こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。
勉強する環境は、学校、塾、予備校、専門学校、資格学校、勉強会などが考えられます。
今回は、勉強するときの他者との関係について考えていきます。
”群れる”はよろし、”つるむ”はわろし。【集団への所属】
勉強する際に、どのような状況に身を置くかを決めるのは自分自身です。例えば、以下のようなタイプの人が挙げられます。
- 誰にも勉強していることを明かさず、一人こもって独学するタイプ
- 授業や講義は人と一緒に受けるが、自学のときは一人のタイプ
- 常に、誰かと一緒に勉強することが当たり前のタイプ
自分の学習意欲が最も高められ、学習効果が最大となる状況が望ましいですね(・_・)
そこで、今回おすすめしたいことは、タイトルの通りです(分かりにくいですが…(-_-;))。”群れ”ながら、”つるまず”勉強する。
集団には所属しつつ、自分ひとりで勉強する
”群れる”とは「群れをなす」ということですが、学習環境のある集団に所属することです。
- 学習塾・予備校
- 資格学校・専門学校
- 学校・サークル・コミュニティ
などです。所属先はあるべきです。まずはその理由を考えていきましょう。
集団に所属した方がいい3つの理由【”群れる”すすめ】
確かに一匹狼はかっこいいです。誰にも頼らず、自らの力だけで能力に磨きをかけ他者に勝つ。
しかし効率が悪いのが現実です。よほど優秀な人でない限り難易度が高過ぎです。学ぶ環境が用意された集団に所属しましょう。
集団に所属した方がいい理由は3つあります。
集団に所属した方がいい理由の1つ目です。
勉強する目的は、「資格の取得」や「志望校に合格」などでしょう。こういった試験には必ず傾向があります。
その試験の傾向を知る手立てで最も良いのが、経験値のあるプロの手を借りることです。
試験で学ぶべき分野の0から100まで知っている必要はないのです。試験に出る所に絞って勉強すれば良いのです。生真面目になり過ぎると「全部やらなきゃ」と思いがち。やらなくていいことって意外とあったりします。
- 試験範囲の変更が頻繁にある試験
- 法律の変更に伴い学ぶことも変更する試験
- 年に複数回実施され、受かりやすい時期がある試験
- 科目の一部が免除される試験
社会は日々変化します。それに伴い実社会に必要とされる様々な資格試験などの制度も変化しています。
独学では情弱になりがちですが、資格の学校などのプロ集団に所属することで、自然と最新情報が手に入りやすく、それだけでもメリットがあります。
続いて、集団に所属した方がいい理由の2つ目です。
同じ目標の仲間がいることで、相対的な自分の力量を知れるメリットがあります。
- 他者との力の差
- 努力の差
自分ひとりのペースでは分かりにくい勉強量・勉強時間などを仲間と比較できます。他者の努力を目の当たりにすることでいい刺激をもらえます。
身近な人をライバルとして設定することをおすすめします。自分よりも少し上の人の成績や勉強量を意識して、小さな目標設定をする。具体的には、
- 次の模試では、佐藤さんよりこの分野の成績で上回る
- この1週間は鈴木くんより勉強量を増やす
- 毎日田中さんより早く塾に行って勉強しておく
などです。さらに集団に所属するメリットとして、ライバル設定した人物を上回ったら、またさらに上にいる人物を小さな目標として定められることです。
目の前に、ちょっとだけ先に進む人を追い抜こうとすることで、学習へのモチベーションは維持できます。「届きそうで届かない」ぐらいを目標とすることがいいですね(・ω・)ノ
次に、集団に所属した方がいい理由の3つ目です。
人は、家族、友人、学校、職場といった共同体(コミュニティ)に生まれながら所属しています。
勉強するコミュニティに所属することで、この所属感を満たすことができます。一方、一人で独学をすれば、孤独感が不安を増大させ学習効果を下げてしまいます。
- このまま頑張って合格できるのか?
- 自分の努力は間違っているんじゃないか?
- 将来にこの努力は役に立つのか?
以上3つの理由で”群れ”に所属したうえで、勉強したほうが効果的であると考えられます。とはいえ、集団内での他者との関係に注意したいところです。
所属する集団で注意すること【”群れる”すすめ】
注意すべきは”群れ”の中で”つるみ”すぎない事です。
集団に所属することで、他者と接する機会は増えます。先ほどのメリットはありますが、距離感を間違えると、途端に負の面が色濃く出てきます。
- コミュニケーションという名の現実逃避
- 他者へ配慮の無いけなし合い
- 頑張り合わない雰囲気
学習をする仲間は、ときにはライバルになり、目標になり、追いかけられる存在にもなります。
適度な距離感があることで、知的好奇心を刺激し合い互いに高め合うことができます。くれぐれも慣れ合い、つるんで足を引っ張り合う関係にならないように。
講義や授業が終わると、さっさと帰る人
学校なり塾なり、一斉に勉強する時間が終わるや否や、そそくさと帰路につく。そんな人周りにいませんか。
あまり人とのコミュニケーションも取らず、見方によっては「愛想悪いなぁ」と思われることも。
学ぶべきことは学び、さっさと自分の勉強モードに切り替えられる人です。授業や講義の中で習ったいくつかのポイント押さえおき、自宅で復習する算段をしておくのです。
他人が入る余地などなく、自分の勉強の邪魔になるだけです。さっさと帰った方がいい。
こいう人は帰る時もスマートです(^^)
- 帰り道の混雑を避けるルートを決めておく
- 交通混雑を予測し、土日祝日と平日の帰り道を使い分る
- 天候によっても帰る手段を想定しておく
子供でもテキパキ動ける子がいます。保護者の良い影響なのでしょう(^_-)
集団にこだわり過ぎない
一度所属した集団がすべてではありません。
賢い人は、自分の利益が最大となる学習集団が他にあれば、すぐに集団を抜けて新しい所属先へ。
学んでいくにつれ、自分の能力も高まり物足りなさを感じることもあります。また、学ぶ目的も変わることもあります。
1つの集団にとどまらず、その都度、最適な判断をする。学習環境を求め続け、柔軟に変化していくことは自分の能力を最大限に高めてくれるでしょう。
では、今回は以上になります。
群れるはよろし、つるむはわろし、集団に身を置き、仲間とは適度な距離で学んでみてください。それでは(^^)/
コメント