こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。
小学生にとって6年間で最大のビックイベントの1つ修学旅行。
小学校で行く場所や時期は様々です。
当然、中学受験を控える小学生であれ、修学旅行は参加するはずです。子ども達を見ていると考えることがあります。
【小学生】修学旅行と中学受験に思う【勉強と向き合う姿】
修学旅行の前後で、勉強に向き合う姿勢の違いが垣間見れます。
受験勉強も含めて何事にも意欲的な子、なかなかやる気が伴わない子、学校行事の前後は差が浮き彫りになります。
【中学受験を控える小学生】修学旅行の前後の様子【勉強と向き合う姿】
どのような差が見られるのか紹介します。
修学旅行の前となると準備が必要です。しおりを確認しながら必要なものを買いそろえる。寝泊り道具、服装、おやつなど。
「修学旅行の準備があるので塾休みます。」といった欠席の連絡をもらうことがあります。
「ん~...」と思ってしまいます(^_^;)準備は必要です。とはいえ、前もって準備していれば、日程的に休む必要はないんじゃないかなと感じることもしばしば。
小学校生活の思い出に残ることですので、準備にも力が入るのも分かります。受験を控えていれば日程調整はしましょう。
※学校の行事予定 基本はお便りで行事を知ると思います。 しかしネット環境さえあれば、 パソコン・タブレット・スマホで 検索して行事予定を容易に知ることができます。
「必ず塾で勉強しないとダメ」とは全く思いません。
しかし受験に立ち向かう”挑戦心”の差が修学旅行前後で見られます。
【とある女の子】
修学旅行前日の授業にも参加。1泊2日で夕方に帰ってきたその足で塾に直行。
当たり前のように「ハロ~(*^^*)/」と言いながら教室に来て、帰り際にはお土産を他の小学校の友人に配っていました。
授業では疲れも見せず楽しそうに、私立中学の過去問に挑んでいました。
聞くと、修学旅行前日に、親の車に塾の勉強道具を置いておき、修学旅行から帰ったらそのまま塾に来れるように段取りしていたそうです。
受験への挑戦心、日程調整力、保護者の協力には脱帽です。
※体調が第一優先 中にはへとへとになりながらくる子も。 ひどく疲れているときは無理せず、 自宅で休みましょう(^_^)v 小学生はイベントが多くあります。 その都度頑張って塾にくる子もいますが、 疲労感が強すぎると勉強になりません。 「絶対休んではダメ」と意地にならずに。
中学受験を控える家庭では、勉強するために学校行事を休ませる。という考えをお持ちの方もいるようです。
こちらも「ん~...」と思ってしまいます(^_^;)よほどのことがない限り行くべきかなと。子どもだけの寝泊り、初めて触れる文化など普段では体験できない事が経験できます。
【続;とある女の子】
修学旅行から帰ってきたその足で塾に直行して勉強しにきた女の子。
お土産を他の小学校の友人に配りながら修学旅行のエピソードを楽しそうに話していました。
その日の授業では、算数の別の解き方を教えると「スゴッ!」「ヤバぃ(^▽^)www」とやたらと楽しそう。
学校行事も受験勉強も楽しもうとする姿が成長の秘訣だと改めて感じました。
「中学受験をしている自分は特別だ」と思っている小学生。一方で「勉強するのは当たり前だ」と思っている小学生。
修学旅行だけでなく、運動会、宿泊学習などの行事の前後で、この差が現れます。
無理やり勉強している子どもは、勉強しなくていい理由ができ、行事を大歓迎。行事が終わると憂鬱に。
勉強が当たり前の子は、行事で勉強できずに、鉛筆を持たない日があると気持ち悪いと感じるほど。
”なぜ勉強するのか。なぜ受験するのか。”この答えが腹に落ちていれば行動も変わります(‘ω’)ノ
【中学受験を控える小学生】修学旅行の日程は何とかならないか
小学校によっては、小学6年生の10月~12月に修学旅行があります。
一般的に、中学受験を控える小学生にとっては、一通りの単元の基礎を身につけ、過去問を解く時期です。
一部の小学校にはもう少し早くてもいいかなと、個人的に思います。
中学生や高校生になると、中2や高2で修学旅行がある学校が増えてきます。受験学年では勉強に専念する配慮です。
※修学旅行を廃止している学校も 小学校ではありませんが、全国の有名校では 修学旅行を行わない学校もあります。 ・早稲田大学高等学院・中学部 ・武蔵中学校・高等学校 ・函館ラ・サール中学校・高等学校 ・宮城県仙台第二高等学校 ・茨城県立土浦第一高等学校 ・富山県立富山中部高等学校 ・新潟県立国際情報高等学校 ・島根県立の高校 ※小学校でも廃止? 極々少数ですが、教職員の負担を考え 小学校でも廃止されている学校もあります。
小学生は受験直前期であってもぜひとも意欲的に修学旅行に参加してもらいたいです。
「勉強時間が削られる」といったネガティブ感情ではなく、修学旅行の前後を上手く工夫することで、むしろ意欲的な勉強ができるはずです。
適度な時間的制約があると集中力が増します。さらに、旅行でリフレッシュもでき、旅行後はかえって新鮮な気持ちで勉強もできます。
では、今回は以上になります。
公立の小学校では、受験する子しない子が混在します。
受験する子の中には、行事ごとをネガティブに捉える子も少なくありません。こういった行事ごとも楽しんで参加する子は、受験も楽しめている印象です。
損得勘定で考えず何事も挑戦心を持って取り組んでみてください。それでは(^^)/