こんにちは、まねこです。
2019年10月文部科学省が不登校に関する調査結果を公表しました。
出典;文部科学省 令和元年度 報道発表より
この資料によると、2018年度の不登校の人数と割合が判明しています。
不登校の人数 | 在籍人数 | 不登校の割合 | |
小学校 | 44,841人 | 6,451,187人 | 0.7% |
中学校 | 119,687人 | 3,279,186人 | 3.6% |
高校 | 52,723人 | 3,242,065人 | 1.6% |
中学生の不登校が3.6%と最も高く、およそ1クラスに1人はいる割合です。ちなみに、文科省は「不登校」を以下にように定義づけています。
※文部科学省の「不登校」とは
何らかの心理的、情緒的、身体的、
あるいは社会的要因・背景により、
児童生徒が登校しないあるいは
したくともできない状況にある者。
ただし「病気」や「経済的理由」を除く。
また、学年別の不登校の人数をグラフにまとめたものは下記のようになります。
中2・中3の人数が多く、高校では人数が減ります。高校は義務教育でないため、通う必要がないことも関係していると考えられます。
学校に行かない・行けない理由としては、
- 人との関係(友人、先生、部活動など)
- 生活リズムの乱れ(夜更かしで朝起きれないなど)
- 学習の問題(授業についていけないなど)
- 家庭の問題(親とのトラブルや両親の不仲など)
など、そして、何となく無気力ということも少なくありません。
中には、学校には行けない、ただ、何かを変えなければと思っている人もいるはず。
不登校でも、やりがいのあることに夢中になれて、幸せに生活していくには、どんな行動がいいのか。ちょっとでも参考になれば幸いです。
不登校でも勝てる。やるべき行動とは?【ネットで学べる時代】
不登校の事情は人それぞれです。心身が不安定になってしまう状況を回避することが先決です。1つの場にこだわらず避けようと行動することです。
心身の状態によっては、医療機関に見てもらうい治療に専念した方がいいこともあります。
身体のトラブルが無ければ、次に進む行動をしてほしいです。自分の”生きがい”と出会う行動を4つ紹介します。
1.発信してみる
自分の考えや気持ちを言葉で表現することを勧めます。
特定の人に話せる相手がいれば、直接自分の考えや気持ちを言葉で表現してみることです。
家族、信頼できる教師や保健室の先生、カウンセラーや医療関係者など。この人だったら自分は素になれる、と思える人に表現してみてください。
期待できることは主に3つです。
話をしていると「何がしたいのか」「何が嫌か」「何をやっているときが面白いのか、夢中になれるのはどんなときか」。これらが見えてきます。
また、自分の発した言葉に対して、相手から意見や感想を聞くことで、また新しい考えも生まれ、本当にやりたいことが明確になることが期待できます。
言葉にしたことを、大きめのノートに整理してみるのも、考えが整理できておススメです。
ただし、話す相手などいない、という人の方が多いはずです。
そんなときは、ネットを活用してほしいです。
SNSによる人間関係のトラブルなども耳にします。トラブルとなった原因には足を突っ込まず、別のネットの利用方法を探りましょう。
など、自分の独り言を呟いたり、考えを書きつづることもできます。
個人的には、noteやブログがいいと思います。
twitterは罵詈雑言も多くメンタルがきつくなる。Instagramはキラキラし過ぎて見ててつらい。
言葉を使って文章を書き発信するためには、noteかブログかなと。
注意したいことは、発信すると、内容に対してちょっかいを出す方々がいることです。
まっとうな意見であればいいですが、ボロクソ言ってくる人もいます。
目的は”発信”して考えを整理することです。傷つくコメントや返信などに対して深く考え過ぎない。あるは見ないでOKです。
アウトプットして考えを整理してみよう。
2.外界と接してみる
1つ目と重なる部分もありますが、外の世界にちょっとだけ接してみることです。先ほどの発信してみることで、接することができる人は主に2つ。
- 直接、信頼できる人(学校や習い事など)
- ネットで利用者(noteやブログなど)
これらの誰かと繋がることで、分かってくることもあります。
誰でも必ず自分にしかない才能を持っています。
ただ、気づいていなかったり、まだ磨かれていなかったり。外に少しだけ出てみると、気づかされ、新しいことに挑戦しようと思えるきっかけになるかもしれません。
※アプリやゲームは適切に ネットを利用して人と出会えます。 世間にはいろんな人がいて、 いろんな思惑を思っている人もいます。 そんな心構えを持って利用してください。
また、外に出れるようであれば、図書館に足を運んでみるのもいいです。別世界や新しいことに出会えます。
ネットで十分。と考える人もいますが、1冊の本から得られることはネットよりも濃いと感じます。
人の考えが1冊にまとめられていることや、情報の信憑性の高さなど利点は勧められる点は多いです。
ネットで検索することは、自分の思いつく言葉であったり、興味のあることだったりします。また”おすすめ”として出てくるものは、過去の自分の閲覧・検索したデータに基づいたものです。あるいは、周囲の人が興味を持っていること。
”図書館にあるすべての本を読み切る”という一見無謀とも思える試みは面白いですよ(^O^)/いろんな本と出会って、知らない世界に触れ、挑戦したいことを生み出してみてください。
知らない事はたくさん。楽しいことを見つけに行動!
3.得意なこと1つを極めてみる
やってみることは何でもいいと思います。
本やネットで知って、少しでもやってみたい、と思ったことはすぐに行動してみてください。
あるいは、既に好きなことや得意なことがあれば、とことん突き詰める。できれば周囲はそれを応援してほしいです。
好きなことや得意なことが、周囲より突き抜けていたり、誰もやっていなかったりすれば、価値のあることです。
仕事になったり、人から求められることもあるでしょう。
人から必要とされて、人が集まってくるようなことであれば、間違いなくやっていることが生きがいになります。
やりたいこと1つから始めよう!やるからにはとことん突き詰める。
4.オンライン学習をやってみる
勉強したい、学びたい、と思っている人もいるはず。ネットで簡単に学べます。
学校に通えないけど学びたい人にとっては、オンライン学習や通信教育は強い味方になります。
今いる環境から、新しい環境から自分を変えようと思う人は挑戦してみてください。いくつか紹介します。資料を取り寄せたり、体験したり、いろいろ行動してみてください。
学校では、自分の好きなことだけを極めたいと思っても、バランスよく勉強することを求められることが多い現状です。
1つを突き詰めたいと思う人ほど、利用価値があると言えます。
では、今回は以上になります。それでは(^^)/
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