こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。
授業や講義で新しいことを学びたいけど集中力が持たない。そんな経験はありませんか。
習ったはずのことが全く頭に入っておらず、結局、自宅でもう一度教科書や本を読み返す。できれば、習ったことは一度で全て吸収したいものです(^^;)
こういったことを防止して、効果的に学ぶために”発問する”意識を持つことをおすすめします。
【効果的に学ぶための心構え】学ぶときは”発問する”意識を持とう
一生懸命勉強しようと意気込むと、ついつい肩に力が入り、多角的な考え方が出来なくなります。
- 「授業の内容は全部理解しなければ。」
- 「講義内容は全て吸収してやる!」
- 「完璧に理解してみせる。」
などの高い意識で学習に臨むことは必ず成長へとつながります。ですが、視野が狭くなりがちで、柔軟な考えが欠けることがあるのです。
1つの分野内に囚われた考えで、様々な分野を横断的に考えられなくなったりと、意気込み過ぎる弊害も考えられます。
そこで、おすすめなのが「なぜ?」と思い、それを言葉にすることです。
学ぶときの”発問”は印象に残りやすい【効果的な学び】
「これってなぜだろう?」と思うと、自然にその理由を考えようとします。
疑問を持つことは、結果的に頭を働かせることになり、勉強において以下のようなメリットがあります。
受け身の授業は、記憶に残りにくく、つまらなくなってしまいます。そこで、発問しようと意識し続けて授業に臨むことで、積極的に授業に参加できます。
また、疑問に思ったことや実際に人に聞いたことは記憶に残りやすいメリットがあります。
ただ、発問といっても、わざわざ声に出して人に聞く必要はありません。自分の中で疑問に思うことで、たとえ解決できなくても、「解決できない”もやもや”」がかえって記憶に残るのです。
まずは、学ぶ内容の中で「なぜ?」を探してみてください(^O^)/関心が高まり、勉強に没頭できるきっかけが生まれます。
積極的に疑問に思う場面は、どのような場面が考えられるのでしょうか。具体的な勉強シーンを思い浮かべてください。
疑問を持つべき3つの場面
授業・講義を受ける場面
先ほどにもありましたが、授業中に疑問を持つことで積極的に授業に参加できます。
聞いたことに対して、自分から「なぜ?」と疑問を持ち、能動的に受講する。逆に受動的な姿勢は、当事者感覚が薄れ、聞き流してしまいがちです。
能動的になることで、講師や先生が”自分だけ”に対して話をしている意識を持てます。自分だけに対して話をしている感覚があれば、聞き流すことなど許されません。自然と必死なれますよ(‘ω’)ノ
テキストを解く場面
問題集などの問題を解くとき、問題文に疑問を持つことです。「なぜこんなことが書いてあるのだろう?」と考えることです。
「なぜこんなことが書いてあるのか」を考えることは、問題を作成した意図を読み取ろうとすることです。作問者の意図が分かれば、何を考えさせたいのか、何を答えさせたいのか、どんな間違いを想定しているのかが見えてきます。
やや高度ではありますが、自分がテストを作成する側に立って考えることで、誤答を防ぐことができます。
本(文章)を読む場面
説明文、論説文、随筆文などで、途中で「言いたいことは何だろう?」など論理の展開を予想したり、筆者の考えが述べられる前に予想したりすることです。
文章の結論を読む前に自分なりの疑問や推察をすることで、文章に没頭できます。
物語文などでも、ストーリーの展開について疑問や推察をすることで、物語に入り込めます。
以上身近な3つの場面で、疑問に思うことをおすすめしたいです。
疑問を持つ癖をつけると期待できる3つのこと
当たり前を疑える人間になれる
世の中の常識とされることを疑える能力を養えます。
大多数の人は、常識を受け入れ、常識の範囲内で発想したり創造したりします。
しかし、世の中に大きな変化をもたらすごく少数の人は、世の中の常識を疑い、革新的な発想をするのです。世の中の仕組みを変えたり、世界中を巻き込むイノベーションを起こしたりする人です。
”当たり前”や”常識”を疑い、自分の頭で考える人は、どんな社会変化にも対応でき、他者から必要とされるのです。
根本から理解する人間になれる
残念ながら「物知り」と呼ばれる人の中には、上辺だけの知識を振りかざす人がいます。実際は根本から深くは理解しておらず、突っ込まれると”浅さ”が露呈します。
常に「なぜ?」と疑問の思い、その疑問を解決しようとする人は、自然と1つのことを探究することになります。
解決するために、本を読み漁り、ネットも駆使し、専門家に聞く。解決するために四苦八苦するうちに、自分自身が専門家並みの知識を持つことになります。
理由を答えられる人間になれる
疑問の答えの探求を繰り返せば、合理的な判断が出来るようになります。
状況判断が求められるときに、常に合理的な理由を考え、最適な決断ができることが期待されます。
日々、難しい疑問に対して向き合っていれば、ちょっとことは簡単に理論的に判断できるのです。
では、今回は以上になります。
疑問を持つ癖をつけて、言葉にすることが、自分の学びを深く楽しくさせるでしょう。それでは(^^)/