長しおよそ90%が完成するとされています。(グラフの神経型)
グラフは、20歳での発育を100%としたときの成長パターンです。
体を守るための免疫系の成長で、思春期でピークを迎えます。
脳や脊髄などの神経系は、生まれてから一気に成長し、ほぼ成人と変わらないレベルにまで発達します。
身長・体重や骨格などは、生まれてからすぐと思春期以降の2段階で発達します。
生殖器などの発育は思春期頃から一気に成長します。
では、脳科学に基づいた七田式の取り組みを紹介します。
七田式の取り組み【持って生まれた能力を引き出す】
まず、七田式教育の公式動画です。教室内の様子をざっくりと確認できます。
七田式の教育は、胎教、小中学生、高校など幅広いですが、ここでは幼児教育に絞った内容です。
上の動画にも少しありましたが、カード1枚を1秒以内に次々と見せていきます。子供はながめるだけ。
「意味ないんじゃ...」と思われるかもしれませんが、0歳~6歳の頃は大人より、一瞬で直感的に理解できる力があります。これを継続することで右脳を活性化させ、幼児期に瞬間的に記憶する力を養っています。
フラッシュカードを1日30秒見せるだけ。
ドッツ(点)を見ることで、数の概念を直感的に捉えられることが期待できます。
計算の速度に直結する数の感覚をつかむとのこと。
1日3枚15分で「ちえ」「もじ」「かず」の3分野を学ぶ。
類似問題を4回取り組む設計になっているため、最初できない子でも、徐々にわかるようになる工夫されています。
小学校で勉強することを当たり前にするための第1歩として利用されています。
天才的な頭脳を目指すだけでなく、”心の教育”にも重点が置かれています。
「思いやり」「自律心」「マナー」などの人間性を育みます。
絵本を読むことが自然と”しつけ”に繋がる内容です。
右脳開発だけでなく、英語や理科・社会などの知識の定着を図る取り組みもあります。
就学前に直感的な記憶力をつけると同時に、言語によって知識も身につけ小学校に備えることもできます。特に音を聞き流して聞くことが推奨されており、倍速で聞き流すような設定もあります。
七田式子育ての6つのポイント
最後に七田式の推奨する子育てを6つ紹介して終了にしたいと思います。
興味を示すことが少なくても、できなくても、やらなくても、わずかな所に目を向けて褒めることで、子供は次に向かえます。挑戦するものの1つとして七田式を利用してみることも良さそうです。
今回は、以上になります。
全国に教室が展開しているので、通えるかどうか調べ(こちらから)、難しいようであれば親が先生となり、教材を使って一緒にやってみるのも楽しいでしょう。それでは(^^)/