【小学生】「まなびwith」で学ぶ【楽しく思考に磨きをかける】

こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。

今回は、小学生が自宅で勉強できる「まなびwithウィズ」の紹介です。

毎月届けられる教材を利用して、答えが1つではない問題などを通して、思考力が鍛えられる通信教育です。

小学館集英社プロダクションによる通信教育。
”小学生”向けだけなく、”幼児向け”もあります。
今回は小学生向けの紹介です。>幼児向けの紹介

こんな人におすすめ【まなびwith(小学生向け)】

  • 無理なく段階的に、学ぶ機会を与えたい人
  • 文字ばかりの教材ではなかなか勉強に取り組めない人
  • 机に向かう習慣をつけさせたい人
  • 知識の習得にとどまらず、学校では体験できない思考力を養う問題を多く経験したい人
  • 大人になっても使える思考法を身につけたい人
  • 教科書よりレベルの高い問題に挑戦したい人

まなびwithの利点は、小学館は出版社であるため、写真やイラストなどのクオリティが高く、子供が引き込まれやすい教材であることが挙げられます。

※こんな人にはおすすめできない
・タブレット端末などを利用して学びたい人
⇒毎月の教材を利用する通信教育です。
小学生向けの通信教育「スマイルゼミ」は
タブレットを使用する通信教育です。

・1ヵ月間だけ試したい人
⇒最低受講期間が3ヵ月となっています。
資料請求をして1週間分の無料テキストで
判断することになります。 
出典;思考力といえば、小学館の小学生向け通信教育「まなびwith」より

【小学生】「まなびwith」で学ぶ【楽しく思考に磨きをかける】

小学生が社会に出てから学校で学んだことを生かせるように、以下の3つの力をバランスよく育むことが求められます。

  1. (学んだことを社会に生かそうとする)学びに向かう力・人間性
  2. (未知の状況にも対応できる)思考力・判断力・表現力
  3. (実際の社会や生活で生きて働く)知識・技能

資質・能力の三つの柱」 と呼ばれ生きるうえで欠かせない力です。

小学生はこの「資質・能力の三つの柱」を身につけるために、学校で下記の14の教科を、主体的・対話的に深く学びます(アクティブラーニング)。

  • 国語
  • 社会(3~6年)
  • 算数
  • 理科(3~6年)
  • 生活(1・2年)
  • 音楽
  • 図画工作
  • 家庭(5・6年)
  • 体育
  • 外国語(5・6年)
  • 特別の教科 道徳
  • 外国語活動(3・4年)
  • 総合的な学習の時間(3~6年)
  • 特別活動

豊かな知恵、基礎学力、意欲、人間性などを育むためには、学校だけでなく家庭学習が一層重要になります。

【小学生】まなびwithの概要

「思考力」を伸ばす【まなびwith】

「国語」「算数」「理科」「社会」「英語」の5教科を学ぶことを通して、『かんがえる力』 『ひらめく力』『つたえる力』 を養うことに重点が置かれた通信教育です。(※小1・小2は理科・社会はありません。)

さらに、最大の特徴と言えるのが5教科に加えて、「思考」と呼ばれる”考え方”に特化したカリキュラムがあることです。通信教育では初めて導入され、思考ツールの使い方を学び、様々な物事の考え方が身につきます

出典;小学館の通信教育まなびwithより
  • かんがえる力』…用意された選択肢から選ぶだけではなく、「なぜ」「どうしたらよいか」と試行錯誤しながら、 自分の考えを深める。
  • ひらめく力』…すぐに「わかんない!」と言わない子に。あきらめずに考えつづけ、解き方を思いつく経験をたくさん積み重ねる。
  • つたえる力』…友だちや先生に自分の言いたいことを、相手にわかるように整理して表現する。

「まなびwith」の具体的な学習のポイントをざっくりと以下にまとめます。

  • 「国語・算数・思考」⇒毎月届く教材で勉強
  • 「理科・社会」⇒入会時にワーク1冊が届く(小1・小2はなし)
  • 「国語・算数」⇒毎月2枚の”添削テスト”を提出
  • 「英語」⇒1~2年は毎月届く教材、3~6年はPC,スマホ,タブレット
  • 「国語・算数・思考」⇒毎月届く教材で勉強
  • 「国語・算数」⇒毎月2枚の”添削テスト”を提出

毎月「国語・算数・思考」がまとめられた教材が1冊添削テストが届き、勉強していきます。

国語の特徴
  • 漢字とことばの反復学習
  • 学校で習う3~5倍の作品量を勉強
  • 作文添削で”着眼点”・”表現”・”語彙”を磨く

小学生の段階で、国語の力は、より多くの文章に触れて、語彙を増やしたり、表現方法を知ることで高まります。問題を通して、学校の教科書より豊富な作品を読むことは、ただの読書より、読む目的がはっきりしていておすすめです。

算数の特徴
  • 計算の反復学習
  • 論理的な思考を可能にする文章題の”図化”学習
  • 答えを導く過程を重視

最終的な答えを書いて終わる教材ではありません。”答えだけ”書くことが癖になると、年齢が上がるにつれて、途中式などを面倒くさがって書かなくなる恐れがあります。

重要なのは、答えを出すために、どのように思考したかです。”図化”学習は、文章を読み解くために有効な手段で、以前似たようなことを紹介しています。>【中学受験】算数の文章問題を得意にする1つの方法

思考の特徴
  • 自分の考えを「見える化」し考えを整理できるようになる

自分の考えを深めるために使う図”思考の達人ツール”で、考えを整理・表現する力を養います。下記の思考を手助けするツールを使いこなします。

出典;まなびwith 思考の達人ツールより

  • 「理科・社会」⇒入会時にワーク1冊が届く(小1・小2はなし)

理科と社会は、最初に1冊が届きます。自分ひとりで先取り学習ができるメリットがある反面、計画を立てて勉強しないと、継続した学習ができません。

理科・社会の特徴
  • 学ぶテーマの導入を漫画で学ぶ
  • 実験・観察を映像で視聴できる

子供がなかなか興味の持ちにくい内容でも、漫画で興味を引くような工夫がされています。それだけでなく、基礎問題、演習問題もあり、小学館オリジナル映像も見ることができます。

  • 「英語」⇒1~2年は毎月届く教材、3~6年はPC,スマホ,タブレット

英語の特徴
  • 小1・2⇒歌や映像で英語の音に触れる
  • 小3~6⇒「スゴロクEnglish」でゲーム形式で学ぶ

「スゴロクEnglish」は、RPG風のアドベンチャーゲームです。

楽しみながら「読む・聞く・書く・話す」4技能が知らず知らずのうちに身につくことが期待できます。

子供が夢中になって学ぶヒントは”ゲーム化”にあることは間違いありません。

https://manabi-skillup.com/?p=143
出典;まなびwithより
https://manabi-skillup.com/?p=1863

「思考力」を伸ばす【まなびwith】

【まなびwith】月額料金と学習時間

  • 入会金はなし(無料)
  • 最短受講期間は3ヶ月間
  • “毎月払い”・”6ヶ月一括払い”・”12ヶ月一括払い”で料金が異なる

以下に2019年度の料金を紹介します。年度の途中で始める場合は、料金が異なる場合があります。

コース 月額料金
毎月払い

6ヶ月一括払い

12ヶ月一括払い
小学1年生 3,685円 3,439円 3,378円
小学2年生 3,740円 3,490円 3,428円
小学3年生 4,015円 3,746円 3,681円
小学4年生 4,675円 4,362円 4,286円
小学5年生 5,225円 4,876円 4,789円
小学6年生 5,555円 5,184円 5,092円

お住いの地域の塾と比較してどうでしょうか。一般的な学習塾と比べて費用は安く抑えられそうです。中学受験ともなると月額3万を超えることは珍しくありません。

また、まなびwithの学習時間は、1日「10分×学年」が目安とされています。

  • 小1…10分間
  • 小2…20分間
  • 小3…30分間
  • 小4…40分間
  • 小5…50分間
  • 小6…60分間

学年別に上記のような学習時間で、勉強できる学習量です。

こういった料金や学習量を踏まえて、学校の教科書の枠を超えた問題に挑戦してはどうでしょうか。

「思考力」を伸ばす【まなびwith】

※新型コロナウイルス感染症の拡大
2020年3月2日、全国の学校が休校となりました。
まなびwithは、学校に通えなくなる家庭に対して、
自宅での家庭学習のために無償提供が行われました。

【まなびwith】楽しく”思考力”を伸ばせるカリキュラム

まなびwithは、思考力を楽しく伸ばせる通信教育です。思考力を伸ばす学び方の1つに「ナゾトキ学習」があります。

出典;まなびwith 2020 ©ShoPro ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996より

ワークブックと連動している謎解き問題を毎月楽しみながら取り組むことが出来ます。出版社の小学館ならではの、子供をワクワクさせる工夫された課題設定がされています。

以下には学年ごとのカリキュラムを掲載します。

  • 小学校1年生
出典;まなびwith 小1コースより
  • 小学校2年生
出典;まなびwith 小2コースより
  • 小学校3年生
出典;まなびwith 小3コースより
  • 小学校4年生
出典;まなびwith 小4コースより
  • 小学校5年生
出典;まなびwith 小5コースより
  • 小学校6年生
出典;まなびwith 小5コースより

では、今回は以上になります。

通信教育を、復習のためだけに利用するのではなく、未知の問題や正解のない課題に試行錯誤しながら「考えること」を楽しく身につけるために利用するのも面白いですね。それでは(^^)/