【習い事】何でもやりたがる子への最善の対応は?【勉強と両立】

こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。

子どもの性格は様々です。中にはあらゆる事に積極的に興味を示す子もいます。

今回は、好奇心旺盛な子どもの「いろんな習い事をやりたい」という場合の最善の対応策についてです。

【習い事】何でもやりたがる子への最善の対応は?【勉強と両立】

ちなみに何事にも興味を示し「やってみたい!」
という子は少数でしょう。ですので、
あてはまるご家庭は少ないかもしれません(-.-)
ですが今後何かのきっかけで、
子どもが、習い事などを親にお願いしてきたときに、
わずかながら参考になるかもしれません(^◇^)

では、何でもやりたがる子に対して、親の最善の対応について、1つの考えとして参考にしてもらえればと思います。

  • やりたい習い事は挑戦していい

と考えています。

頑張るための最大の原動力は”やりたい”という気持ちだからです。

やりたいと思ったときにやれば、その習い事は急成長します。「必要だからやる」人より「やりたいからやる」人の方が、もっと知りたい、出来るようになりたいという気持ちから、上達速度は速くなります。

また、大人になるまでに取り組んだことは身になりやすいです。年齢に応じて伸びやすい能力に着目した教育法もあります。

とはいえ、好き勝手にやらせることに不安を感じる親御さんもいると思います。

そこで、注意したいことを見ていきましょう。

子どものやりたい習い事をやらせるときの注意点

  • 子どもの「やりたい」を”寝かせておく”

「この習い事をやりたい!」と懇願してきたら、否定も肯定もせず時間を経過させることです。

やりたいと言ってくる理由は様々です。以下の理由は、時間の経過とともに、子どもの”やりたいリスト”から、ふるいに落とされます。

  • 一時の興味本位
  • 友達に誘われたから
  • 他の人がやっているから
  • 気分で何となく
  • 単に何も考えず言っただけ

「待ち」のスタンスですが、習い事へのネガティブな質問などで軽いジャブを入れてみるのもいいと思います。「続けられるの?」「飽きるんじゃない?」など。

子どもの話を聞いてあげて、上手に先延ばしてみる。少なくとも1か月ぐらいは様子見をおすすめします。

※真っ向から否定はNG
やりたいことをやらせてもらえる経験をしないと、
やりたいことに挑戦しなくなります。
「どうせできないし...」など。
習い事は子どもが自分の意志で決めたことを、
頑張らせる貴重な経験です。
また、一時の興味本位でやりたかったことが、
強く否定されると、逆に一層やりたくなります。

  • ”なぜ習い事をするのか”を親子で明確にする

いよいよ習い事をやることになったら、まずやろうとしたきっかけを親子でしっかりと確認しておくことが必要です。

「なぜこの習い事をやるのか」という問いに対して、子どもが明確に答えられるようにする。

  • 始めるきっかけ
  • 習う理由
  • 習う目的
  • 習う利点

といったことです。「やりたいから」という理由は当然ですが、どういったところに惹かれたのか客観視しておくといいです。

どんな学びでも上達して、レベルが上がってくると、難しさも増します。

ちょっとした困難で簡単に放棄してしまわないように、習い事を始める”原点”のようなものを設定しておくのです。

困難にぶつかったら”原点回帰”です。きっかけ・理由・目的・利点を再確認し続けるか・止めるかの判断基準となります。

  • 出口を設定
  • あるレベルまで上達してからやめる
  • 大会やコンクールが終わったらやめる
  • 資格をとったらやめる
  • ○月いっぱいまでやる
  • ○回やったらやめる

など、習い事が始まる前に、終了する(やめる)タイミングを決めておくことです。

ただ何となくダラダラと続けていくことを防止する意味があります。

  • 1度に並行して複数の習い事は慎重に

1週間は7日しかありません。100の習い事は同時にはできないでしょう。

ではいくつまで同時進行で習い事をやるべきでしょうか。

おすすめは、1つは勉強、1つはスポーツ・文化に関する習い事をすることです。

どんなに多くても合計で2~3つではないでしょうか。

習い事の出口を設定し、1つの習い事に没頭する。納得出来たら、次のやりたい習い事へ。同時にやりたいことを複数こなそうとすると上達が遅れてしまいます。

まずは1つのスキルを身につけることで、成功体験でき自信もつきます。

勉強と習い事を両立させるために

あれもやりたい、これもやりたいと子どもがお願いしにきたとしても、先ほどの注意点を踏まえてやらせてあげるのもいいです。

とはいえ、受験が近づいてきたら、より吟味が必要になります。

  • ときには習い事の断捨離も

複数の習い事や通信教育などを利用している場合、受験直前は”やらないこと”を決めるべきです。

”やること”を決めるより”やらないこと”を決める方が勇気がいります。

「”今まで積み重ねをストップ”=”成長のストップ”」のように感じる人は多くいます。

しかし、大事なのは選択と集中です。

やるべきことに焦点をあて、集中的に取り組むことで、人間として成長もできます。スキルはそのあとでも大丈夫です。

では、今回は以上になります。

習い事にかける費用は年々増加しています。学校以外で専門的な能力を高められるチャンスも多いです。

大人にとっても子どもにとっても魅力な習い事は多くあります。”やりたい”という、成長の原動力を大いに利用し、学校では身につけられない能力を高められたらいいすね。それでは(^^)/