こんにちは、 学ぶことについてまとめているブログです。
ここでは、学ぼうとすることに「やる気がない」と言う子どもへの解決策を提案します。
子どもが自ら学ぼうとする【興味をもつ】
「主体性」という言葉はよく使われます。ここでいう主体性は、ざっくりいうと、子どもが自分から興味を持ち、自分から学ぶことを決めて、自分から学ぼうと行動することです。
子どもが自ら学ぼうとすれば、勝手に成長しまくります(・o・)
子どもが主体性をもつには、まず、子どもが自ら興味をもつことから始まります。
子どもは、経験したことが大人よりも少ないため、そもそも面白いことや楽しいことも知らないことがたくさんです。子どもが「面白そう」「楽しそう」と感じるにはどうしたら良いのでしょうか。
いろいろな提案があると思いますが、教育現場で最も多い成功例は、親(大人)が興味を持つことです。
親が面白がってやっていることは、子どももやりたいと思うのです。例えば、面白そうに本を読んでいる親を見れば子どもは興味を持ちます。面白そうにテレビを見る親を見れば子どもも見たいと思います。
子どもが、最初に他者に興味を持つ対象は親ですので、子どもは親にとっても興味があるんです。親のやっていることはやりたい(*’▽’)
無理やり子どもに興味を持たせようとするのではなく、やるべきは、親が学ぶことに面白がるということです。大人が学ぶことに本気で興味をもって本気で楽しみながら行動する。本当に面白がっていれば子どもはまねをします。
子どもが自らから学ぼうとする【環境づくり】
興味をもった子どもは、徐々に行動し始めます。
同時にやることをおすすめすることが、子どものいる環境を、興味をもったことでいっぱいにさせることです。
興味をもったことに関わるものなどを置いておき、自然と手に取れるようにしておきます。親が子どもにやってほしいことはたくさんありますが、親の子どもへの希望は我慢です。極力子どもにゆだねます。思いもよらないものに興味を持ち、興味をもったことから他の世界へ広がることもあります。
ここで注意することは、子どもの興味を否定しないことです。
興味をもったことは、親も子どもと一緒に大いに興味を持てば、自ら面白そうなことを探す子どもになるはずです。仮に、子どもの興味を否定すると、どんなことにも無関心な子どもになり、あらゆることに「やる気がない」となりかねません。
子どもが自らから学ぼうとする【少しの手助けと少しの制限】
子どもがやりたいと思ったことをとことんやるのがおすすめです。
しかし、自由にしすぎると、飽きくる子が多くいます。子どもは「自由にやってごらん」と言われても何をどうすればよいのかわからず、何もしません。
そこで、興味をもってやっていることに少し制限を加えてみると子どもは面白がります。子どもが具体的な行動を取れるように、 親がルール設定や制限を提案し、手助けすることはかかせません。例えば、子どものやることに対して以下のような工夫をちょっとだけ取り入れてみることで面白がる子どもは多くいます。
- 時間制限を設定してあげる
- 時間を計測して記録して、最高記録を目指させる
- ポイントを付ける
- レベルを設定する、レベルアップ方式
- 回数を記録し、最高記録を目指させる など
ここで注意することは、報酬(ごほうび)を取り入れることです。
報酬を得らるための行動しかやらないようになります。これは、行動すること自体を楽しもうとせず、報酬が発生しないことは自らやらないようになってしまうからです。
どんな子ども「やる気がない」わけではなく、学ぶことは楽しいということを知らないだけです。学ぶことは「やらなければならないこと」という強制ではなく、「楽しい・面白いこと」と思わせるちょっとした親の手助けは子どもの可能性を広げます。