こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。
子どもが自宅で全然勉強しない。家では、ネット、漫画、テレビ、スマホ、だらだらと過ごしてばかり。ならば、勉強してもらうために塾に通よわせ勉強させようとする親御さん。
しかし、塾に通えば自然と学力がつき、必ず全員が成績が上がると思ったら間違いです。
塾に通っても成績が上がらない子の10の特徴を紹介します。
塾に通っても成績が上がらない人の10の特徴【勉強以前の話】
それでは、自宅で10の特徴にあてはまることがあれば要注意です。
ですが、家庭の教育方針、地域の事情、子どもの能力は様々です。ご家庭で工夫して効率よく勉強され、成果がでているようであれば、たとえ当てはまっても心配する必要はないでしょう。参考にする程度にしてください。
1.車の中に塾のかばんを置きっぱなし
地方の進学塾では車による送迎が欠かせない地域があります。
そこで塾に持っていくかばんを車に置きっぱなしにしている家庭をよく耳にします。
- 塾の勉強道具が重いから
- 宿題は車の中や塾の自習時間でやり終えてたから
- そもそも宿題がなく家に持っていく必要がないから
以上のような理由でかばんを車に置きっぱなし。
車に起きている時点で、授業の復習や予習はできなくなります。
また、子どもが自主的に塾の教材を見ようとする機会が全くなくなります。少なくとも自宅の目につくところに教材があれば、手に取って目を通す可能性があります。
自学のチャンスを消すと、主体的な学びがなくなるため、成績が上がりにくくなります。
※子ども「宿題はない」を鵜呑みにしない 子どもの中には保身のために、 「宿題はもう塾でやってきた」とか 「宿題は出されていない」などと言うこともあります。 子どもを「疑う」のではなく「確かめる」ことは、 ご家庭でも必要です。
2.家でかばんを開かない・整理しない
塾から帰ってかばんを一切開かない子どもです。かばんの中がごちゃごちゃ。
塾からのお知らせ、配布されたプリントが乱雑に入っているかばん。整理整頓を自宅でやらない子も成績が伸びない子が多いです。
授業で、先生から指示された教材をすぐに出せない。それだけも時間をロスします。
一方で、科目ごとに教材が管理されていたり、もらったプリントをしまうファイルがあり、きちんとしまうことがルール化されている子は伸びる子が多いです。
荷物を整理したり、探し物をしたりする時間が少なければ、その分勉強内容のことに頭を使うことができます。
3.家で勉強しなくていいと思っている
塾でしっかり理解したから大丈夫と思っている子どもです。
「わかる」と「できる」は違います。習ったことを「できる」ようになるには、一人でやってみることが一番です。
自ら学ぼうという姿勢は生涯を通して求められ、その姿勢”自習”することで養われます。”自習”ということは、効率は悪くなることもありますが、遠回りしてでも自ら学んだことは忘れにくく身になります。
※「家で勉強するの?!」という疑問 ”家で勉強するなんてありえない” と本気で思っている子どもは意外といます(*_*) 家庭の方針によりけりですが... 個人的に、自由に自分の好きなことが学べる 自宅での勉強時間は好きですし、 充実した時間になるのでは、と考えております。
4.人の話を聴かない
親の話、学校の先生の話、人生の先輩の話を聴かいない人です。
先輩たちの言うことを聞き入れるかどうかは別として、まず聴くことすらできない。少なくとも経験者や成功者などから知恵を得た方が効率よく情報を収集できるはずです。
初学者が成績を上げたいのであれば、まずは先人のことに耳を傾け、盗めるものは盗む。学力向上のためにいいところは自分のものにしましょう。
5.書かない
- 得た情報をメモする
- 授業のときにノートをとる
- 練習問題を解くときに書く
- 図やイラストなどのイメージを書く
勉強自体もそうですが、連絡事項や忘れないようにするためのメモなど。
書くということをサボる人は成績が振るわないこと多いです。覚えがいい小さい子のうちは、全て書かなくても暗記出来る子はいます。
しかし、年齢が上がるにつれ、学習する難易度も上がると、頭の中だけでは解決できないことも増えてきます。
そんなときこそ、”書く”という行動が重要です。小さいうちから身につけておきたい癖の1つです。
そもそも人間は忘れてしまう生き物です。時間が経過すれば、辛かった記憶も曖昧になるという点では、人間の長所でもあるかもしれません。
7.「自分はできない人間」という暗示にかかっている
- どうせ勉強してもできない
- 元々頭が悪い
- 遺伝が悪いから努力してもムダ
- 私はそもそも数学が苦手
- やっても効果がでないから意味ない
”できない”と強く思い込んでいる人は、実際に成績が上がりにくくなります。
精神論的な話に聞こえますが、ネガティブな思考は、積極的な行動を制限します。
意欲的な学びがないと、成績は上がらないのは当然です。
「絶対これをできるようにしよう!」「必ず成績を上げるために毎日○○を勉強しよう」などの向上心を持てば頑張れます。
8.「自分はできる人間」という勘違い
- こんなの勉強しなくてもできる
- 練習しなくてもテストで点がとれる
- テスト3日前に勉強すれば大丈夫
- 大体理解した
- Aさんが合格したから私も合格できる
自分が”できる”人間だという思い込みが強すぎる子どももなかなか伸びません。
できるから、努力しないでいい。これが原因です。
自信を持っていることは悪いことではないです。とはいえ、過剰な自信で行動量が少なくなり、勉強の量と質が上がるにつれ伸び悩む子どももいます。
9.事務処理マシーン
- 何も考えず教えてもらった手順通りに問題を解く
- ”なぜ”こうなるのかを考えない
- 新しい用語の意味を知ろうとしない
- 原理や語源、由来など深い知識を求めない
- ミスをしても原因を追究しない
- 授業ノートをそっくりそのままとる
- ”読む”が字面だけ目で追っているだけ
など。問題を解くときは、論理を考えたり、体系的に捉えたりすることで思考力が鍛えられます。
習ったことを再現しようとすることはいいことです。しかし、勉強は解法パターンの暗記ではありません。
小テストや比較的範囲の狭いテストなどでは結果は出せても、実力テストや範囲の広いテストでは結果はでません。
10.ごまかす
最後は、きちんとやっている”ふり”をすることです。
小さい子どもに見られます。原因として
- 勉強したくない
- 勉強する意味を納得していない
- 学ぶ喜びを知らない
- 目標がない
などから、勉強していることを親に対して”ごまかし”ます。
学ぶ目的の再確認、目標の再設定などが必要です。
では、今回は以上になります。
今現在、成績が伸び悩んでいる人で、10項目のうちあてはまることがあれば、そこから改善してみてはどうでしょうか。それでは(^^)/