こんにちは、学び方についてまとめています。
新しいことを学んでいると、必ず覚えなければならいことがでてきます。
何度も何度も繰り返しやったのに覚えられない、どうすれば覚えられるのでしょうか。
【やってはいけない】すぐに忘れる覚え方
覚える方法の前に、忘れやすい覚え方を紹介します(T_T)
これだけをやっている人は覚え方を改めた方が良いかもしれません。
リハーサルとは、本番と同様に進行して確認することですが、心理学におけるリハーサルとは、覚えるために何度も唱えることをいいます。
リハーサルには、維持リハーサルと精緻化リハーサルに分けられます。
維持リハーサルは、短期記憶のために繰り返し覚えようとする単純作業のことをいいます。ただ単に反復することをいい、単純リハーサルともいいます。
英単語を覚えるときを例に挙げます。例えば、少し長い英単語を覚えるときに、 uncomfortable 「不快な」 uncomfortable 「不快な」・・・・と繰り返し書いたり、唱えたりして単純に覚えようとすることです。これは、忘れやすい維持リハーサルです。
繰り返しやり続けることで、短期的には覚えらるますが、時間や日にちが経過すると忘れ去られます。
つまり、単純に覚えようと繰り返す(維持リハーサル)だけでは、短期的に覚えたとしても、すぐに忘れてしまい、記憶に残りにくくなってしますのです。
では、どうのような覚え方が良いのでしょうか。
【おすすめ】忘れない覚え方【覚えるときに工夫する】
結論から言うと、忘れにくい覚え方は、覚えていることを他の知識と結びつけたり、構造を理解しながら繰り返し覚える精緻化リハーサルです。
先ほどの英単語のuncomfortable 「不快な」を例に挙げます。uncomfortableという単語を構造を分解すると、un+comfort+ableという3つの構造から成り立ちます。unは「反対の」という接頭語です。comfortは「快適な」という意味、ableは「~できる」という接尾語です。
uncomfortableという長いつづりの英単語は、いくつかの分解された要素が組み合わさった構造であると理解できます。
このように組み合わせを関連付けて、覚えようとすることは記憶に定着します。すでに自分の持っている知識と関連づけて覚えれば、長期記憶となり覚えられるということです。
この精緻化リハーサルで身に着けた知識は、理由のない無秩序なアルファベットを覚えること違い、思い出すときの手がかりが複数あることにより、思い出しやすくなります。
では、精緻化リハーサルは、具体的にどのように学びに活かされるか見ていきましょう。
精緻化リハーサルの具体例【他の人と差がつく勉強】
精緻化リハーサルには以下のような心配な点もあります。
しかし、1つの分野を学び学問を探求することは、うわべだけの勉強だけでは、短期的な記憶で終わってしまいます。最初は慣れないと時間はかかりますが、資格試験や受験勉強には、精緻化リハーサルは絶対にやるべきです!(^^)!
精緻化リハーサルの具体例をいくつか挙げていきます。
具体例はたくさん考えられます。
ポイントは、表面的な言葉だけではなく、「構造に分けること」「関連付けること」「理由・原理」も合わせて覚えておくと記憶にとどまりやすく、思い出しやすいというこです。
丸暗記のやり方は、簡単で誰でもでき、短期的には覚えられます(維持リハーサル)。せっかく学ぶのであれば、半永久的に知識を覚えておきたいですね(^^)/