塾に通わず中高一貫校の適性検査を突破できるか?【タブレット利用】

こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。

公立中高一貫校の人気が高まっています。

私立と比べた費用面、中学から一貫して学び早期に大学受験への準備ができるなどのメリットが考えられます。

https://manabi-skillup.com/?p=596

今回は、小学生で公立の中高一貫校を検討されている方向けの内容になります。

塾に通わず中高一貫校の適性検査を突破できるか?【タブレット利用】

公立の中高一貫校を目指していたり、検討していたりする人は、どのような準備をすれば良いのでしょうか。

  • 専門の塾に通い対策をするのが一般的
  • 経験とノウハウがある
  • 実績があり安心して準備できる
  • 切磋琢磨できる仲間がいる
  • 最新の情報が得られる

以上のようなメリットは大きく、やはり塾に通うことがポピュラーでしょう。

しかし、近くに専門の塾がない、あるは対応できる塾がない、費用面などの理由で対策が難しい方がいるでしょう。

特に交通手段が整っていない地域では、なかなか通塾が難しい場合が多くあります。

いわゆる「受検」は「受験」とは異なる部分があり、私立中学の受験対策で、公立の中高一貫校の準備が全てカバーされるわけではありません。

「適性検査」の対策を講じる必要があります。詳しくは以下をご覧ください。

https://manabi-skillup.com/?p=615

次に、通塾以外の手段で、適性検査を突破する方法を紹介します。

塾に通わず中高一貫校の適性検査を突破する方法【タブレット利用】

ネットを利用した通信教育によって対策をする方法です。

ネットの教育サービスは日々進化しています。

かつては、通塾が当たり前でしたが、今や自宅でも費用をかけ過ぎず、高品質の教育サービスを受けることが可能です。

そして、公立の中高一貫校に対応しているサービスもあります。

Z会は、添削サービスや大学受験の参考書を販売しているイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。

Z会は通信教育のサービスも展開しています。

そして、このZ会を利用して中高一貫校の合格者も輩出しています。

  • 通信教育で受検を突破することも可能

以下は2019年度Z会員の公立中高一貫校の合格実績の一部(20校)です。

都道府県学校人数
北海道札幌開成中等教育学校5
青森県青森県立三本木高等学校附属中学校3
宮城県宮城県仙台二華中学校7
秋田県秋田県立秋田南高等学校中等部2
茨城県並木中等教育学校9
群馬県中央中等教育学校6
埼玉県さいたま市立浦和中学校4
千葉県千葉県立千葉中学校11
東京都桜修館中等教育学校64
神奈川県相模原中等教育学校27
静岡県静岡県立浜松西高等学校中等部9
滋賀県滋賀県立守山中学校7
京都府西京高等学校附属中学校12
大阪府大阪府立富田林中学校56
兵庫県神戸大学附属中等教育学校10
岡山県岡山県立岡山操山中学校4
広島県広島県立広島中学校7
徳島県徳島県立城ノ内中学校6
佐賀県佐賀県立唐津東中学校2
沖縄県沖縄県立開邦中学校4

この他にも全国各地の公立中高一貫校に合格者を輩出しています。2019年度は908名の公立中高一貫校に合格しています。

自宅でネットを介してタブレットを利用した勉強でも合格も勝ち取れそうです。合格者の人数はZ会から引用しているものです。

注意したいことは、上記の合格者の中で、少なくとも、塾にも通っている人が含まれている可能性があるということです。

可能性といいますか、個人的な経験からすると含まれているでしょう。”W通塾”といったもので、2つ以上の塾や通信教材を利用する家庭は相当数います。

とはいえ、公立中高一貫校に対応したコースもあり、難関中学にも合格者を輩出していますので、しっかりとサービスを活用すれば効果はあるでしょう。

Z会で公立中高一貫校に合格を目指す

では、どのコースを利用すればいいのでしょうか。Z会で中高一貫校に合格するための参考になれば幸いです。

早期にZ会を利用する場合は「幼児コース・年少(3歳頃)」があります。子どもの年齢にあわせてコースを選択します。

  • 就学前⇒Z会「幼児コース」

「自ら学びに向かう力」を養えます。中高一貫校に関わらず必要な力です。

  • 小学1・2年⇒Z会「小学生コース」

学校の教科書レベルを超えても学べ、学習習慣を身につけます。

公立中高一貫校を目指す場合は、より難易度の高い「ハイレベル」を選択をおすすめします。

  • 小学3~6年⇒「小学生コース・ハイレベル」または「小学生タブレットコース

Z会「小学生コース」は3つです。

  • 「小学生コース」
  • 「小学生タブレットコース」
  • 「中学受験コース」

この中で「小学生コース」のハイレベル、あるいは「小学生タブレットコース」で対応できます。

※私立中と併願する場合は「中学受験コース」を選択

  • 小学5・6年⇒「公立中高一貫校適性検査講座」「公立中高一貫校作文講座」

公立中高一貫校の適性検査を知る【中学受験】にも記載していますが、適性検査は私立中受験と同じではありません。

適性検査特有の問題を対策が必要です。各地域により異なりますが、「知識活用」「記述式」「教科横断型」「大量の資料読み取り」「作文」など思考力・表現力が問われる学校がほとんどです。

その点で、Z会は5年生から「公立中高一貫校適性検査講座」「公立中高一貫校作文講座」でフォローできることは他の通信教育サービスでは珍しいと言えます。

小学生5年からの本格的な準備を

公立中高一貫校に向けて以下の3つのコースで受検に向けて対策ができます。※「公立中高一貫校適性検査」のみ専科でも受講可能ですが、国・算・理・社の教科の学力は必要条件です。

  • 「小学生コース・ハイレベル」+「公立中高一貫校適性検査」+「公立中高一貫校作文」
  • 「小学生タブレットコース」+「公立中高一貫校適性検査」+「公立中高一貫校作文」
  • 「中学受験コース」+「公立中高一貫校適性検査」+「公立中高一貫校作文」

受講開始時期やその他のコースは資料で確認ください。資料請求はこちら

月額料金【Z会:公立中高一貫校の対策に必要な受講料】

Z会は様々コースがあります。ここでは、小学校5・6年生4教科公立中高一貫校の受検に必要な料金のみ掲載します。

  • 「小学生コース・ハイレベル」+「公立中高一貫校適性検査」+「公立中高一貫校作文」
月額料金
(12か月一括払い)
月額料金
(6か月一括払い)
月額料金
(毎月払い)
5年コース7,472円8,412円8,888円
作文講座2,754円3,078円3,240円
適性講座2,337円2,612円2,750円
5年合計12,563円14,102円14,878円
6年コース7,740円8,712円9,204円
作文講座2,754円3,078円3,240円
適性講座2,754円3,078円3,240円
6年合計13,248円14,868円15,684円

  • 「小学生タブレットコース」+「公立中高一貫校適性検査」+「公立中高一貫校作文」
月額料金
(12か月一括払い)
月額料金
(6か月一括払い)
月額料金
(毎月払い)
5年コース6,835円7,639円8,042円
作文講座2,754円3,078円3,240円
適性講座2,337円2,612円2,750円
5年合計11,926円13,329円14,032円
6年コース7,378円8,246円8,680円
作文講座2,754円3,078円3,240円
適性講座2,754円3,078円3,240円
6年合計12,886円14,402円15,160円

  • 「中学受験コース」+「公立中高一貫校適性検査」+「公立中高一貫校作文」
月額料金
(12か月一括払い)
月額料金
(6か月一括払い)
月額料金
(毎月払い)
5年コース18,360円20,520円21,600円
作文講座2,754円3,078円3,240円
適性講座2,337円2,612円2,750円
5年合計23,451円26,210円27,590円
6年コース18,696円20,896円21,996円
作文講座2,754円3,078円3,240円
適性講座2,754円3,078円3,240円
6年合計24,204円27,052円28,476円

費用面から考えると、私立中学と併願する場合の「中学受験コース」は他の2つのコースより高いです。

私立か公立か、費用面から考えると志望校を早い段階から絞ることが良いです。

子どもの進学先を”お金”が理由で絞ることはどうか、と思われる方もいるかもしれません。

しかし、現実的に考えなければなりません。

また、志望校を明確に絞ることは、子どもの目標を絞り、目指すべき進路が定まります。かえって勉強を励めるのです。

では、今回は以上になります。

通信教育で受検を突破することも可能ではあります。

Z会のタブレットコースは学習管理なども充実していることも確かです。

ただ、どんな良質なサービスでも、受検突破には子どもの意志がなければ実現できません。

「絶対にこの中学に行きたい」という気持ちは、大人の後押しで高められます。良質なサービスと大人の手助けがあって子どもは頑張れます。もし、公立中高一貫校を検討している方は一度資料を取り寄せてから十分に検討してみてください。それでは(^^)/Z会の通信教育 小学生コース