こんにちは、まねこです。
自宅での学びの質をワンランク上げようと、オンライン学習を考えている方は多いです。
タブレットやパソコン、スマホで実際にやってみるとその良し悪しが分かってきます。
現時点で、起こっている問題点や利点を事前に知っておくことで、オンライン学習を臨む上で、個人個人が想定すべきことが出てくると思いまとめました。
【オンライン学習】iPadやスマホで学ぶメリットとデメリットは?
※タブレットやスマホを利用して学ぶメリットは多くあり、既に様々なサービスがあります。今回はあえてデメリットを多く書いていますm(_ _)m
iPadやスマホで学ぶデメリット
まずは現状のデメリットです。
今後改善の余地があったり、やり方の工夫ですぐに改善できたり、既に解決済みのものが含まれるでしょう。参考にしてください。
実際にやってみて分かったデメリットを以下6つに絞ります。
スマホ1つですぐ特定の教育サービスを利用できます。という人であれば問題ありません。
早速いろんなサービスを利用してみてください。現状以下のようなものですね。
しかし、全ての人がこういったサービスをすぐに利用できるとは限りません。
まずは、ハード面の整備です。
iPadを利用して受講するのか、スマホだけでいいのか、パソコンの方が使いやすいか、など。どれを使えばいいのか問題。
このサービスはiPadがあれば利用できるが、
こっちのサービスは専用のタブレットだけ、
このアプリはスマホでしか動作しない、
などいろんな制約が出てきます。
家庭の状況によって、使い慣れたデバイスがあるでしょう。利用しようと思っているサービスは、そのデバイスに対応しているでしょうか?
利用したいサービスと使いたいデバイスの齟齬があれば面倒です。
次にネット環境の整備です。
など。オンライン学習にはネット接続は必須です。
デバイスはあるけど、ネットに繋がらないという現象が多発(-_-;)
特に、制限が掛かるのか、ネットの速度が遅く教育サービスが使い物にならない、という声を耳にします。
- ネットの回線工事
- モバイルルーターの契約
- スマホのネット契約の変更手続き
このうちのどれかが必要になってくることが多いです。
また、ネットの通信障害が発生する場合も想定しておく必要があります。
※2020年モバイルルーターのトラブル ・どんなときもWi-Fi 通信障害の発生で、返金や解約など トラブルがSNSで話題に。 ・限界突破Wi-Fi 通信障害から使い放題を撤廃。 ※2018年ソフトバンクの通信障害 一時、携帯電話サービスが利用不能、 利用しづらい状況が大規模に発生。
今後もこういった「ネットに繋がらない」事態は十分に考えられます。問題が起こるたびに「やはり人との対面式の授業や学習が良い」という声が上がるでしょう。
オンライン学習の現時点で考えられるデメリット2つ目です。
環境は必ず変化していきます。例えば、
オンライン学習が可能になったのは、間違いなく技術の進歩のおかげです。さらに進歩し続けます。
テクノロジーの進歩するにつれ、新たなサービスも生まれ、より便利なものが増える一方、不要になるものもあります。
次から次へと生まれるサービスやデバイスに振り回されてはいけません。
学ぶ手段ばかり追いかけず、学ぶ目的に立ち返るべきです。
また、”メンテナンス”や”アップデート”、”新たなシステムへ移行”などで、突如サービスやデバイスの利用制限がかかる恐れもあります。それらがスムーズにいかなければ、しばらく使えない事もあるでしょう。
単純にデジタル機器類を使用するわけなので、壊れたり、動作が遅くなったり、劣化するたびに買い替える手間も想定されます。
紙とペンだけの勉強では、気を遣わないでいいことも新たに生まれます。
オンライン学習の現時点で考えられるデメリット3つ目です。
- Web会議システムは、Zoom?GoogleMeet?Skype?
- 教育サービスは、スタサプ?Z会?チャレンジ?学研?スマイルゼミ?
- 勉強内容は、学校に準拠?標準?好きな事だけ?
自分の子供に合った学習は何か、あれこれ考えてから導入する必要があります。
多くの教育現場でも、何を使ったら子供のためになるのか、思案し試行し改善することを繰り返していく必要が出てきます。
※オンライン学習、国が開発へ (2020年4月27日読売新聞より) 「小中高校生の家庭学習の充実に向け、 パソコンやタブレット端末を使って 出題・解答するオンライン学習の システムの開発に乗り出す。」 子供達が自由に問題集を取り組め 自動で採点されるイメージとのこと。
オンライン学習の現時点で考えられるデメリット4つ目です。
オンライン学習サービスの多くは、「教科書+α」レベルが多い印象です。
地域の難関校に対応しているとは言い切れません。
オンライン学習の多くは、全国の子供が幅広く使える勉強となっています。
それぞれの地域の受験内容にはカバーしきれていないこともあり、受験に合格するための対策では不十分であると考えられます。
そもそも、難関校を受験する子にとっては、必要な本を読むということが最も手っ取り早い方法でしょうが。
オンライン学習の現時点で考えられるデメリット5つ目です。
オンライン学習は、学習意欲が低い子や小さい子などが、誰しも不思議と勉強しだす魔法のようなものではありません。
表情や言動など、子供の様子を観察し、伝え方、話し方、励まし方、身振り手振り、エピソード、など様々な対応をします。
遠隔では従来の教育はできないため、全く新しい指導方法の模索が必要です。
子供によっては、近くに大人がいる必要も想定されます。
学習システム上、中断する場面があれば、そわそわしだす子もいますし。
オンライン学習の現時点で考えられるデメリット6つ目です。
全ての人に当てはまることではないですし、科学的な根拠を言うのではありません。
個人差はありますが、やはり目が疲れます(T_T)
ずーっと画面を見ていると、疲れて眠くなる感覚も。
子供達の娯楽もゲームやSNSと目を酷使することも多くなり、長く画面を見続けると集中力が途切れ、目を閉じたくなる子も出てきます。
さて、デメリットが長くなりましたが、メリットも多くあります。
iPadやスマホで学ぶメリット
メリットは以前にも紹介しましたが、以下5つ。
メリットの1つ目です。
- 地理の地図の描写
- 物理の実験動画
- 数学の立体図形の投影
- 補足エピソード動画
など、黒板だけでは伝わりにくいことをより分かりやすく、より面白く、視聴覚にうったえながら勉強できます。
メリットの2つ目です。
利用する教育サービスによっては、適時の復習タイミングが示されるサービスや、正答率からやるべき単元を自動的に示されるサービスなどがあります。AIによって最適な学習が示させるサービスです。
メリットの3つ目です。
自動的に勉強したことが記録される、自動的に採点してくれるなど学習管理をしてくれるメリットです。
自分で学習記録をつけたり、採点したりする手間が省けます。
メリットの4つ目です。
学習塾や予備校に通うよりずっと安価に済ませることもできます。ただし、サービスの良し悪しの判断や自分に合っているかなどの自己判断が必要になります。
メリットの5つ目です。
わざわざ移動する必要がない。さらに感染症の拡大や自然災害の発生時に、ネットが繋がっていれば学習できることは大きなメリットです。
では、今回は以上になります。
個人的には、何も利用しないことはお勧めできません。
今後さらなる技術進化が考え、学校教育にも広がっていきます。まず、手を出してみて、試行錯誤しながら継続してみる。ダメなら次へ。オンライン学習は、特にやり方を工夫することで、理解度の向上と学習効率の向上で効果があるはずです。これは、学習意欲が高い子供にとって大きなプラスです。注意したいのは「学習法は変われど、目的を持ち学ぶことに変わりはない。」ということです。手段が目的にならないよう、自分の夢、目標、やりがいを明確にし勉強してもらいたいです。それでは(^^)/