こんにちは、「学ぶことは真似ることから」のブログです。
子どもが勉強しないで言い訳ばかり。多くの親御さんがイライラする原因の1つです。
今回は、子育て中に、学校・塾の宿題をなかなかやらず、言い訳ばかりの子どもとの接し方を紹介します。
「でも、だって」勉強しない言い訳の対処法【子どもから学ぶ】
「でも・・・」「だって・・・」とすぐに勉強に対して言い訳をする子ども。
ずっと続くと親としては困り果て、呆れ、疲れて参ってしまいます(T_T)
精神的に疲弊してしまわないような対処法を考えていきます。
心構え【言い訳はするもの】
親御さん自身が疲れ果ててしまっては、子どもへの対応もまともにできません。
余裕をもって子どもに接するためにも、一旦、強すぎる使命感は置いておくのも良いのではないでしょうか。
何でも新しいことに挑戦したがる人は、子どもでも大人でもいます。
しかし、多くの人が、初めてやることは躊躇しするものです。
子どもならなおさらです。
- 「これは面白くなさそう」
- 「意味がなさそう」
- 「何でこんなことやるの」
不思議に思ったり、不安に感じたり、疑問を持ったり。
大人でも無意味に思うことや恐怖に感じることはやりたくないものです。
まだ知らない世界が多い子どもにとって、未来のことは分からず、勉強が意味のあること、学ぶことが将来必要になることなど絶対分かりません。
「勉強はやる意味が考えられない⇒やらない言い訳を言う」のは当然のことです。
気楽に、言い訳を聞いてあげましょう。
※同調してあげるのも1つの手 言い訳の内容にもよりますが、 明らかに子どものわがままがひどいときは、 子どもが落ち着くまで同調してあげるのも 親が平静を保つ方法です。 落ち着いて子どもの話に耳を傾けようとすると、 親の立場を自覚でき冷静になることがあります。
ときには「うんうん」と返事をしながら、聞き流すこともあっても良いのではないでしょうか。
言い訳に深い意味がないことも多いです。矛盾も多い。
我が子に対して、常に全身全霊を捧げると心身ともに持ちません。
言い訳はたわいないことが多いです。
たとえ支離滅裂なことでも、叱らず子どもに話しをさせる。
子どもは自己防衛本能で自分を守ろうとするものです。言い訳が論理的なことは、まずないでしょう(*_*;
中にはしゃべることで、罪悪感を感じ勉強し始める子もいます。
また、中には言い訳が正当な理由のこともあります。
研究者並みの観察眼で見守ったうえで指導に移りましょう。
当事者意識を持たせる【言い訳への対処法】
「でも...」「だって...」といった言い訳は、自分の責任ではなく、他に責任があると考えているからです。
言い訳を聞いた後に、自分自身で可決策を考えるような質問をするいいです。
- 「だって、疲れているんだもん」⇒「じゃぁ休む?それとも、もう1つだけやってみる?」
- 「でも、やる気がない」⇒「やる気を出すにはどうすればいいかな?」
- 「でも、めんどくさい」⇒「特にどんなことが面倒なの?簡単に出来る方法は他にないかな?」
- 「だって、考えても分からないもん」⇒「どこまで考えたか説明してみて。」
子ども自身の頭を働かせるような質問を投げかけるといいです。子ども自身に考えさせる。
正解を伝えるのではなく、正解を考えさせるような問いかけをアレンジすることをおすすめします。
「出来なかったらおやつなし」「やらなかったらお小遣い減額」などは積極的におすすめできません。
ペナルティー慣れしてきます。
逆に、何か行動できたら、不定期にご褒美をあげるといいです。たまにです。いつもあげていると報酬目当ての行動になってしまいます。
厳しく対応するときも必要と考えます。
わがまま放題では、今後少しでも嫌なことがあれば逃げ出すようになるからです。
選択肢を与えたうえで「どうしたいの?」とだけ聞くと、やるべきことをやると答える子もいます。
勉強しないことの言い訳を言って、行動しない場合は、「勉強禁止です」と逆のことを伝えると、自分のやるべきことを自覚することもあります。
「禁止」されると、やりたくなる。子どもの性格を見て試してみてください。
何か別のことを言い訳にするようでしたら、「じゃぁ○○が悪いの?誰が悪いの?」とストレートに聞くという手もあります。
子どもに言い訳をしていることを自覚するきっかけになる場合もあります。
「悲しい」「ショックを受けた」「つらい」と子どもの行動によって生まれた気持ちを丁寧に伝える。
親がこんな思いをしているのなら改善しよう、と思わせたら勝ちです( ˘•ω•˘ )
ただし、子どもにとっては、言い訳こそ事実と心の底から思っているケースは多々あります。
言い訳は子どもにとっては事実を伝えている
子どもは、親を欺こうとか企んでいるのではなく、子どもから見た事実を伝えていることが多くあります。
大人から見た「言い訳」も子どもからしたら「事実」であるというギャップがあるのです。
このギャップは親が理解を示し、正すことでしか埋められません。
大人の常識も子どもには通用せず、未経験のことだらけです。
大人であっても、初めてやることは労力がいります。初めての経験することには困惑します。
子どもであれば、初めてことや難しそうなことは躊躇しすぐに放棄したくなるものです。
とはいえ、子どものやったことのないことを躊躇する本能とは別に、本心は別にあるように考えています。
子どもは親に認められたい
どんな子どもでも、本音のところは、お母さんお父さんに褒められたい、というものです。
言い訳をするのも、お母さんお父さんに悪く思われたくないという思いがあるからです。
一時の気分でとってしまった行動を取り繕うために、言い訳することもあります。
正直に話してくれたときに、子どもに感謝するなどして本音で話し合える環境づくりがあるといいです。
また、主体的に行動できたときは、評価する(ほめる)ことも惜しまず言葉にすべきでしょう。
では、今回は以上になります。
何かと「でも...」「けど...」と言い訳をする子どもに対して、まず親の平静を保つ。
観察し傾聴する。子どもの本音を引き出す質問。
子どもの当事者意識を芽生えさせれば、言い訳せず自ら解決策を探り行動できるようになるでしょう。では(^^)/