こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。
意欲的に行動するためには、行動を引き起こす源である”動機”を明らかにしておくべきです。
「なぜ勉強するのだろうか?」と疑問が生まれ立ち止まったとき、勉強のメリットを知っておけば先に進もうと思えます。
今回は勉強することのメリットを紹介します。
勉強のメリットとは【やる気を出すために知っておくべきこと】
1.努力の仕方が身につく
生きていて新しいことに挑戦する機会は必ずあります。
新しいことであれば、知らない事ばかりで出来ない事だらけ。そんな時は、自ら未知のことに飛び込み、上達するために学ばなければなりません。
どんなことでも、上達するために必要なプロセスがあり、勉強は”上達のプロセス”の歩み方を経験できるメリットがあります。
上達するための努力の仕方を勉強で経験できる
将来に通ずる努力の仕方を学ぶには、スポーツや芸術の分野でも代替できるでしょう。学生時代の部活動やクラブ活動における日頃の鍛錬が、大人になってから活かされる話もよく耳にします。
しかし、スポーツや芸術の場合は、生まれ持った才能、遺伝、環境など自分の意志では変えられない要素も含まれます。
自分の行動ではどうしようもない要素が多いスポーツや芸術は、必ずしも努力したことが結果につながるとは限りません。
勉強であれば、スポーツや芸術の分野に比べて、経験したことが成果に繋がりやすい。つまり、努力した分、テストの得点が上がったり、入試に合格できたりと目に見える結果を得やすいのです。
勉強は、”上達し成果を出すプロセス”を発見する最高の手段です。
2.面白いをことをもっと面白くさせる
新しい発見や創造は、まったく異なる分野からヒントを得て生まれることがよくあります。勉強だけでなく下記にビジネスにおいて、分野を超えた発想で成功した一部の事例を紹介します。
フリースは元々登山用の衣類であり世間には知られていませんでした。しかし、その機能に注目し低価格にすることで、一般的な衣類として大ヒットとなりました。
トラック輸送の業績悪化にあったヤマト運輸は、吉野家が牛丼1つに絞り成功していることに目を付け、利益率の高い小口輸送(個人向け)に特化することで経営を回復させました。
自動車の製造工程で必要な部品を、前の工程部門に「必要なものを、必要なときに、必要なだけ」取りに行くシステムは、スーパーマーケットに買いに行くことから生まれた発想です。
完成品を検品するのではなく、それぞれの工程途中で検査機械を導入し、検品・検質・検量を無くす発想は自動車メーカーから取り入れました。
ユニクロのように海外拠点を活用して製造と販売を一貫して管理し、フレームとレンズをセットにして販売することで低価格を実現しました、
1つの分野を学び極めるには、1つのことだけに執着するだけでは限界があります。
ときには、他分野のことを学び、他分野のことを取り入れることで成功できます。
勉強において「役に立たない」「自分には関係ない」と切り捨てるのではなく、思わぬところで学んだことが活かされます。
興味を持って没頭していることを、より面白くするには、まったく別の分野を学び活かすことです。
3.勉強も、仕事も、生きることも、楽しくなる
物事の根源や原理、理由など、大元を知ることで、勉強も将来の仕事もずっと楽しくなります。つまり生きることが楽しくなる。
勉強していて「つまらない」と感じるときはどんなときでしょうか。
- 内容が理解できないとき
- 解くことができないとき
- 上辺だけの知識で終わっているとき
上記のようなときが多いのではないでしょうか。”わかる・できる”ときが一番楽しいはずです。
勉強を楽しくするには、”わかる・できる”までやり込む。知識と知識をつなげる。深く学ぶことです。
また、仕事において、自分に何の決定権がなく、他者から”やらされる”仕事は楽しいでしょうか。自分が仕事の内容についての深い見識があれば、自分は指示する側になり、より仕事にやりがいを感じることでしょう。
また、勉強することで得られる”考える力”は、新しい発想を生み出します。「これ面白いなぁ」とか「こうしたらもっと楽しくなる」とか、頭を使って楽しいことを考えられるようになります。
何事も浅い知識のままではつまらない。人生を楽しむためには深く学ぶ。
4.仲間ができる
『類を以て集まる 』『類は友を呼ぶ』 などありますが、勉強を懸命にしていれば、同じような仲間ができます。
同じ志を持つ友がいれば、自分の能力を最大限に引き出してくれます。
議論をすれば考えも深まり、疑問があれば共に解消し合い、仲間の頑張りに刺激を受け、自ずと意欲も湧いてきます。つるみ過ぎるのではなく、適度な距離間で群れることで、一人でいるよりも成長スピードは上がります。”群れる”はよろし、”つるむ”はわろし。【集団への所属】
また、共に勉強した友人のつながりは大事しておくべきです。将来の信頼のおける良き相談相手やアドバイザーとなる可能性が高いです。
- 会社のトラブル⇒弁護士などの法務の専門家
- 経営のアドバイス⇒コンサルタントや会計士など
- 子育ての相談⇒教育の専門家や現場の意見
- 自宅の建築・修繕・改装⇒建築士や大工など
- 仕事の依頼、協力、参考⇒異業種からのヒント
未来は完璧に予想は出来ません。思いもよらない所で仲間とのつながりが、仕事などに活きていきます。
勉強の意識が高く学ぶことに貪欲な仲間は、仕事でも貪欲で面白いことに携わっているケースが多いです。
学ぶことに一生懸命であれば、自然と素晴らしい仲間が近くにでき、生きることも楽しくなります。
5.疑い、真実を見極める力を得られる
勉強を通して鍛えられることは様々あります。知識、技能、思考力、判断力、表現力...
中でも、じっくりと思考し、物事を疑って考え検証することで、真実が何であるか結論を導き出す力を養うことができます。
常識とされていることを鵜呑みにせず、自分の頭で考えられる。例えば、
- テレビ報道は歪曲されていないか
- 新聞で内容の論理の運び方に問題はないか
- ネットの情報の真偽
- 人の話す内容の論理性
- 本の内容の正誤の判断
など、当たり前を疑えることは勉強によって養われることでもあります。
歪められた事実によって、自分の生活が損なわれるようなことは避けたいものです。自分の不利益になることを判断して対処する力の基礎は、勉強を通して鍛えられるのではないでしょうか。
6.人とつながれる
知識がある人の話はついつい聞き入ってしまう。そんなことはないでしょうか。
勉強で獲得した知識や考えたことは、魅力的で人をひきつけます。
学ぶ分野は何でもいいですが、1つに特化して深い見識があれば、興味を寄せる人はいるものです。
また、人とつながるためのコミュニケーションで重要な語学力は、分かりやすい勉強のメリットです。
自動翻訳ツールがある中で、外国語は必要性が低くなるとも言われていますが、人と人とが直接話せるかどうかの違いは大きいのではないでしょうか。
感情や考えを豊かな言葉で表現できること、多言語を話せること、タイムラブなしで直接的なコミュニケーションができること。
国語や英語を始めとする語学は、人とのつながりを広めることに大きく貢献するでしょう。
では、今回は以上になります。
勉強の動機付けの1つとして参考になれば幸いです。それでは(^^)/