【子どもを育む】公立の中高一貫校が人気の理由

こんにちは、勉強に関することや受験に関する情報を発信しています。

今回は、人気が高まっている公立中高一貫校についてです。

受験を考えている親御さんにとって、1つの選択肢としてお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

公立中高一貫校の概要やなぜ人気なのかに迫っていきます。

【子どもを育む】公立の中高一貫校が人気の理由

なぜ公立中高一貫校が人気であるかの前に、公立中高一貫校とはどういった学校であるか簡単に確認していきましょう。

公立中高一貫校の導入と現状

学校教育法の改定により、1999年より中高一貫校の導入が開始しました。

文部科学省は、当初、全国に500校の一貫校を設置することを目標としており、2019年時点でおよそ200校が設置されています。

  • リーダーの養成
  • 国際社会で活躍する人材の養成

多くの公立の中高一貫校では、このような目標が掲げられ、各学校により○年後に東大○名を目標などという具体的な数字が掲げられていることが多くあります。

また、公立の中高一貫校の人気の高まりは凄まじく、特に設置初年度の応募倍率は10倍を超えることも珍しくありません。

  • 応募の倍率10倍を超えることもある

公立中高一貫校の特徴

  • 6年間一貫した教育プログラムを受けられる

中学を3年間で卒業し、別高校に行くことは原則なくなりますので、中学1年に入学したら、高校3年の出口を見据えて、一貫した教育課程で学習をスタートできます。

  • 高校受験に縛られない

高校に行くための受験がないため、腰を落ち着けて勉強できます。

また事実上、中学課程で高校内容も学べ、中学と高校の学習内容が分断されることなく、つながりをもって学ぶことが出来ます。

  • 同一学校型中等教育学校

1つの学校で、

一貫した教育を行う

例:東京大学教育学部付属中等教育学校

中等教育学校とは、中学にあたる前期課程(3年間)、高校にあたる後期課程(3年間)の6年間を学ぶ学校

  • 併設型

1つの設置者が中学と高校を併設し、

一貫した教育を行う

例:沖縄県立開邦中学校・高等学校

設置者とは、都道府県や市町村、学校法人などを指します。

  • 連携型

もともとあった中学と高校が連携して、

一貫した教育を行う

例:横浜国立大学教育学部付属横浜中学校と神奈川県立光陵高等学校の連携

公立中高一貫校は3つのタイプがある

少し分かりにくいところもありますので、以下に文部科学省のホームページより引用した資料を載せておきます。

引用元;文部科学省のホームページ「中高一貫教育」より

また、タイプによってどのような注意点があるか、確認していきます。

  • 小学生の入学選抜の違い
  • 同一学校型(中等教育学校)
  • 小学校作成の調査書
  • 適性検査
  • 作文
  • 面接
  • 実技
  • 抽選 など
  • 併設型

※同一学校型(中等教育学校)と同じ

  • 連携型

基本は決められた通学区域の中学校へ入学

入学選抜のに関しては、私立中の受験とは少し異なります。受験ではなく「適性検査」ということになっており、過度な受験競争を防ぐ目的があります

出題される問題も特徴的ですが、ここでは割愛します。

  • 中学から高校に進学するときの違い
  • 同一学校型(中等教育学校)

高校進学時に他の中学からの入学者はない

  • 併設型

高校進学時に他の中学から入学する人がいる(外部進学者あり)

  • 連携型

高校進学時に連携している中学以外から入学する人がいる

ここで一番の違いは、併設型は高校から新たに入学者を受け入れる点です。

1年を通して、若干名を編入試験で募集する学校もありますが、同一学校型(中等教育学校)は途中の入学者がいません。

公立の中高一貫校が人気の理由

公立の中高一貫校の2大メリット

  • 大学受験に有利

公立の中高一貫校は、設立時に明確な目標が設定されていることがほとんどです。

公立中高一貫校の設置時の目標例
  • 「5年後までに東京大学・京都大学10名以上合格」
  • 「国立医学部への進学者20名以上」
  • 「国公立大学への進学率70%以上」
  • 「高い現役大学進学率を達成」

各都道府県は、掲げられた目標を達成されるために、必死になって対応策を講じてきます。難関大学に進学を目指す家庭にとって魅力があり人気があります。

※公立の中高一貫校の教員の質
公立の中高一貫校(併設型)は、都道府県や市町村が学校を設置します。
都道府県や市町村は、定めた目標に対して結果を出す必要があります。
そこで、結果を出したい都道府県などは、
都道府県内の優秀な教員を中高一貫校に移動させることで、
必然的に、質の高い教育を提供できるように図ることがあります。
  • 経済的負担が少ない

中学過程は義務教育ですので、授業料はありません。高校は公立高校と同じとなります。

また、高校の授業料無償化制度により、公立の学校は全額授業料となります(一定の条件あり)。

いづれにしても、私立と比べると格段に費用面でのメリットはあります。

経済的に負担に対しての大学合格実績を考えると、公立の中高一貫校の人気の理由のわかります。

しかし、少なからずデメリットもあり、途中で他の学校に転校する生徒も稀にいます。

中高一貫校の注意したいデメリット

  • 中だるみする子もいる

中学校から高校に上がるとこに受験がないことで、緊張感が失われ、学習意欲が低下する子も見られます。

特に同一学校型(中等教育学校)は、外部進学者がいないため顕著に表れることもあります。一方で、併設型は高校から一定の生徒が入学するため、途中から入学した生徒が良い刺激となり、良い方向に向かうこともあります。

※中高一貫校から就職
大学進学を目指し、中高一貫校に進学した生徒でも、
大学進学が叶わない生徒もいます。
適性検査を突破をし、入学時には優秀であっても、
入学後にモチベーションが維持できず、
そのまま希望しない就職や専門学校、
行きたくないもない私立の大学に行く子もいます。
入ってから次の目標を設定し、励まなければですね(-_-;)
  • 学校の方針に合わない場合

学校の方針や校風と合わない場合、6年間という長い期間その学校で過ごすことは苦痛が強いられます。

それだけでなく、意欲的に学べなくなり学力面にも悪影響がでます。

  • 人間関係のトラブル

年頃の中高生は、何かと人間関係が大変のようです。友人関係をこじらせ不登校となると、6年間は棒に振ることになりかねません。

個人的な経験ですが、小学生の時に難関の中高一貫校に合格した子で、友人とのトラブルで数年間学校に通えなくなり、結果的に偏差値の非常に低い大学に進学せざるを得ない子もいました。もったいない(T_T)その後の活躍を期待しています。

今回は以上になります。

小学生の歩む道は多岐にわたり、必ずしも大学進学が成功者の道ということではありません。

子どもの好きなことを最大限に活かせる、そんな将来を考え探し続けていきましょう。では(^^)/

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