こんにちは、「学ぶことは真似ることから」まねこです。
小学生・中学生の中に、「三国志が大好きで中国の特定の歴史に詳しい子供」や「日本の戦国時代が大好きな子供」は身近にいませんか。
また、歴史好きな女性を指す”歴女”という言葉は何年も前から聞かれることです。
漫画やアニメ、小説、ドラマ、映画、ゲームなどで歴史上の人物などを取り上げられることが要因です。
一方で「歴史に全く興味なし」「勉強する気にもならない」といった人がいるのも事実です。
今回は、歴史嫌い・苦手な人にとって、歴史を勉強する手段の1つ紹介します。
【社会の勉強】歴史嫌いを克服する方法【まずやるべきことは?】
そもそも歴史はなぜ勉強するのでしょうか。”歴史嫌い”の人は、歴史を学ぶ目的を知るだけでも、歴史に対する見方が変わるかもしれません。
【社会の勉強】なぜ歴史を学ぶのか?【歴史嫌いを克服】
生きていくうえで「どのような行動をすれば良いか」その手掛かりは過去から知ることが出来ます。
過去の事実を知り、その原因と結果を理解することで、自分達の行動の指針となります。
過去の人類がした同じ過ちを犯さず、先人達が生活を向上してきた方法を知り、今に活かす。そして未来をつくるのです。
自分が生まれた土地の過去の歴史の流れ、世界とのつながりを知ることは、自己理解へとつながります。「自分は何者なのか」を知る手段として歴史を学ぶとも言えます。
自分だけでなく、諸外国のことを知り、自分の国との関わりを知ることで、他国の他者に対する理解と尊重を深めることができます。
グローバル化により、海外の人と生活する機会が増える中で、欠かせない精神です。
身近な地域の歴史を様々な資料を活用して調べ、考え、自分で公正な判断ができる能力を鍛えます。
生きていく中で、たくさんの情報から自分で考察し、それを表現する能力は必須です。
では、歴史が嫌い・苦手な人はまずどのように、勉強すれば良いのでしょうか。
特定の時代のスペシャリストを目指す勉強【歴史嫌いを克服】
一般に中学生であれば、歴史の勉強は日本の「年代や時代区分の表し方」からまず学びます。
その後、歴史を遡り原始時代を学び、時代の流れに沿って学習が進みます。時代の流れは下記の通りです。
西暦 | 時代 |
約12万年前~紀元前14000年 | 旧石器時代 |
紀元前14000年~前10世紀 | 縄文時代 |
紀元前4世紀~3世紀中期 | 弥生時代 |
3世紀中期~7世紀頃 | 古墳時代 |
592年~710年 | 飛鳥時代 |
710年~794年 | 奈良時代 |
794年~1185年 | 平安時代 |
1185年~1333年 | 鎌倉時代 |
1334年~1335年 | 建武の新政 |
1336年~1573年 | 室町時代 |
1336年~1392年 | 南北朝時代 |
1493年~1590年 | 戦国時代 |
1573年~1603年 | 安土桃山時代 |
1603年~1868年 | 江戸時代 |
1868年~1912年 | 明治時代 |
1912年~1926年 | 大正時代 |
1926年~1989年 | 昭和時代 |
1989年~2019年 | 平成時代 |
2019年~ | 令和時代 |
この日本の時代区分を学んでいきますが、歴史嫌いの小・中学生にとって勉強することが多すぎると感じることでしょう(-_-;)
何がどうつながっているのかもさっぱり分からず、やる気をなくす子供も多いです。
そこで提案したいことは、歴史が苦手な人は1つの時代に絞って勉強することです。
上の表で「○○時代」というのは19個もあるので、全部一気勉強しようとしても滅入るだけ。
だったら、1つの時代に絞って深く勉強しようという試みです!
言い換えれば1つの時代のスペシャリストを目指すということです。
1つの時代の専門家になるつもりで、誰よりも詳しくなるよう勉強することで様々なメリットがあります。
1つの時代のスペシャリストになるメリット【歴史嫌いを克服】
1つの時代を極めるには、様々な情報を得る必要があります。情報源を以下に挙げると、
- 教科書
- 資料集
- 問題集
- ワーク
- インターネット
などです。これらを駆使して専門家のようになることを目指します。
まずは教科書を何度も読み込む必要があります。この時点で他の生徒よりも詳しくなれます。さらに問題集やワークを解くことで中学校内容は押さえることができます。
問題を解いた後に、資料集で教科書に載っていないこと、背景、諸説、裏話、語源などを教科書に書き込むなどすると詳しくなれます。
そうすると、詳しくなるにはどのようなことを調べれば良いのか、覚えれば良いのかが、明白になるため、自然と歴史の勉強法が分かってくるのです。
昔と違い、ネットでスマホ・パソコン・タブレットを通して容易に情報を仕入れることも可能です。
スペシャリストになれる環境は整っています。あとは行動するだけ!(・ω・)ノ
1つの時代のスペシャリストになると、自然とその前後も気になるようになります。
人間、詳しくなれば「もっと勉強しよう」となるものです。
”特定の1つの時代の始まるきっかけ”を詳しく知るには、”その前の時代の終わり”を知ってこそです。また、1つの時代の終わった後にどのような時代がやってくるのかを知りたくなります。
1つの時代を極めるには、前後のつながりが必須なのです。
これがどんどん広がっていけば、歴史全体に興味が湧いて勉強も捗ることでしょう。知れば知るほど楽しくなりますよ(^_-)
歴史嫌いであれば、学校の授業は苦痛かもしれません。
しかし、自分が詳しい時代の時は、面白くて仕方がなくなります。なぜなら、1つの時代の押さえるべきことが頭に入っているため、授業の理解が簡単で、新しい知識も覚えやすいからです。
授業で新たに得た知識をどんどんストックし、より専門的になれればもっと歴史の勉強が楽しくなります。
周りよりもよく出来る状況を自覚でき、歴史への苦手意識は消えていくでしょう。
誰よりも詳しいければ、自信につながり、もっとその勉強をしたくなります。1つの時代に限らず、歴史全体のことを、さらに、地理・公民を含めた社会全般のことも頑張れるようになれます。
では、今回は以上になります。
時代を1つだけ、ここから始めてみてください。それでは(^^)/