こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。
今回は、3歳~6歳の幼児が自宅で勉強出来る「まなびwith」の紹介です。
毎月届けられる教材を利用して、生活や遊びなどから楽しく学ぶ通信教育です。
小学館集英社プロダクションによる通信教育。 ”小学生”向けだけなく、”幼児向け”もあります。 今回は幼児向けに絞った内容です。
※こんな人におすすめ【まなびwith(幼児向け)】
- 無理なく段階的に、学ぶ機会を与えたい人
- 言葉や文字、数といった基礎を就学前に身につけさせたい人
- 子育てをスマホ・タブレットに頼らず教材などで様々な体験をさせたい人
- 机に向かう習慣をつけさせたい人
- ”遊び”を”学び”にしたい人
まなびwithの利点は、小学館は出版社であるため、図鑑の写真やイラストなどのクオリティが高く、子供が引き込まれやすい教材であることが挙げられます。
※こんな人にはおすすめできない ・タブレット端末などを利用して学びたい人 ⇒毎月の教材を利用する通信教育です。 幼児向けの通信教育「すまいるぜみ」は タブレットを使用する通信教育です。 ・1ヵ月間だけ試したい人 ⇒最低受講期間が3ヵ月となっています。 資料請求をして1週間分の無料テキストで 判断することになります。
【幼児】「まなびwith」で学ぶ【生活や遊びが学習へ】
幼児期は、生涯にわたる人間形成の基礎が培われる極めて重要な時期と言われています。
- 知的
- 感情的
- 人間関係
3つの点で日々急速に成長する時期であり、この時期に経験したことは、将来、人間としての生き方を大きく左右する重要なものです。
主体的な遊びや生活を通して自我が芽生え、自己をとりまく社会への感覚が培われます。
この時期に応じた幼児教育は、単なる「知識を詰込み」「目先の結果のみ」の学習ではなく、「後あと伸びする力」をつけるべきです。
大人たちに、豊かな感性と生涯にわたる学習への探求心・好奇心といった「学びの芽生え」を育み、芽を伸ばす努力が求められています。
【幼児】まなびwithの概要
毎月『ことば・もじ』『かず・かたち』『たいけん』『ちえ』に関する教材が届きます。1日10分程度で毎日少しずつ学ぶ教材の分量です。
「楽しい・わかる・できる」などの体験を生活の中で積み重ねることで、「学びの芽生え」を育みます。※年少向けは”ちえ”はありません。
年少(3~4歳) | ひらがなに親しむ。一対一での対話力を育む。 |
年中(4~5歳) | ひらがなの読み書きを理解する。ものの名前や表現する言葉にふれる。 |
年長(5~6歳) | ひらがな・かたかなをマスター。3文程度の短作文にも挑戦。 |
上の画像の年少向けでは、シールを張るなどを通して楽しみながら言葉に触れることもできます。飽きさせない工夫も凝らされています。
年少(3~4歳) | 1〜10までの数の理解を深める。丸、三角、四角にふれる。 |
年中(4~5歳) | たし算・ひき算の基礎を身につける。平面・立体図形にふれる。 |
年長(5~6歳) | 10までのたし算・ひき算ができ、時計学習に親しむ。 |
上の年長向けの画像は、日常生活に欠かせない時計の読み方です。実際の教材には、右上に親から子供へのアドバイス・声かけポイントも記載しており、サポートしやすくなっています。
年少(3~4歳) | 季節や文化にふれる。身の回りのことを自分でやってみる。 |
年中(4~5歳) | 体や手を動かし、豊かな感性を養う。 |
年長(5~6歳) | 小学校入学までに備えておきたい社会性や身体能力などを育む。 |
毎月のワークの中に、小学館の「プレNEO 図鑑」で調べ学習をします。図鑑で興味を引くだけでなく、「勉強の仕方」の土台になることが期待できます。
年中(4~5歳) |
答えだけでなく、理由や方法を考える問題を厳選。総合的な考える力を鍛える。 |
年長(5~6歳) | 迷路やパズル問題に楽しく取り組むことで、推理力、観察力、論理力、構成力などを鍛える。 |
上の画像は年中向けの内容です。ゲーム性の高く、夢中にさせる仕掛けが施されています。子供の上達のコツは”夢中”になることです。>ゲーミフィケーションとは
【まなびwith】月額料金
以下に2019年度の料金を紹介します。年度の途中で始める場合は、料金が異なる場合があります。
コース |
月額料金 |
||
毎月払い |
6ヶ月一括払い |
12ヶ月一括払い | |
年少(3~4歳) | 2,310円 | 2,156円 | 2,117円 |
年中(4~5歳) | 2,585円 | 2,412円 | 2,369円 |
年長(5~6歳) | 2,585円 | 2,412円 | 2,369円 |
初めての習い事として、通信教育を選択することもありかもしれません。3か月は続ける必要はありますが、何事も継続しなければ成果の検証もできません。
やると決めたら、親も子どもと関わり続ける決心が必要でしょう。小学校でスムーズに授業に移行できるメリットはありますが、教材を渡すだけで子供が自然と学び始めることは”まれ”です。幼少期の通信教育は、親の”きっかけづくり”+”継続したサポート”で最大限に活用できます。
【まなびwith】幼児期から”思考力”を伸ばせる
「まなびwith」で最も期待できることは”思考力”の養成です。
幼少期のうちから”思考力”を養うことは、重要ですが鍛えることが難しく、単に知識の獲得にとどまってしまうことがあります。
小さい頃は知識が不足しているため、考える以前に、知らない事が多すぎるからです。そのため、幼児を対象とする多くの通信教育は、まずは「知識の獲得」となることが往々にしてあります。
日常生活での”ちえ”にとどまらず、子供が「なぜ?」という好奇心や「これはどういうこと?」という探究心を持たせる内容です。以下に年少・年中・年長それぞれの年間のカリキュラムを紹介します。クリックまたはタップすると拡大できます。
子供の思考力を伸ばす工夫は、下記のような多くの教材に見られます。興味のある方は資料を取り寄せて、実際に確認することから始めるのがいいかと思います。
- 『まなびブック』…1日2ページが目安。夢中になれるイラストや仕掛け
- 『おやこブック』…親から子供へフォローの仕方など
- 『はじめてのひらがなポスター』…まなびブックと連携、シールを貼りながら、ひらがなに親しめる
- 『ひらがな・すうじカード』…まなびブックのことば・かずのワークで使用
- 『はじめてのひらがなノート』…初めての運筆からひらがなまで、反復練習
- 『まなぼうず さんかくえんぴつ』…鉛筆の書き心地に親める
- 『えんぴつ持ち方教具ユビックス』…軽く握るだけで、自然に正しい持ち方が身につく
- 『はなはな おはじき』
- 『もじ・かず したじき』
- 『かたちタイル』…図形を扱うワークで使用
- 『はんたいことばカード』…言葉と絵で反対語の語彙を楽しく増やせる
- 『そうぞうパズル』…図形感覚を養うことができるパズル教材
では、今回は以上になります。
小学校に入る前に、実生活に必要な知識だけでなく「思考力」を養えれば、なおいいですね。小学校前に、就学準備を考えている方は、子供と一緒に挑戦してみてはどうでしょうか。それでは(^^)/