こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。
学校に通うお子さんに、学校でどのように過ごすように助言をしていますか。
「一生懸命勉強する」「友達と仲良くする」「元気に楽しく過ごせばそれでいい」など。
ご家庭で子どもへアドバイスは少なからずされているかと思います。
アドバイスの中で特に重視してもらいたいことがあります。
親が子どもにしつこく言っておくべきこと【学校での学ぶ姿勢】
親から子供へのアドバイスの中で、学校での過ごし方で重視すべきことは
です。人の話を聴く力をつけることは勉強より大事だと考えています。
- 先生の話を聴く
- 友達の話を聴く
- 地域の人の話を聴く
- 動画・音声などからの情報を聴く
勉強の内容を理解し知識を増やすことは非常に大事です。知識や情報を得るために聴くことは欠かせません。
聴く力があれば新しい知識を習得しやすく、情報を手に入りやすい。したがって、何事も上達する速度が格段に速くなるメリットがあります。
「聴く力」を持つために子どもに伝える4つのこと
学校へ向かわせる子どもに伝えておくべき4つのことを紹介します。
子どもが学校で”聴ける”ようになるために、家庭での助言が必要です。
勉強面ではない行動面の教育は、学校よりも親から身につきます。以下の4点を子どもに伝え続けることが望ましいです。
聴くことによる利点を子どもが理解しなければ”聴こう”とはしません。例えば、
- しっかり先生の話を聴けば、授業がすぐに理解できる
- 授業内容を聴ければ宿題も簡単にできる
- 連絡事項を聴ければ忘れ物なくなる
- 友達の話を聴けば、友達の気持ちを知ることができる
- 人の聴く力をつければ、多くの情報を得られる
子どもの興味があることと関連させてメリットを伝えることも有効です。
※「聴く力」は社会人に不可欠 社会で協働していくうえで欠かせないことです。 子どもの頃に「聴く力」見つければ コミュニケーション能力の高い人材にもなります。
そもそも学校で、話を聴ける子どもは多くはありません。
「先生の話を聴く」というごく当たり前の行動が、子どもにとっては当たり前ではないのです。
聴こうとする意思を持たせることは、他の子より成長を早める手立てとなります。
ただ耳に入れるだけではないということです。
大人でもありますが「耳に入ってるが頭には入っていない」という聴き方。話をバックグラウンドミュージックのように聴くのではなく、話の内容を理解する聴き方を身につけておきたいです。
※話を理解する聴き方の訓練 1つの方法として、子どもに話の内容を 説明させる方法があります。 「先生は何て言っていたの?」 「先生が話したことを私にも教えて」 など、子どもに話しをさせ理解度を確認します。 次第に、子どもから自然と話してきたら、 説明する癖もつき、話を理解する聴き方もついてきます。
話の本質を捉えようとする聴き方です。
内容を正確に聴き、人の伝えたいことを解釈する。さらに、自分の意見を持つ。これは少し小学生では難しいかもしれません(^^;)
しかし、聞いたことを要約し、感じたことを言葉にする訓練は子どものうちにしておくべきです。
「聴く力」をつける最大のメリット
勉強の基本は「読み・書き・計算」とよく言われます。
子どもの初期段階の教育に最も重要な勉強です。その3つと同様に「聴く力」は大切です。
「聴く」とは「学ぶ」と言い換えてもいいと考えているからです。
しっかり「聴く」とは、新しい情報を得て、その知識について自然と考えます。「これはどういうことなんだろう」「この知識は何に役に立つのだろう」と自ずと考えるのです。
最大のメリットは、生涯にわたって自ら学び続ける力となることです。
「聴く」ことをまず身につけることができれば、「読み・書き・計算」はその後でも構いません。聴く力があれば、勉強の必要性や利点も伝わり、自然と勉強に向かうからです。
「聴く力」は大人になっても学ぶための土台になります。
- 自分にとって必要な情報を追い求めるために聴く
- 問題を解決するための知恵を聴く
- 他者からの有益な情報を聴く
- 自分の意見を主張するために、相手の意見を聴く
「聴く力」は学びのスタートとも言えます。
では、今回は以上になります。
「聴く力」は幼児期からも鍛えられます。本の読み聞かせです。
子どもが小学生になれば、大半の時間を学校で過ごすことになります。学校で学びを効果的に吸収するために「聴く力」は必須です。親から学校で過ごす子どもへのアドバイスとして参考にしてください。それでは(^^)/