【中学生】冬休みにやっておくべきこと【中1・中2生の勉強】

こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。

公立中学に通う中学3年生は、12月は受験直前です。学校の最後の定期テスト(総合テスト)に向けて冬休みは抜かりなく勉強しなければなりません。内申点は、最後の学校のテスト結果によって大きく変わりますし。

一方で、中学1年生と2年生は、少なくとも受験まで1年以上あり、3年生より時間的な余裕はあります。

今回は、中学1年生と2年生が”冬休み”にやっておくべきことを紹介します。

【中学生】冬休みにやっておくべきこと【中1・中2生の勉強】

多くの中学校で冬休みは1~2週間程度でしょう。12月25日前後から1月5日前後ではないでしょうか。

普段の学校にいる時間がなくなり、家にいる時間も増える年末から年始にかけて、ついついだらだらしがちです。

やるべき”ミッション”を設定し、実際にやりきると充実感のある休み期間になるはずです。

1.学校の宿題・課題・補習

1つ目は、学校からの課題です。

冬休みの宿題が提示されることが多くあり、休み明けに提出となる場合が多いです。

学校側としては、冬休み前に勉強した内容に磨きをかけてほしい意図があります。

中1・2で学んだことは、中3の学習内容のベースになります。ベースとなる知識や技能が習得していれば、中3での授業理解もスムーズになるため、勉強での苦労は少なくなります。

学校の宿題はしっかりやることで、中3の学習内容の理解も進む。宿題を通して今までの復習を。

また、学校側から補習を提案される場合は積極的に参加しましょう。休み前に長期欠席などの理由で補習が設定されるケースもあります。

休み明けの「宿題の提出」は、言うまでもなく”内申点”に影響します。きちんとやって期限内に提出することに越したことはないです。

※提出期限を守れない子
中学生で必ずいるのが、
期限内に宿題を出さない子です。
先生の話は聞き逃さず、
メモをとることは必須です!
しっかり勉強しても期限を守れないだけで、
内申点は下がります(+_+)

2.自主的な復習

宿題は学校側から指示される課題です。学校側が大多数の生徒に対して必要と考え設定したものです。

しかし、個人個人で習熟度は異なり、復習を要する箇所も全く違います。一人ひとりに応じて課題が設定されるのなら問題ありませんが、宿題の多くは全員に統一されています。

本来、課題は個人に適した内容であるべきです。最近はスマホやタブレットなどで、個人に合わせて自動的に学習できる”アダプティブラーニング”で実現できます。【ネットで学ぶ】タブレットで勉強は悪か?【アダプティブ・ラーニング】

冬休みは、自分自身の弱点を補強する絶好の機会です。”やらされる”勉強よりも、自分で自分の課題を洗い出し、自分の力で克服しようと試みることが効果的です。

学校の今までの定期テスト(定期考査)、授業内小テストを再テストを。

何をやったら良いか分からなければ、今までのテストを再テストすればいいんです(捨ててないですよね(^▽^;))。

本当に理解し復習されていれば、満点になるはずです。ここでミスをした問題は、理解不足か練習不足と分かります。

そのミスをした箇所に絞って、教科書やワーク、参考書などで重点的に勉強すれば、自分に適した復習が出来ます。

3.休み明けにあるテストの準備

3つ目は、冬休みが終了した後のテストに向けて準備をすることです。

学校が始まれば、部活や宿題、習い事など忙しくなります。

「まだ定期テストの勉強はやらなくていっか」「学校が始まってからでいいや」と考えるのではなく、先んじて手を打つ

特に、多くの公立中学生にとって、学年の最後の定期テスト(学年末テスト)は内申点が決まる最重要テストです。

最終学年の内申点は、高校入試に関わる都道府県がほとんどです。早めに対策を講じることに越したことはありません。

冬休み前までの授業内容の教科書と学校の問題集(ワーク)はやり終える。

テストに向けて、教科書を読んでおくこと学校の問題集(学校ワーク)は1回目解く

ざっとでも構いませんので、冬休み前までの授業内容の全体に目を通しておけば、テスト前で内容の理解がスムーズになります。

※学年末テストの範囲
テスト範囲が学年で習ったことが
全て出題されるケースが多いです。
出題範囲が広い分、いつもの定期テストより
早めのテスト勉強が必要です(^O^)/

4.検定試験の勉強

学校内容の勉強は問題なし。むしろ物足りないぐらい、という人は、冬休み期間は検定の勉強に充ててはどうでしょうか。

  • 英検・漢検・数検
  • TOEICを始めとする語学試験
  • 文章読解・作成能力検定
  • 実用理科技能検定
  • 歴史能力検定
  • 科学検定
  • 日商簿記試験

などなど。学校で習うことを飛び越えて勉強することで、学校の学ぶ9科目とは違う知識や技能が得られます。中学生の教科書でも、学んだことが実社会と関連していることを伝えています。しかし、実感するには物足りないのが現状です。

教科書で満足せず、学ぶことに貪欲に。

また、実社会で役立つ問題解決力を養える教育サービスなどもあります。タブレットを利用したアクティブラーニングの方法【探究・協働学習】ハイレベルな内容を体験したい人はぜひ挑戦してみてください。

https://manabi-skillup.com/?p=581

5.読書

5つ目は読書です。本好きな人には、冬休みのような長期休みはありがたいですよね(^_-)好きな本を好きなだけ読めますので。

好きな本を読むこともいいですが、せっかくの休みですので、普段は手を出さないような種類の本も読んでみるのもありです。

自分では意識していなかった分野に、興味が向く可能性もあります。興味をもつ世界が広がればもっと学校生活は充実します。

図書館だけでなく、最新の本が並ぶ本屋や特定の分野に特化した本屋など行ってみてはどうでしょうか。

https://manabi-skillup.com/?p=2821

6.好きなことをネットで検索する

6つ目は、情報収集です。

好きなことや没頭していること、興味を持っていることは詳しいですか?中学生でもマニアックな知識が豊富な子もいますが、多くの中学生は知らない事がたくさんあります

もっと自分の知識を増やしほしいのです。インターネットに繋がれば、簡単にいろんな情報が手に入ります。自分の知らない事は必ずあるはずです。

今ある知識に満足せず、好きなことはもっともっと知識を深めエキスパートを目指すべきです。たとえ今後活かされそうでない分野でも、この分野なら誰よりも詳しいと言えるようになってほしいです。

大人になり、何が役に立つか分かりません。一生懸命、夢中になってやっていたことが、将来仕事に役立つなんてこともあります。

好きなことは徹底的に追究しよう!

内容は気にせず、追求した”過程”は、どんなことでも生かされる。

7.好きなことに没頭する

好きなことをネットを利用して調べたら、さらに好きなことに没頭することです。

先ほどの延長にはなりますが、知識を得て終わらず、知識を活かして行動することです。

世界のどこかに、好きなことが共通の人はいます。そういったコミュニティがあれば、迷わず飛び込むべきです。自分の生きがいになり、日頃の生活はもっと充実します。集団に入ることで、好きなことはさらに磨かれるでしょう。

好きなことを自分で極め、人と交流する。

8.体験談を聞く

最後8つ目は、親類などの体験などに耳を傾けることです。

冬休みなどの年末年始は、親戚に会う機会も増える時期です。そういった集まりを敬遠するのではなく、むしろ話を聞いてみるのが良いと考えています。

正直、無駄な話とも思える内容もあるでしょう(-_-)zzzただ、自ら尋ねることによって、自分の気になる話題で話が広がることもあります。

進路のこと、仕事のこと、社会のこと、お金のこと、それなりの経験を積んだ人からの話は面白いですし、見識も広がります。

親戚などの大人からの体験は、将来の進路にヒントになる。社会勉強の一種。

では、今回は以上になります。

冬休みをどう過ごすか、参考になれば幸いです。それでは(^^)/