こんにちは、学ぶことについてブログを書いています。
今回は、学年を飛び越えて勉強することを推奨する内容になっています。
これに関して、様々なご意見があるかと思いますが、教育現場の現状を踏まえた1つの考えとして、参考にして頂いたら幸いです。
学年を超えて学べ【飛び級で勉強するススメ】
誰しもご存知でしょうが、日本の教育制度では、幼稚園・保育園を経て、6歳から12歳で小学校、12歳から15歳で中学校、その後高校、大学と進学するのが一般的です。
教育も多様化しており、インターナショナルスクール、義務教育を終了後に、就職・専門学校・海外への進学など様々です。
学年を超えて学ぶ日本の現状
このような考えから、現状の日本では、高校生になるまでは飛び級する(学年を飛び越えて学ぶ)ことはできません。
逆に義務教育において、留年といった原級留置も稀で、よほどのことがない限り進学している現状です。
高校生からは17歳以下であっても大学生にになれる制度はあります。
しかし、ごく少数で千葉大学や日本体育大学で導入されています。受験にも制限があり、限られた分野にもなっており、飛び級制度の活用例はほとんどありません。
※飛び級で大学へ入学した有名な方
スキージャンプ選手の高梨沙羅さんです。
高梨さんは、17歳で日本体育大学の体育学部に飛び級で入学されています。
若い頃から世界的に活躍されるような人ですので、飛び級されるというのは納得ですね(゜_゜)
海外では15,6歳で大学に進学する超エリートもいる中で、実質日本の大学ではそういった制度はないのが現状です。
しかし、他の子どもと同じ学年に在籍しながら、民間の塾などで学年を超えて学ぶことは可能です。
学年を超えて学ぶことのメリットを紹介します。
学年を超えて学ぶメリット
当たり前ですが、早期に試験範囲を学び終え、試験に向けて対策をするれば他との差は歴然です。
※東大合格に圧倒的な実績「鉄緑会」ついて
東大生を多く輩出する塾「鉄緑会」は、2019年度代々木1校舎だけで東大合格者378名を誇ります。驚異的な塾です。
この塾の英語と数学カリキュラムも驚くような進度です。ざっくり紹介しますと、
中学1年⇒中学の学習内容全て終了
中学2・3年⇒高校の学習内容全て終了
高校の3年間⇒復習と東大対策
受験に圧倒的に強い人は、先取りでどんどん勉強しているんですね(”_”)
高校生になるまでに全ての大学受験の試験範囲を終えるというのは凄すぎです。尚且つ、3年間を東大の試験対策にあてられる、強いはずです。
全国どの学校でも一定の水準が保てるように、文部科学省が「学習指導要領」としてカリキュラムを定めています。
どの学校も、この「学習指導要領」に従って指導をしています。
この一定の水準ですが、子どもの能力は人それぞれで、既に定められた水準を超え、高い能力を持った子どもがいることは確かです。
低い水準に縛られて学んでいては、可能性を狭めてしまうだけです。
学年を超えた勉強を続けることで、10代で大学で学ぶ高度な学問に触れられ、若くして研究者が扱う内容まで高めることも可能になるのではないでしょうか。
現状の学校では、同級生と過ごす時間が大半になります。同い年で似たような能力、似たような境遇の人間関係しか作れない欠点があります。
もし、小・中学生で飛び級があれば、年上との生活で、目上の人の価値観や考え方に接することになります。
よりレベルの高い環境で過ごすことで、成長しないはずはありません。
今 (2019年時点) の日本の学校教育で、飛び級なるものは無に等しいですが、学年を超えて学ぶ方法はいくつか考えられます。
現状で学年を超えて学べる方法
先ほど「鉄緑会」をご紹介しましたが、無学年で習熟度に応じて学べる塾もあります。そういった民間の塾を利用するのが手っ取り早い方法です。
本屋やネットで次の学年の教材を購入し自宅で解く方法です。
一番シンプルで、比較的費用も抑えられます。ただし、欠点としてなかなか一人で勉強したり、ご家庭のみで勉強を進めるのは難しくなります。
疑問を解決できなかったり、一人だと甘えが出たりするからです。
手軽にできるもう1つの方法として、ネットを利用して学ぶことです。
ネット環境が整っていれば学年に関わらず自由に学べるものも多々あります。
中学生において飛び級はできません。しかし、中高一貫校は6年間一貫した教育ができ、事実上、中学の段階で高校内容の勉強がされています。
中高一貫校は、私学の大学への合格実績の流れで、公立の中高一貫校も多く設立されており、私学と同じく進学実績を出し、全国でも人気です。
民間の塾で学年を飛び越えて勉強するだけでなく、学校自体のカリキュラムが先行していれば大学受験に有利であることは明白です。
さて、今回は学年を飛び越えて学ぶことについてでした。いわゆる「飛び級」は小・中・高では難しいのが現状です。
とはいえ、民間の塾やオンライオン授業、私学、中高一貫校などを利用することで、先んじて学ぶことは可能です。また、受験勉強にフライングはありません!では(^^)/