こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。
受験や資格試験に向けて勉強していると、”ふっ”と「果たしてこの勉強は意味があるのだろうか?」「この勉強で受かるだろうか」と不安になることはないでしょうか。
自分の進路を決める重要な試験であれば、なおさら不安が生じます。
「大丈夫。その継続は間違っていない。」【受験生に不安はつきもの】
毎日勉強を頑張っている受験生であれば、「間違っていない。」と強く思うことも大事かなと思います。精神論的なことかもしれませんが...
しかし、大事なことは継続した勉強を中断しないことです。
不断の努力で成長しない人はいない
能力や勉強法により、成長速度の違いこそあれ、継続することで着実に成長できています。
不安や恐怖を感じて勉強することを止めてしまい、勉強することが遠のけば力はつかなくなります。
一方で不安を感じながらでも、中断せずに続けた人は成長はしているのです。「合格のコツはやめないこと」です。
勉強の継続に不安はつきもの
- やっていることに間違いはないか?
- もっと効率のいい方法はないか?
- 成果はでているのか?
- なぜ結果ができないのか?
- この勉強に意味はあるのか?
- この勉強のペースで間に合うのか?
- 果たして合格できるのか?
受験勉強の期間は、何かと疑心暗鬼になりがちです。
ちょっとした”疑問”から、徐々に不安が増大し、行動を躊躇させます。
こんなときは、ちょっとした”疑問”に1つ1つ向き合い、”疑問”に対して自分なりの答えを見つけることで不安は軽減できます。
【不安を取り除くため】疑問の答えを見つける
自分の頭だけで、疑問の答えを考えてもなかなか答えが導き出せません。
情報収集と情報整理
必要な情報を得ることで、自分のちょっとした疑問の解決策を見つけ出せます。
1.勉強法に疑問を感じ不安な場合
- 実際の合格者から、勉強法を聞き取る
- 合格者を輩出している学習塾などの専門家からヒントを得る
- 成績が良い仲間、成績が伸びている仲間から勉強法を盗む
2.勉強量や勉強ペースに疑問があり不安な場合
- 試験日程・出題範囲の情報を整理する
- 試験日から逆算して1日の最低限やるべきことを明確にする
- 合格者の合格に至るまでの学習進度を聞き取り参考にする
3.成績が上がらず不安な場合
- 模試の出題内容と勉強内容との齟齬を確認する
- 模試でできなかった単元を列挙しテキストで勉強し直す
- 次の模試の日程・出題範囲の確認する
注意したいことは、情報の入手先です。
ネットでも情報はたくさん得られますが、信頼性が担保されているわけではないため、情報を入手しても不安は消えないこともあります。さらに情報過多でますます不安になることすらあります。
最も良いのが成功者・経験者からの情報です。
専門の塾・予備校が無難です。最近ではオンライン学習など、タブレットを利用した通信教材で質問ができるサービスもあります。
※情報収集し情報整理のために 情報を得たら書き出すことをおすすめします。 ”書く”ことで視覚され、やるべきことや 計画が明確になり、不安が軽減しますよ(^o^)
「確かな情報を得ようとすること」「得た情報を自分に取り入れること」この2点で、ちょっとした疑問の解決策が見つかり、自分に合う勉強に移ることができます。あとは継続するのみ。
ただし、勉強を継続するときに忘れてはならないこともあります。
危うい継続思考
継続することが目的化することは非常に危険です。
成績の伸びもあまり期待できません。継続することだけに重点を置き、目の前の問題を事務作業のようにこなす。
大事なのは「何のために継続した勉強をするのか」という勉強の目的を明確にすることです。
ざっくり勉強の目的を以下に書いてみると以下のようになるでしょうか。
- 本質的な目的⇒能力の向上
- 長期的な目的⇒試験に合格
- 中期的な目的⇒問題が解ける
- 短期的な目的⇒内容の理解
”続ける”で終わらず、”能力をつける”・”試験に受かる”・”理解し出来る”という目的があることを念頭に置いて勉強すべきです。
学ぶ目的は、人それぞれですので、上記の目的は一例です。自分が継続して勉強する意味を明確に持てば、意欲的な勉強もできます。
勉強の継続は、明確な目的があるからこそ、効果がでる
勉強の継続には常に改善を
勉強の目的を持ち、情報を収集・整理し、不安なく勉強をしていても、常に改善点を模索する姿勢があればなおいいです。
勉強法に”最良の方法”はあるのでしょうか。自分の知らない事は無限にあり、日々教育も進化しています。
現状の勉強に満足することなく、良いものがあれば、取り入れて柔軟に変化することができれば成長し続けるでしょう。
向上心を持ち続けよ
では、今回は以上になります。
受験と不安は切っても切り離せません。中断せずに勉強し「自分のやっていることは間違いではない」「でももっといい方法はないか」という向上心を持ち続けることが不安を軽減できます。
また、受験を控えた中学生や高校生の保護者の方は、経験者として話を聞いてあげ、フォローとして一言「大丈夫。その継続は間違っていない。」と子どもの頑張りを称えてもらいたいところです。それでは(^^)/