こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。
予習と復習は大事。だから毎日欠かさず全教科必ずやろう!ってできますかね?(=_=)
やりたいことはたくさんあるし、部活は忙しいし。なかなかそこまで勉強時間が取れない。今回は、予習と復習を上手に使い分けることで、忙しい人の「時間がない」を解消できれば幸いです(^_-)
【中学生】成績が上がる人は予習と復習の使い分ける【時間がない時】
クラスの中には、勉強も部活も何でも出来て、みんなから憧れの目で見られている人はいませんか。
十代のうちは、親からの遺伝や与えられた環境が、子供の能力に大きく影響します。小さい頃から様々な経験をしている子は多才であることは確かでしょう。
しかし、遺伝や環境が全てではありません。これから、経験することで能力差は埋めることが出来ます。生まれながらのどうしようもない事情は目をつぶり、自らの行動で逆転しましょう(/ω\)
【前提】成績が上げるには予習も復習も必須
授業の予習も復習は両方やるべき
時間が十分とれる場合は両方やって、どっぷり勉強に浸かりましょう(*^^)v
勉強に接する時間が多い、つまり勉強”量”が多いことは武器になります。特に中学生の段階では、知らないことが多く、知っているだけで多くの人よりも先を行くことが出来ます。
ただし、時間がない人はなかなか全て授業の予習・復習はできません。勉強も部活も遊びも要領良くできている人は、元々の能力もそうですが、予習と復習のコツを心得ているのかもしれません。
”予習に重点を置くべき科目”と”復習に重点を置くべき科目”があるのはご存知でしょうか。
予習型科目と復習型科目で使い分ける
一般に予習中心にすべき科目と復習中心にすべき科目があり、中学生の主要5科目で分けると以下のようになります。
予習型科目⇒英語・国語
復習型科目⇒数学・理科・社会
テスト前は別として、普段どうしても時間が取れない人や普段から勉強できない人は、予習型と復習型で使い分けてみてはどうでしょうか。
【予習型科目】英語・国語の授業前にやっておくべきこと
まず、一般に予習型科目と呼ばれる、英語と国語の授業前に最低限やっておくべきことです。
1つ目は、授業でやる予定のページを読むことです。話の流れの全体像を掴む目的があります。
授業では、話の中身の細かい部分を掘り下げていきます。本文に出てくる新しい文法や表現、筆者の考え、登場人物の感情、などです。
しかし、細かく学んでいると「いったい今何を勉強しているのか?」と分からなくなることがあります。事前に読んでおくことで、全体のどの部分を学んでいるか把握でき、授業内容が腹に落ちやすくなるメリットがあります。
また、音読することはおすすめです。読めない字や単語が明らかになるからです。黙読だと何となく読めない字や単語も流していまいがち。
国語の予習では、分からない言葉の意味、漢字の読みなどを調べメモを。
英語の予習では、知らない単語の意味・読みをメモをする。
国語・英語の成績は、語彙力が圧倒的にものを言います。知っていればその時点で有利。面倒くさがらず辞書を引きましょう。今やスマホ経由でネットに容易につながります。パソコンでもタブレットでもいいので、サクッと調べてしまいましょう(^O^)/
知っていることが増えれば授業が理解しやすく、授業が理解できれば、学校の授業は格段に楽しくなりますよ!
国語であれば古文・漢文、英語であれば全文の日本語訳を。教科書に書かれていることを理解しているかどうかで、勉強の面白さは全然違います。
やや時間がかかるデメリットはあります。本文の下にメモを付け加えるだけでもいいですね(^^)
【予習型科目】予習で気を付けること
ここで、予習をするときに注意を紹介します。
まだ習っていないことを勉強するわけです。初めて見ることを知り、自分ひとりで考え、自分で問題を解決する。この問題解決力が養われるのが、予習最大のメリットです。
とはいえ、労力がいる。大変ですので、難しい問題に直面し解決しようと試みたうえで、無理だった場合、とばしてOKです(^O^)/
知らない事に時間をかけ過ぎると、かえって効率が悪いです。そこで、予習の心構えとして、次のことを意識することも大事です。
「全て完璧にやってやる!」という強い意志はあってほしいですが、そう簡単にはいきません。出来なくて当然です。
予習の時に持つべき意識は「自分が分からない事を知り、それを授業で解決する」という意識です。
「何がわからないか、わからない」多くの人が経験することです。予習することで、これを防止できます。
予習の心得:「完璧主義は効率が悪い、分からないことを明確にする意識を」
では、続いて復習型科目についてです。
【復習型科目】数学・理科・社会は予習しなくていいの?
結論から言うとやった方が良いです。
繰り返しになりますが、時間がない場合、予習は、英語と国語を優先すべきです。
理由としては下記のようになります。
- 数学⇒新しい公式や知識などを知らないと全く解けない事が多い
- 理科⇒実験を通して実体験した後の方が定着する
- 社会⇒知識の背景を授業で知った後の方が定着する
自分ひとりでも勉強はできます。が、授業後の方がかえって効率が良いことが多いため、多忙な人は復習に重点を置いてもOKです(*^^)v
【復習型科目】数学・理科・社会の復習の心得
数学・理科・社会の復習で心がけるべきは「覚えよう、覚えよう、、、」となり過ぎない事です。
授業で習ったことを思い出そうとして、アウトプットすることを心掛けてください。
- 授業で先生が言っていたことを自分で言い換える
- 授業でとったノートを、何も見ずに再現する
このようなことを意識してください。具体的な方法としては、授業で習った内容を今度は自分が人に教えてあげる(言い換え)、授業で書いたノートを真っ白の紙に何も見ずに書けるかやってみる(再現)などがおすすめです。
※おすすめできない復習のやり方 ・授業のノートをもう一度丸写しして覚えようとする。 ⇒「書写」のような単なる作業となり覚えにくい ・問題を解くとき、すぐに答えを見る ⇒「思い出す」行為がある方が定着しやすい
復習の心得:「アウトプットを意識して、話す・書く」
数学の復習でやってしまいがちなのは、きれいな解法で解こうとすることです。
”きれいな解法”とは、やり方ありきで、授業で習った解き方を暗記して当てはめようとすることです。数学の復習はやり方にこだわり過ぎずに、自分の解き方で解く方が数学の力が身につきます。
理科と社会の復習でやってしまいがちなのは、言葉の丸暗記です。例えば、年号と出来事だけ覚えるとか。いわゆる”維持リハーサル”と呼ばれるものです。
言葉だけでなく、出来事の内容、背景、原因、結果、などの様々なことを関連させて勉強した方が覚えやすいです(“精緻化リハーサル“)。
では、今回は以上になります。
予習する科目と復習する科目を使い分け、効率の良い勉強やり方を試してみてください。それでは(^^)/
コメント