こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。
今回は内申点を下げてしまう中学生の行動を取り上げます。
授業などで知らず知らずのうちにこんな行動をしていないか注意が必要です。
【中学生】意外とやっている内申を下げる10の行動【評価を下げる】
高校入試に不可欠な内申点は、定期テストだけで決まるものではありません。
普段の授業に臨む姿勢が見られ、先生から評価されています。「主体的に学習に取り組む態度」という観点です。
- 粘り強く学習に取り組む態度(粘り強さ)
- 自ら学習を調整しようという態度(自己調整力)
この2つの側面から評価されることは知っておくべきです。
では、誰しもやってしまう”内申を下げる行動”を見ていきます。
1.友達に勉強を教える
「えっ!?教えちゃダメなの?」と思うかもしれません。これは、適切な時かどうかが重要です。
よくある例を下記に紹介します。
先生が生徒に話をしている最中、友達から「これどうやるの?」と聞かれことはありませんか?親切な人は丁寧に友人に教えてあげることでしょう。
しかし、先生としては、こちらが説明している時に友達同士で”おしゃべり”をしていると認定。
先生の目を見てしっかり話しを聴いていることを示す必要もあるのです。
先生が話をしている時と同様に、発表者の方を向き耳を傾ける必要があります。人が発言している中、発表者とは別の友達に「これ教えてっ」と言われ、良かれと思って教えたら、発表者への配慮がないと認定されます。
子供たち同士で教え合い学び合う”協働学習”を実施する授業もあるでしょう。
しかし、手法は様々あり、ルールがあります。ファシリテーターである先生が進行している最中、ついつい盛り上がって話を続けると、自己調整力に欠けると認定されます。
人に教えるという行為そのものは、自分の言葉で伝えることで頭の中が整理されるため、学びにおいておすすめです。
とはいえ、集団生活の中では適時を見極めることが求められています。
2.学校ワークを答えだけ書いて提出する
学校ワークなどの課題を提出することは多くの学校であるでしょう。
先生は、課題の取り組み方を見て評価を付けます。そこで、事前に答えが配られているような学校ワークの提出は注意が必要です。以下のような学校ワークは低評価になりやすいです。
特に、非常に賢い人は注意が必要です。頭の中でほとんどを思考でき、途中式などの思考過程を一切書かないと「答えを写しているのでは?」と勘違いされます。損ですね(-.-)
採点も実際は、答え合わせをしているのに、赤ペンで○×を書いていない子供もいます。解き直しも別のノートにしっかりやっているのに、提出する学校ワークには何も書いていないから低評価。こんなことには注意です。
3.読みにくい文字を書いている
テストや提出物などの自分の文字は、人が見て読めるような文字でしょうか?
特にテストの採点をしていると、分かっているのに文字が雑なために不正解にせざるを得ない場合は多々あります。もったいない(T_T)
また、提出物に書かれた文字が、読みにくい字を書いていると、しっかり取り組めていないというレッテルを張られてしまいます。
今すぐに美しい文字は誰でもかけることではありません。内申点を下げないために意識することです。
美しくなくても良い、丁寧に書こうとすることで相手に伝わる
雑な文字、癖のある文字、自分がいいと思っている独特な書体、など読み手に配慮に欠ける書き方は修正です。
4.授業中に先生の話を遮る
積極的に授業に参加し、自分の意見を発言する姿勢は、大人になっても求められます。
しかし、他者の話を遮り発言をすることはよろしくない。配慮に欠けると判断されます。
1クラス40名近く生徒がいる中で、一度の多数の生徒が発言しては授業の進行に支障が出ます。聴くときは聴く。聴く力を持てば思いがけない情報も手に入ります(・ω・)ノ
5.授業中に与えられた課題を終え、別のことをする
賢い人は、学校の授業内で与えられた課題を人よりも早く終わらせることができます。
自ずと待ち時間が発生するわけです。「スキマ時間を有効に使おう」と別の宿題や別のページの問題に挑戦していると、指示通りにやっていないと勘違いされます。
先生は「早くできたら○○をしなさい。」と指示することが多いです。課題が提示される前の話に耳を傾けましょう。くれぐれも勝手な行動していると思われないように(・ω・)ノ
※特段指示がないときは... 課題を終えたことを”小声”で伝え、 「○○をやっていてもいいですか」と 控えめに質問してみましょう(^o^) ”大声”で「終わりましたぁー」と 周囲の迷惑をかけないように。
6.友達に物を貸す
物の貸し借りはおすすめできません。トラブルの元になるからです。
消しゴム、ルーズリーフ、シャーペンの芯などのやり取りが非常に多いです。授業を先生にとって借りる方は当然、貸す方に対しても良い印象はありません。
先生が背を向けた瞬間に、席が離れた友達に渡す。ほとんど挙動は把握されています。子供は顔にも出やすいですので。
時間割が違うため、教科書、体育着などの貸し借りが多いです。
しかし、貸した返したのトラブルの原因になります。貸したら、勝手にワークに落書きされていて、それを知らずに提出して低評価なんてことも。
こちらが何も悪くないのに損をすることがありますので避けるべきです。
少しやんちゃな先輩後輩にものを貸そうものなら、まともに戻ってきません。部活の縦のつながりで貸し借りを見られます。
ときには毅然とした態度を示し、断る勇気を持つときも必要です。
7.主張を曲げない
残念ながら協調性は重視されます。
授業内で自分の意見を発言し、延々と折れずに主張し続けると、他者への理解が足りないなどと評価されてしまいます。しかも、正当な意見だったとしてもです( ̄д ̄)
納得のいかないこともあるでしょう。悔しいですが内申点という観点からすると、柔軟に他の意見を取り入れる姿勢を示すことが、かえって高評価につながります。
8.授業のちょっとした遅刻
- 移動教室
- 体育の後の着替え
- 実験の後片付け
- 家庭科の準備の遅れ
など、科目によって、多少のやむを得ない1、2分の遅刻は考えられます。しかし、厳格な先生であれば、容赦なく遅刻扱いとするでしょう。
遅刻した場合、誠意をもって説明することが考えられますが、言い訳と見られる可能性大。特に、2人以上の友達と一緒に遅れると印象は良くありません。
タイムマネジメントをして動くことが大事です。
9.媚びを売る
先生への配慮を示す生徒はいます。どちらかというと女子に多いでしょうか。
逆にマイナスの評価になるかもしれません。先生からしたら、自分より遥か年齢の低い子供に配慮されても「自分のことしっかりやりなさい」としか思えないのです。
自分では媚びを売っているつもりはなくても、内申点を意識して、先生の顔色をうかがう姿は見透かされます。
人の目を気にせず、目の前のことに一生懸命であることがかえって高評価
10.細かい授業ルールを守れない
4月、各科目の授業で授業の約束やルールを確認することは多いです。
これは、先生によってことなり文書化して配布されることもあります。要チェックです(・_・)
- 日付は必ず書く
- 配布されたプリントの管理の仕方
- ノートの細かい書き方
- プリントを糊で貼りつけるルール
- 発表時の聴き方とマナー
- 使用するペンの色
など、先生によっては物凄く細かく決まり事を設定する場合もあります。そして、そのルール通りに出来ない場合は減点。
納得できない非効率なこともあるでしょう。しかしたとえ”くだらないルール”であっても、そのルールを守ると内申が取れるのが現実ですm(_ _)m
自分の意志や考えはしっかり持ちつつ、相手に合わせて”あげる”ぐらいの気持ちを持つと楽になれます。
では、今回は以上になります。
人から評価を受けることに不快に思う中学生は多いでしょうが、内申点が高校受験に欠かせないものに変わりありません。貪欲に点をとっていきましょう。それでは(^^)/
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