【試験の時間が足りない…】模擬試験で時間配分力を鍛える方法

こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。

時間がもっとあればできたのに」「時間がなくて後半に焦ってしまった

得点を落とした原因として、こういった理由を挙げることはないでしょうか。

テストの得点を最大化するために、時間配分は欠かせません。今回はテストの試験時間を上手に配分する方法についてです。

【試験の時間が足りない…】模擬試験で時間配分力を鍛える方法

  • 試験で全問正解する圧倒的な学力を目指す

そもそも時間配分を意識しなくても、余裕を持って解き終わり、全て正解できることが最も望ましいです。

本当に力がある人は、どんな状況でも確実に解き終え高得点を取れます。前提として、テストに出題される内容のエキスパートになる志しを持ってほしいです。

とはいえ、多くの人にとって、制限時間内に全問正解は難しいのが現状です。

そこで、試験であれば、合格点を取るために、出来る限り得点を最大化することに主眼を置くべきです。

多くのテストは、得点を取りやすい問題取りにくい問題が混在します。難易度の差が存在します。難易度の易しく自分の解けやすい問題を確実に解くことが高得点のコツとなります。

「時間が足りなくて、全ての問題に触れられず、終わってみたら後半に簡単な問題があった...」こんな失敗はしたくないものです。

そこで、全ての問題を触れるためには、試験時間を上手に配分することが重要です。

得点しやすい問題をいかに正解できるかがカギ

⇒問題全てに触れなければならない

⇒時間配分は必須

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時間配分力は速く解こうとするだけではない

解くスピードは、日頃の勉強で鍛えられます。

  • 勉強の量を積む
  • 時間制限を設定、時間内に問題を解く
  • 効率の良い解き方を体得する

など。内容の理解に加えて、解答スピードを意識して、毎日の勉強に臨むべきです。

本質を理解し「どうやったら速く解答できるか」を追い求めながら学習することは、試験を突破するためには求められます。”学ぶ”ことは”速さ”を追い求めることではないでしょうが、どうしても試験には時間制限がありますので(._.)

試験における時間配分力は、下記の3つの要素を最低限押さえることではないでしょうか。

  • 全体把握+取捨選択+余裕時間
  • 全体把握

試験が始まり、まずテスト全てに目を通して、全体量と問題の”見た目”を把握する。

問題数、ページ数、文章量、資料の数などをあらかじめ把握することで、大問1つにかけられる時間が見通せます。また、全体を見て”先を知る”ことで不安を和らげる効果も期待できます。

  • 取捨選択

テストを解きながら、見切りをつける問題と絶対に外せない問題に分けることです。取捨選択はすぐできることではなく、模擬試験などで経験を積む必要があります。

  • 余裕時間

大問1つにかける時間を見通す際に、必ず余裕時間を設けるべきです。1つ1つの大問を見通しより速く解答できればいいですが、そう簡単にはいきません。時間を余らせて見通すべきです。

また、絶対に外せない問題を見直す時間としても余裕時間を設けるべきです。

この時間配分する力を鍛えるには、模擬試験が最も良い訓練になります。

模擬試験で時間配分力を鍛える方法

模擬試験は本番を想定した試験です。極力”練習”という意識を捨てることが、最高の練習となります。

しかし、実際の試験で得点を最大化するために、巧みな時間配分を出来るように訓練しなければなりません。そこで、本番の試験とは違い1つ工夫をすることをおすすめします。

大問ごとに時間(時刻)をメモしておく

問題用紙の大問の番号の近くに、1つの大問にかかった時間(時刻)を書いておく方法です。

しかし、模擬試験中に1つ1つストップウォッチで時間を計測するわけにはいきません。

そこで、大問番号の近くに解き始めた時刻を書いておくのが良いです。

例えば、11時2分に大問3を解き始めた場合、大問3付近に「1102」に記しておく。

試験終了後に大問から次の大問までの時刻を引き算すれば、おおよそ大問1つにかかった時間が分かります

試験には出題形式があり、問題改変はあるものの、例年構成は似てきます。

問題1つにかかる時間を、模擬試験で正確に把握し検証することはやるべきです。これをすることで、1つにかけられる時間を理解していることで、経過時間を見て捨てるべき判断ができます

「1つの問題に見切りをつけられず、粘り過ぎて、最終的に時間が足りない」状況の改善が期待できるのではないでしょうか。

わざわざこんなメモを残す必要がないと考える人もいるかもしれません。

個人的には「もっと速く解けるようになればいい」だけはなく、「やれることは何でもやる」貪欲さはあってもいいと考えています。

さらに、模擬試験が終えた後に、特に時間がかかってしまった原因を追究することも大事です。

問題を解けるように解き直すのは当然です。加えて、なぜ時間がかかったのかを考える。

単に難易度が非常に高く、大半の受験者が解けなければ、やむを得ないと考えても良いかもしれません。

そうでなかった場合、時間がかかった問題内容が自分の弱点と判別できます

時間がかかった問題を抽出し、その問題に関連する内容をさらに勉強

速く解く方法を模索し練習

  1. 模擬試験で時間をメモ
  2. かかった時間を算出
  3. (時間がかかった)原因分析
  4. 原因に応じた練習

これだけでも、試験の時間を有効に使えることができます。模擬試験を最大限に活用してみてください。

また、なかなか模擬試験を受験できない場合は、過去の試験の問題で代替が可能です。

過去問題集を購入、試験と全く同じ時刻、タイムテーブルで実施。緊張感をもって試験を再現してみてください。

では、今回は以上になります。

極々簡単な方法でしたが、一工夫するだけでも、試験の時間を有効に使えると思います。それでは(^^)/