こんにちは、まねこです。
これから英語学習を始めようと考えている人はいるかと思います。在宅勤務(テレワーク)が増加し、通勤・通学時間の減少から学びの機会を増やそうと考えている人もいるでしょう。
TOEICなどを実施するIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の調査によると、調査した500人のうち23.4%の人が新たに英語学習を始めたいと思っていることが分かっています。(下記参照)
英語学習の定番「TOEIC」のスコアアップに向けて既に勉強している方も多いのではないでしょうか。受験理由は様々で
- 学校や会社で決まりで
- 昇進や入試に向け
- 転職や仕事で必須だから
- スキルアップ・新しい挑戦
など人それぞれの事情があるかと思います。
TOEICは年間約245万人が受ける英語のスコア型検定の最たるものです。こちら(【英語を学ぶ】「TOEIC」とは)で概要を紹介しています。下のグラフは受験者数の推移です。
TOEICにもテストの種類がいくつかありますが、TOEIC L&R(Listening & Reading)Testが圧倒的に受検者が多く挑戦しやすいテストです。
今回は、TOEICに向けた対策法として、「スタディサプリ TOEIC L&R対策コース」でどんな対策ができるか紹介しています。
スタディサプリのTOEIC L&R対策とは【高校生~社会人】
2つのプランと料金
「スタディサプリ TOEIC L&R対策コース」には2つのプランがあります。
プラン | 料金(税抜) | 概要 |
ベーシックプラン |
月額2,980円 | 授業・演習・解説・学習管理など、アプリ1つであらゆるトレーニングが可能。 |
パーソナルコーチプラン | 3か月68,000円 | 上記に加え、担当コーチによる学習プランニングやコーチング、アドバイス、カウンセリング、テキストセットなどあり。 |
※パーソナルコーチプランは、TOEICスコア860点までが対象です。
2つのプランに共通の内容
この「ベーシックプラン」と「パーソナルコーチプラン」に共通して利用できるサービスは下記の内容です。
アプリで解く演習問題などには、TOEICテスト20回分相当が収録されています。
※ディクテーションとは 聞き取った英語をタイピングすること ※シャドーイングとは 聞き取った英語を追いかけて発音すること
大量の問題をアプリ上で解くメリットとして、
の3点が挙げられます。
わざわざテキストやペンなどをカバンから出して勉強しなくても、スマホ1つで十分。通勤・通学はもちろん、紙ベースで勉強し気分転換に寝ころびながら”単語クイズ”をやるなどの使い方もあります。どうしても座りっぱなしはしんどくなるので(*^^)v。トイレの中で、とかもいいと思います。
また、目標や学習日数を達成すると、達成祝いの画面が登場するなど、モチベーションも高まります。自分が前進している感覚を与えてくれます。これ大事です(^^♪【勉強したくなる】ゲーミフィケーション
学習時間管理で頑張りが見える化されることも、学習意欲を高めます。
解くだけではありません。「スタディサプリ」といえば授業動画です。TOEIC満点CMでお馴染みの関先生の授業など、1回3分で要点を押さえられます。忘れていた中学で習う文法も総ざらいできます。
では、ここからは「パーソナルコーチプラン」に限られたサービスを紹介します。
パーソナルコーチプランに限られた内容
ベーシックプランの学習コンテンツに加えて、担当コーチがオンラインで支援することで学習を継続し、3ヶ月(または6ヶ月)といった短期間でのTOEICスコアアップを目指します。具体的には以下の内容が加わります。
過去の実証実験では、平均100点以上スコアがアップし、中には275点アップした利用者もいます。(2017年7月実績)
下記は3か月プログラムの場合の、申し込んでからの3か月の大雑把な流れです。
- 申込み最初・担当コーチの確定
・学習プランの送付
・初回模試
・初回面談 - 1か月目・基礎力の強化(単語、英文法、Part別トレーニング)
・チェックイン面談 - 2か月目・基礎力の強化(単語、英文法、Part別トレーニング)
・中間模試
・中間面談 - 3か月目・応用力の強化
難易度の高い単語、模試結果に基づく弱点克服、実践問題集を用いた演習を行います。
※上記期間を通じてチャットやオンライン面談にて担当コーチが学習をサポートします。
※音声通話もあり 初期の学習方針調整、中間地点の30分面談、 初月に2回実施する15分面談は、 音声通話によるものです。 チャットではニュアンスを伝えづらいこと、 もっと時間をかけて相談したい点を解決できます。
学習プランは1週間単位で調整され、毎週、課題がコーチから送られます。学習したことを報告することにもなっています。若干鬼です(”_”)ただこれだけのことをしてくれるので、サボりがちな意志の弱い人にはいいかもです。
日々チャットを通して疑問を解決したり、プランの遅れを相談したりできます。既に使っている市販の教材などあれば、使用法についても調整がきくようです。
注意したいことは、完全オンラインのコースのため、実際の教室や自習室はないです。学習環境は自分で整える必要があります。
仕事や家事、育児と忙しい日々の中でも、やらざるを得ない状況を作り出してくれるコースとも言えますね( `ー´)ノ
スコアアップの秘訣はわずかな勉強の積み重ね
ベーシックプランはアプリ1つで勉強することになり、TOEICに向けてアプリ1つの勉強で大丈夫か、と懐疑的な人もいるかと思います。
個人的にも、アプリはパート別演習や単語練習などスキマ時間で勉強し、実際のテスト形式の問題は別に解いておくべきかなと。どんな資格試験や受験勉強でも実際のテストを解かないと、問題量に対する時間配分が分かりません。
スタディサプリを提供するリクルートの調査では、TOEICテストを受験した72.1%の人が、目標点数を達成出来なかったことが分かりました。
その原因として、1日あたりの勉強量と準備期間が不十分だったことです。
テストを実際の時間を測りながら解くまとまった勉強時間は必要です。とはいえ、仕事や学校がある平日はまとまった時間の確保は難しい。そこで、平日わずかなスキマ時間の勉強が、TOEICの勉強の肝になるはずです。
平日は毎日スキマ時間に、1日1時間以上の勉強を1か月以上やり続ければ、目標のスコアに届く可能性が高まります。
ちょっとした休憩時間、通勤通学、寝る前などのスキマ学習にスタディサプリは使えそうですね(‘ω’)ノ