【コミュニケーション】勉強している子供の学力を上げる2つの質問

こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。

勉強の効果を高める子供に聞くべき2つのことを紹介します。

質問することによって、学んだことが定着しやすく、効率的に成績を上げることが期待できます。

【コミュニケーション】勉強している子供の学力を上げる2つの質問

そもそも学習者にとって人とのコミュニケーションは非常におすすめです。

一人で閉じこもって勉強したいことを自由に学ぶ。没頭して1つのことを夢中で勉強するのは悪くはないです。

さらにそれだけではなく、時折、人と会話することで勉強のメリットになることもあります。

  • 人からの別の角度からの考えを盗める
  • 自分の考えに対する客観的な意見を聞ける
  • 人と楽しく話すことでリフレッシュできる

勉強に疲れたら、勉強の合間に人とコミュニケーションをとるといいですね。ゲームやスマホなどで少し休憩しようとしても、ついついだらだらしてしまいます。

二言三言でも会話して、すぐ勉強を再開するようなサイクルをやってみてはどうでしょうか(^_^)

それでは、”勉強している子供の学力を上げる2つの質問”を確認していきます。

勉強している子供の学力を上げる2つ質問

結論から言うと下記の2つのような質問です。

2つの質問
  • 勉強して「何が出来るようになった?」
  • 勉強して「まだ出来ないこと、分からないことは?」

1つ目は、勉強した子供に対して、出来るようになったこと、分かったことを確認する質問です。

2つ目、勉強してもまだ分からないこと、まだ出来ないことを確認する質問です。

もし家庭内で子供が勉強に疲れていたら、勉強していることを聞き出し、この2つの質問をしてみてください。

2つの質問をすることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

勉強して出来るようになったことを聞くメリット

なぜ、わざわざ理解したことや出来るようになったことを聞くのか。これは、子供自身に勉強をして得られたことを実感させるためです。

子供は勉強しても、なかなか成長をしていることを実感できません。

スポーツや楽器の練習などは、練習を繰り返せば目に見えてその成果が分かります。しかし、勉強は、1時間勉強したところで、自分が頭が良くなったことが目に見えて分かりません

勉強において”行動”と”成果”にはタイムラグがある

勉強という”行動”をしたにもかかわらず、行動に対する”成果”がすぐには実感できない。これは、勉強の意欲を下げる大きな要因になっています

これを防ぐには、勉強をしたことで何が出来るようになったか言葉で表すことです。

子供は、勉強しても「何が出来るようになったのか」「どのくらい成長しているのか」が分かりません。

ですから、親が質問することで、何が出来るようになったか、子供に考えさせ、言葉にさせる。喋らせることで、成果が実感できるメリットがあります。

喋らせると小さな成功体験を実感できる

子供が、勉強をして出来るようになったことを実感し積み重ねれば、それが小さな成功体験となり、自信につながります。ますます、勉強することに意欲が湧き、次の勉強に移れるのです。

成長を実感して「自分は前に進んでいる」という感覚を持てば、自発的に学ぼうという姿勢も養われ、成績は上がっていきます。

※質問だけでなく、聞いてあげる

質問を投げて終わり。ではなく、

子供の回答をしっかり聴いてあげれば、子供はもっと自分の努力したことを喋るようになります。

自分の努力したことを人に伝えるには、努力しなければなりません。勉強しなければ勉強した内容を人に話せない。

「何が出来るようになったか」を人に喋る癖をつけると、自然と勉強をする人になることも期待できます。

https://manabi-skillup.com/?p=2997

次に、もう1つの質問「勉強して、まだ出来ないこと、分からないことを聞く」メリットを確認します。

勉強して、まだ出来ないこと、分からないことを聞くメリット

小さな成功体験を実感し意欲的になれ、ますます勉強という行動をしたくなります。

とはいえ、自分を客観的に捉えれば、もっと効果的な学習となります。自分を客観視するには、他人から自分の見えない弱点を指摘してもらうのが良いです。しかし、一般に子供は親からの口出しは大っ嫌いです<(`^´)>

そこで、自分で自分の弱点を喋らせるのです。

自分の弱点に目を向けさせ、自己分析させる

軽く「まだ出来ていないこととかあるの?」と聞くだけでも、子供は頭の中でやっていないことを思案しだします。

特に反抗期である子供のリアクションには、大人でもイライラすることがあります。しかし、放置せず、やっていないこと、出来ていないことに目を向けさせる質問をちょっとでもいいのでしてみてください。

たった1つの質問が契機となり、勉強しだすきっかけになるかもしれません。

「あっ、もっとこれやらなきゃ」と少しでも子供に思わせたら勝ちです(^O^)/

出来ていないことを把握することで、次の行動の必要性を実感できる

子供は一人だと、悶々としてしまいがちです。

年頃の人間関係、部活、将来が見えない不安、毎日の勉強。いろんなことが重なると、ついついぼーっとしてしまいます。時間だけが経過することもしばしば。

大人が”質問”によって子供の心をこじ開けて、意欲を喚起しましょう

何気ない日常会話の中に、紛れ込ませて聞いてみるのがおすすめです。

では、今回は以上になります。

勉強している子供にするべき2つの質問として、出来たこと、出来ないことを聞くこと提案しました。

親がどう喋るかよりも、子供に喋らせることで、子供は自分の成果を実感し、客観視もできるでしょう。参考になれば幸いです。それでは(^^)/